🏁11¦─1─日本国内で増殖する中国共産党の孔子学院。~No.50No.51No.52 @ 

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 クリストファー・レイFBI長官「中国のスパイ活動は広範囲で長期にわたっている」
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 2018年10月25日 産経新聞「中国、盗聴報道を「フェイクニュース」と否定
 中国外務省の華春瑩(か・しゅんえい)副報道局長は25日の記者会見で、中国がトランプ米大統領の携帯電話を盗聴しているとの米ニューヨーク・タイムズの報道を「フェイク(偽)ニュース」と否定した。「iPhone(アイフォーン)が不安なら(中国通信機器大手)華為技術(ファーウェイ)の携帯電話に切り替えたらいい」と皮肉った。
 華氏は「米側の一部の人たちは全力でアカデミー賞脚本賞を狙っているようだ」と述べ、報道が作り話だと強調。ファーウェイでも不安なら「あらゆる通信設備の使用をやめ、外部との連絡を絶てばいい」と述べた。
 米国で8月に成立した国防権限法はファーウェイについて「中国情報機関と関連がある」と指摘、製品を米政府機関が使うことを禁止している。(共同)」
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 スパイに「貴方はスパイですか?」と聞いて、「はい、スパイです」と答えるバカはいないし、もし「自分はスパイだ」と答えられても素直に信じずむしろウソだと信じたくなるのが日本人である。
 「諜報機関ですか?」と尋ねて、「そうだ」と答える機関・組織・団体はない。
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 2018年11月号 正論「メディア狂想曲 孔子学院〝潜入〟記
 元NHKディレクターは何用あって中国〝宣伝〟機関に?  桂和子&本誌編集部
 NHK番組の『シルクロード』と聞いて、喜多郎さんの異国情緒溢れる音楽や、石坂浩二さんの落ち着いたナレーションを思い出す読者は少なくないだろう。1979年から80年にかけて、NHKと中国中央電視台の『日中共同取材』で製作され、スタッフは中国・西安(かつての長安)を出発、シルクロードを丹念に巡った。日本では80年4月7日から放送され、シルクロードブームの火付け役となったことは記憶に新しい。
 その人気番組で、取材団長を務めた元NHKディレクターによる講座『悠々シルクロード』が今春、東京都内で開かれた。主催したのは、西新宿にある工学院大学孔子学院(高橋惠子院長)だ。
 『孔子学院』は、表向きは『中国政府が中国文化普及の拠点として海外の教育期間内に設置している非営利教育機構』だとされているが、米国では最近、『中国のスパイ活動や中国シンパを増やすために利用している』という懸念が噴出し、閉鎖が相次いでいる。
 わが国の孔子学院に同じよな問題はないのか・・・。日本の行く末が心配な私は、厚いベールに包まれた孔子学院の実態を知りたいという一心で受講することを決めた。ここに見聞きしたまま粛々と書き記していく。
 監視されているかも・・・
 受講生募集にあたり、工学院大学孔子学院のサイトは3月8日に次のような宣伝文を掲載した。
 『シルクロードには、たくさんの魅力があります。4月期はシルクロードを「線」ではなく「点」としてとらえ、そのポイントを最新の研究成果とともにお伝えします。NHK特別番組「シルクロード」の取材団長を務める講師によるリアル感溢れるその世界を、映像とともにお送りします』
 NHKの名物番組と孔子学院の組み合わせに私の好奇心は大いに刺激され、インターネットを通じて早速、受講を申し込んだ。当初は、『孔子学院による受講生の身元チェックは厳しいだろう。保守運動に参加していることを理由に受講を断られるかもしれない』と〝不合格〟も覚悟したが、数日後には受講料の振込用紙が送られてきて、支払いが済むと、受講はあっさり認められた。
 4月に始まったこの講座は、計6回開かれ、私は5月11日から出席した。工学院大学のキャンパスは西新宿の高層ビル内にあるのだが、4階は孔子学院のために開放されていて、廊下には中国旅行を呼びかける数十種類のチラシなどが置かれていた。
 講座の定員は20人だが、実際に出席しているのは5〜10名ほど。ほとんどが60代以上とおぼしき高齢者だった。
 印象に残ったのは、講座が始まる直前に必ずスタッフらしき人物が教室に入ってきて、最後部の席からクラスの様子をうかがっていたことだ。当初は〝お目付役〟のような存在に不安を覚えたが、講座を妨害するような受講生がいないと分かったのか、回を増すごとに教室内に充満していたある種の緊張感は薄れていった。
 ちなみに、私が『監視の目』を感じた場面は他にもあった。図書室内の自動販売機を利用するついでに何気なく本棚を眺めていたところ、事務室から飛び出してきたスタッフから無言の視線を注がれたことは今も忘れない。
 中国の厚遇ぶりに驚く
 講師の元ディレクターは、NHKに入局後、一貫してドキュメンタリー番組の製作を手掛けた凄腕のテレビマン。定年退職後は、京都造形芸術大学教授、南京広播学院客員教授などを歴任した人物だ。
 6月8日の講座では、その元ディレクターが『シルクロード』のビデオを見ながら取材の裏話を語った。制作当時は当然、小型無人飛行機『ドローン』は開発されていない。空からの撮影が必要な時は中国空軍が協力してくれたという。また、これは別の回で聞いた話だが、原子爆弾の実験場に近い地区を取材する際は、中国側のスタッフが特別な軍事地図を使って機密性が高い現場を可能な限り案内してくれたそうだ。元ディレクターは『どこを歩いているのか、全く分からなかった』と当時を振り返った。
 元ディレクターは最近も頻繁に訪中しているようだ。とある展示館の除幕式に招かれた際は、中国側が滞在中の全ての食事代を肩代わりしてくれたと話した。元ディレクターは『(中国側は)除幕式で「シルクロード」の映像を流したかったそうですが、借り入れ費用が高いので、私が個人的に持っている映像を貸してほしかったのです。あちらも計算して私を招待したんですよ』と説明した。
 また、別のイベントに出席する際は、中国側がリムジンで会場まで送ってくれたそうだ。元ディレクターが中国入りすると即、しかるべき人々に伝わるらしく、彼は『中国側が私のパスポート番号を控えているのでしょう。何度も中国に行っていますよね』と話した。その厚遇ぶりから、私は元ディレクターがいかに中国側に信頼されているのかが分かった。
 元ディレクターの語り口はソフトであったが、話の内容は(私の耳には)『中国文化は日本文化よりも優れているんだ』と言わんばかりのように聞こえた。また、ロケ地には、中国によって多くの人が土地を奪われた場所が含まれるにもかかわず、そのことへの言及はほとんどなく、『中国領』であることを当然視しているような語り口が印象に残った。
 ある回で元ディレクターは、井上靖司馬遼太郎平山郁夫喜多郎さんら日本の著名人を挙げ、彼らがいかに西域の砂漠に憧れていたかを強調していたが、私は『憧れていたのは事実かもしれないが、だからといってこの地域に対する中国政府の言い分を鵜呑みにしていたわけでもあるまい』と、自分自身に言い聞かせた。
 訪中しませんか?
 孔子学院の設置には、大学を運営する海外の学校法人と中国教育省傘下の国家漢語国際推進小組弁公室(漢弁)との調印が必要で、海外の学校法人とそのパートナーに指定された中国の大学との共通運営の形を取る。昨年の時点で、世界138ヵ国(地域)に約1,600ヵ所が置かれ(孔子課堂も含む)、最多は米州の735拠点(うち米国に611拠点)。以下、欧州480拠点、アジア219拠点、太洋州120拠点と続く。
 日本では平成17(2005)年、立命館大学内に初めて置かれた。今年4月の時点では工学院大学など14の私大に設置され、その他にも小中高などに『孔子課堂』『孔子学堂』が8ヵ所ある。
 名称に『孔子』と冠しているが、中国では1970年代前半、文化大革命の『批林批孔』運動で孔子儒学が大打撃を受けたことは記憶に新しい。現在の中国政府は世界でも名高い孔子を学院名に付けた方が得だと考えたのだろうか・・・。これは余談だが、日本の孔子学院で『孔子』や『儒学』をテーマにした講座は、私が調べた範囲では確認できなかった。
 私が孔子学院の一連の講座に通った実感したのは、工学院大学の廊下のチラシを見てそれは明らかであるように、孔子学院側がやたらと(留学を含め)訪中を呼びかけていたことだ。
 工学院大学孔子学院長の高橋氏は、長くフリーアナウンサーとして活躍し、2011年から6年間、中国国際放送局に勤務した経験を持つ。その高橋氏は、『悠々シルクロード』とは別の中国映画を題材にした無料講座(5月26日)で、『秋に中国の姉妹校で(工学院大学孔子学院開設10周年の)記念式典があります。北京に旅行へ行き、記念式典にも参加しましょう』と、自らチラシを配布しながら精力的に呼びかけていた。
 また、『悠々シルクロード』のある回では、吉林大学出身の中国人の男性通訳が『中国の政治は変わってきた。文化も日本と似ているから中国に来て下さい』と、受講者に熱心に語りかける姿も目の当たりにした。
 中国では政府の公式見解に沿った歴史観が『絶対』である。観光ガイドもそれに沿った案内を強いられる。まさかと思うが、受講者にしつこく訪中を勧める背景には、日本人の歴史観を中国色に染め、『歴史戦』を優位に進めようという意図でもあるのだろうか?私は1度、講師の元ディレクターから直接、『シルクロードに行きませんか?楽しいですよ』と誘われたが、『お金がないので・・・』とやんわり断っておいた。
 『良いイメージの中国』を強調
 孔子学院には中国の大学へ留学するための奨学金制度があり、私がチェックした日本国内のほとんどの孔子学院がそれを強くアピールしていた。返済金が残る限り、受講者は孔子学院と縁を切ることはできなくなるため、想像力豊かな私は、『返済を免除する代わりに中国のために〝スパイ活動〟を強いられるようなことがあれば怖いな』と心配になった。
 お金について気が付いた特徴は他にもある。若者の受講料をかなり低めに設定しているということだ。工学院大学孔子学院の中国語講座は、一般の受講料が8万円なのに対し、学生は2万円だつた。私が参加した『悠々シルクロード』の受講料も全6回で一般が1万2,000円、学生はわずか3,000円であった。稼ぎが少ない年代への思いやりかもしれないが、若者を中心に〝中国シンパ〟を増やそうとしているという解釈も可能であろう。
 今回の講座で、孔子学院が中国の抑圧的な政治や人権問題に触れることは一切なかった。私には、彼らがNHKの『シルクロード』や中国映画の上映などを通じて日本人の心に残る『良いイメージの中国』を刺激し、わが国で地に落ちた対中好感度をジワジワと上げようとしているように感じた。
 気功法も『良いイメージの中国』の一例だと思うが、武蔵野大学孔子学院で6月に開かれた気功法の講座に参加した時、日本人の受講者が私に『去年、日本の孔子学院の活動状況を知るために中国から気功法の練習風景を撮りにきたんだけど、大して上手でもないのに「いいですね!」「いいですね!」と連呼していたのよね』と教えてくれたことは忘れない。
 中国はこれまで、外交や軍事で日本の力を削ぐべく、対中強硬論の弱体化を念頭に置いた心理戦、世論戦を強化してきた。他国の領海に漁船や公船を頻繁に侵入させるほど、彼らがサラミををスライスするように少しずつ入り込んでくる手法を得意とすることを、我々は決して忘れてはならない。
 『一帯一路』の出先機関
 孔子学院にとって『中国語と中国文化教育の普及』はあくまで〝表の顔〟であり、最近では習近平国家主席肝いりの巨大経済圏構想『一帯一路』の推進にも利用されている。各国の活動状況をチェックすれば、『一帯一路』推進への協力を求められていることは一目瞭然だ。
 ある国の情報機関によると、孔子学院側が世界各地で『一帯一路』を推進する目的で開催した行事は、2015年の7から17年は37に激増(産経新聞4月12日付)。特に目立つのが東欧で、セルビアでは中国語を勉強する小学生や大学生らを対象にした『「一帯一路」・私と中国語の物語』作文コンクリートが、マケドニアポーランドでは『一帯一路』をテーマにした講演会などが開催された。この3ヵ国は『一帯一路』構想の沿線国であり、中国政府が孔子学院を国益のために利用していることは明らかである。
 ちなみに、工学院大学孔子学院が講座で扱ったNHKの『シルクロード』は、中国政府の『一帯一路』で重視する地域が舞台となっている。これは単なる偶然なのだろうか・・・。
 国際社会で影響力を強める孔子学院に関して、特に、中国の覇権強化を警戒する米国で、政治家や知識人が懸念の声を上げ始めている。
 米共和党のルピオ上院議員は3月、孔子学院の活動には中国政府が米国内で影響力を拡大させる狙いが込められていると批判。また、連邦捜査局FBI)のレイ長官も2月、上院情報特別委員会の公聴会で、孔子学院が中国共産党思想の政治宣伝や中国政府のスパイ活動に利用され、『捜査の対象』になっていると明言した。レイ氏はさらに、孔子学院が米国で学ぶ中国人留学生や、中国の民主化に携わる在米中国人の監視にも悪用されたいるとも述べている。
 こうした声に後押しされる形で、米国内では昨年9月にイリノイ大の孔子学院が閉鎖され、今年に入ってからはテキサス農工大と北フロリダ大なども閉鎖を決めた。また、米大学教授協会はすでに各大学に関係断絶を勧告している。
 米議会も腰を上げた。2019会計年度の国防予算の大枠を定める国防権限法(8月成立)では、孔子学院の活動に制約をかける初の措置として、全米の教育機関で実施している外国語教育プログラムの予算が孔子学院に流れるのを国防総省が阻止する条項が盛り込まれた。
 対策は講じられつつあるが、米国内にはいまだ多くの孔子学院が存在しており、危機感が末端まで浸透しているとは言えない。その理由について、シカゴ大学のマーシャル・サーリンズ名誉教授は『経営が厳しい大学にとって、中国人留学生の学費は貴重な収入源だ。孔子学院を拒否して、中国政府の機嫌を損ないたくない』(4月14日付)と答えた。
 日本も警戒を怠るな!
 ここまで孔子学院について縷々書いてきたが、勘違いしてほしくないのは、私は中国語や中国文化を広めるという目的自体を否定する者ではないということだ。私はもともと中国史のファンであり、陳舜臣の長編『十八史略』は3度読んだ。中国政府の操り人形にならない限り、元ディレクターだろうが誰だろうが、経験豊富な講師の話に耳を傾けるのは有意義なことであると考えている。
 だが、それならばなにも中国政府と日本の教育機関が一体化して学院を運営する必要はないではないか。一体化するから米国の孔子学院のように、様々な疑念を呼ぶのだ。
 少子化で大学進学者が減る問題に直面する日本の大学も、米国の大学と同様、『頼みは中国の学生だ。彼らに入学してもらうためにも中国の反発を買いたくない』という弱みを抱えているかもしれない。
 しかし、どんな理由があろうとも、日本の安全な大学運営の犠牲にすることは間違っても許されることではなく、わが国も『万が一』に備え、米国のように、孔子学院への警戒を強めるべきではないだろうか。
 本稿を締めるに際し、日本の政治家や知識人に孔子のこの金言を贈りたい。
 『義を見て為さざるは勇なきなり』」
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 中国共産党は、日本に対して対等関係での善隣友好など求めてはいないし、許す気もなかった。
 中国共産党が目指す「中華の栄光の再興」とは、中華思想による上限関係を維持する華夷秩序である。
 つまり、日本が古代・飛鳥時代から一貫して拒絶した中国を頂点とした中華世界である。
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 江戸時代までの平和は、海の外・中華世界(中国・朝鮮)との友好を拒否し、国交を開かず、物と金の交換はしても人の交流・行き来を拒絶したからである。
 日本文明・文化は、中華文明の中国・文化と朝鮮文化とは似ても似つかないほど違う。
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 中国人は「孫子」で賢くなった。
 日本人は「儒教」で愚かになった。
 東アジア世界で役に立つのは、「孫子」であって「儒教」ではない。
 それは、中華世界の歴史が証明している。
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 日本人は、中国人に比べて、礼儀やマナーそしてモラルは数段上だが、自意識が希薄で思考力が浅い為に見た目以上に愚鈍で、他人をすぐに信用するお人好しであるがゆえに洗脳しやすい人間である。
 その傾向は、高学歴出身知的エリートに強い。
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 誰も、口で言うほど本気で日本国と日本民族の未来など憂いいない。
 優先すべき課題は、自分の事、利益、金儲け、老後だけである。
 政治家は、自分の当選の事だけ。官僚は、出世と天下り先の事だけ。企業家・経営者は、利益・売り上げの事だけ。
 貧乏で悲惨な老後を嫌う人々は、少しでも金が得られる所に群がろうとしている。
 自己責任・自力救済・自助努力で、「沈み行く船(国家)から逃げだすネズミ」の如く、逃げ出せる者は持てるだけの資産を持って安全な国外へと逃げる。
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 日本に最後まで残るのは、ジャポニカ・ジャポンである女性神天照大神を祀る天皇家・皇室のみとなる。
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 少子高齢化による人口激減。若者が減り、老人が増える。
 1人の老人の生活、医療、介護、年金など全ての負担を、1.5人の若者が働いた安給料から強制的に税金として天引きされる。
 そして、重税が貧しい生活をさらに貧しくする悲惨な日本社会。
 金持ち・資産家・富裕層は、日本を脱出する。
 貧困家庭、貧乏人だけが、日本に取り残される日本社会。
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 日本人男子の精子は劣化(老化)し日本人女性の卵子は老化している。
 日本民族の、生殖能力は弱体化し、繁殖能力は衰退し、人口回復は不可能になりつつある。
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 いい日本人が1割、わるい日本人が3割、中間の優柔不断で付和雷同する日本人が6割。
 日本人は、思った以上に冷淡・非情・冷酷で、自分の事しか考えず、他人の事など考えないし気にもしない。
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 中国共産党は、結党以来変わる事がない反日派であり、政党の正統性は日本と戦って勝ったという抗日戦勝利神話にある。
 その証拠が、日本に勝利して日本人を殺せという中国の国歌である。
 中国軍は、敵日派として、自衛隊を殲滅し、日本に核ミサイルを撃ち込み、日本を占領する対日占領戦略を計画している。
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 中国共産党一党独裁体制による中国には、中国共産党が認めない民意・国民世論は存在しない。
 現代中国は、当局による世界一厳しい監視社会である。
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 孔子儒教は、マルクス主義共産主義)にとって水と油の関係で決して交わるところはない。
 マルクス主義共産主義)が、孔子儒教を悪用するするとすれば、中華王朝・中華皇帝への絶対服従だけである。
 つまり、一君独裁体制を一党独裁体制に、絶対服従を中華皇帝から中国共産党指導部に変更する事である。
 ゆえに、中国共産党による一党独裁体制下の現代中国には孔子儒学は存在しない。
 もし、儒学が現代中国に復活すると、易姓革命が起き中国共産党支配は軍事力で打倒され、中国共産党員及び中国軍将校約8,000人は家族もろともに全員が大虐殺される。
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 かつて、日本は北朝鮮と国交を持っていなかったが朝鮮総連北朝鮮出先機関と認めて税制面などで優遇していた。
 1980年頃、北朝鮮は、日本の厚遇を利用し、朝鮮総連を対日謀略拠点として、日本人拉致工作員を職員として送り込んでいた。
 親北朝鮮派日本人は、自覚しないところで日本人拉致に協力させられ、日本人拉致が北朝鮮の犯行であるという報告を悉く否定し、逆に北朝鮮の擁護と朝鮮総連の弁護をおこない、北朝鮮犯行説を世間から消す為に意図的に朝鮮学校差別問題を声高に訴えた。
 その結果、100人規模の日本人が北朝鮮に拉致された。
 北朝鮮を擁護した親北朝鮮派日本人は、拉致事件北朝鮮が認めた事で明るみに出ても、自分たちが行った行為が犯罪幇助であった事を認めず、素知らぬ顔で以前同様の社会的地位を守って生活していた。
 そうした日本人は、大学の教育者やメディアで活躍するコメンテーターに多く、事件発覚後、大学を追放されたりメディアから消えたりとの世間的制裁を受ける事はなかった。
 日本ほど自由な国はない。
 それは、反日中国共産党政府や敵日派の中国軍に対しても同様である。
 日本国内には、中国共産党や中国軍のスパイ・工作員が多数潜入し活動している。
 親中国派日本人を中心とした人権派などは、敵対国家のスパイ・工作員を取り締まる法律成立に猛反対している。
 そうした日本人の多くが、高学歴出身知的エリート達である。
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 日本は、世界的にも諜報戦・謀略戦・情報戦・宣伝戦に最も弱い国である。
 さらに、自己利益の為に国益を無視し、平気で敵対国家・組織・勢力に協力して恥じない日本人が存在する。
 戦後平和教育は、そうした国益否定・公益嫌悪の日本人を量産してきた。
 高学歴になるほどその傾向が強かった。
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 かつて、一部の宗教不信の高学歴出身知的エリートは、オウム真理教の化けの皮を剥がすべくオウムセミナーに参加したが、「ミイラ取りがミイラになる」の如く、逆に洗脳され入信した事があった。
 日本民族日本人には、洗脳されやすいという精神的弱さがある。
 その傾向は、高学歴出身知的エリートに特に強い。
 オウム真理教最高幹部の大半が、高学歴出身知的エリートであった。
 彼らは、ホロコーストを行ったナチス党幹部同様に自己判断能力を失った「大いなる凡庸」でった。
 「大いなる凡庸」の特徴は、人助けに生き甲斐を感ずる好人物、家族を愛する良き家庭人、世間の常識を尊重する律儀な人、などである事である。


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