🀐24¦25¦─1─西川口は、中国人移民が急増し日本人住民が減少して中国化する。~No.71No.72No.73No.74 ・

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 2019年7月14日 msnニュース 東洋経済「日本語NG店も「川口」のディープすぎる街の姿 在留外国人数は全国3位で中国人が最も多い
 新山 勝利
 ©東洋経済オンライン JR西川口駅。駅周辺には中華料理店などが多い(筆者撮影)
 メニューは中国語だけで、日本語や英語表記は見当たらない。店員とのやりとりは基本中国語。片言の日本語や単語で行うが、わからない場合は苦笑いですごされる。この店があるのは中国ではない、埼玉県川口市だ。西川口の駅前を歩くと中華料理店や中国語で書かれた看板が目に入る。
 2019年4月、政府は「改正出入国管理法」を施行、外国人労働者の受け入れが拡大された。新たな在留資格の目的の1つには、深刻な人手不足に対応するための即戦力を受け入れる目的がある。事実上の移民政策の解禁で、日本が大きく舵を切ったといえる。
在留外国人総数は全国の自治体で3位
 そんな中、中国人の急増で大きく変貌した街が埼玉県川口市だ。今では外国人の入居者も増えており、「日本の未来予想図」といっても過言ではないだろう。本稿では埼玉県川口市西川口駅前のチャイナタウン化と外国人比率が5割を超える芝園町の現状についてレポートする。
 川口市の人口は約60万人で、県庁所在地のさいたま市に次ぐ県内2位だ。2018年4月より中核市(県から一部権限が移譲)となった。在留外国人総数は全国の自治体で3位、3万5988人いる。もちろん、埼玉県内でも1位だ。
 川口市の国籍別で住民をまとめると、中国人が圧倒的に多いことがわかる。
1990年代から中国人の住民数が増加
 1962年に公開された映画『キューポラのある街』は川口市が舞台。鋳物の街キューポラ(鉄の溶解戸)が多く見られ、多くの韓国・朝鮮人労働者が働き、在日朝鮮人が帰還問題で悩むシーンも描かれていた。
 1979年当時、韓国・朝鮮の住民数は1910人、中国は86人しかいなかった。それが1993年にそれぞれ2601人、2683人になり中国が追い抜き、2019年には3047人、2万1036人と約7倍の差がついた。この鋭角の右肩上がりの人口増加は、今後も増えていくだろう。
 2004年、埼玉県警が西川口駅周辺を「風俗環境浄化重点推進地区」に指定。最盛期に約200店舗もあった違法性風俗店が摘発され徐々に姿を消した。その後、撤退と入れ替わりに中国系の飲食店、商店が進出した。
 冒頭で紹介した西川口駅近くにある大鍋料理店を訪れた。中国・東北部で食べられている大鍋料理は、東京都内などでもあまり見たことがなく、とても珍しい存在だ。ここに東北部出身の中国人が、故郷の味を求め足しげく通っている。
大鍋は現地から職人を呼んで作った
 これまで、筆者は数回訪れたが、日本人を見かけたのは1組だけだ。来店している人たちの中国語も、東北地方の方言で単語すら理解できずにいた。
 コンクリート製のテーブルに大鍋が埋め込まれているが、わざわざ現地から職人を呼んで作ってもらったそうだ。食後は冷めた頃を見計らって、大鍋を外し洗ってまたはめ込む。
 この大鍋で作る料理を食べるには、4~5人の大人数で行かないと残してしまう。そのため、少人数では最初からあきらめて別料理を頼むが、筆者は何度か1人で食べに行った。
 最初に1人で行ったときにメニューの鍋写真に指をさして頼んだら、「ムリ」と「×」印で手を組み断られた。だが、持参したタッパーを見せたら笑顔に変わり注文ができた。聞いたら、1人鍋は現地でも食べられておらず、分量がわからないのでおいしくないとのこと。
 店でも持ち帰り容器は有料で用意しているが、商売上手ではないのか、店からは言わないそうだ。日本人はあまり来ないが、情報サイトや食レポをブログなどに書いてもらい、少しずつだが増え始めてうれしいと言う。現在は予約で満席の日もあり、2号店「滕記鉄鍋炖」(トウキテツナベドン)を駅前にオープンした。こちらには、日本語のわかる店員が常駐、日本語メニューもある。
 このほかにも、裏路地を歩いてみると、看板に食品が入る店舗がいくつかあり、レストランに食材を卸しているとのことだった。また「日吉物産」は完全に日本語NGで中国語オンリーだが、豚耳や豚足、鶏足など調理済み臓物も販売している。ただし、飲食店やテイクアウトのようにカットしておらず、グラム単位では買えない。販売単位が耳、首、足、アキレス腱の数となる。
 つまり、豚なら2耳、4足あるのでそれを1つずつ、アヒルは1首ずつだ。そのため、耳や足の入ったパレットを指でさし、次に3耳、2足と指で欲しい数を示して取り分けてもらう。
 最初に日本円札で枚数を見せて、ジェスチャーで手を下向きに振れば、その金額範囲内で数を調整してくれる。通常のお店よりは、2、3割安価だ。持ち帰り、自分で食べやすいサイズにカットするのが難点だが、味はまったく変わらない。
 西川口駅前だけでなく、市内で中国化が進んでいるのが川口芝園団地だ。
 川口芝園団地は1978年に入居を開始、JR京浜東北線蕨駅から徒歩8~15分だ。駅は隣の蕨市にあるが、団地の住所は川口市になる。蕨駅は「埼玉都民」のアクセスとしては最適であり、池袋・新宿・渋谷・東京駅など、都心へも30分ほどでアクセスできる。団地から駅まで徒歩に時間差があるのは、大規模な団地で横長に距離があり、15号棟も連なり2400戸超もあるためだ。
外国人比率は5割超
 川口市芝園町は川口芝園団地の9割程の面積を占めるが、2016年にとうとう外国人が日本人の人口を抜き、2019年には外国人比率が54.5%に達した。
 現地や川口市役所などで取材したところ、住んでいる日本人は高齢者が多く、外国人のなかでは中国人比率が60%を超えているそうだ。「中国人が90%」と書いてある記事もあるが、そこまではいないという。
 中国人は子どもの教育に関心が高く熱心だ。実は芝園団地には、日本で生まれたり日本にきたりして中国の言葉を忘れさせないため、子女たちが通う補習校の分校があった。現在は生徒数が多くなり、団地近くに移転した。その補習校自体は関東を中心に10校以上あり、1500人の子どもたちが通っている。ニーズのないところに開校はしないので、これから違う街にも多くの新チャイナタウンが生まれるであろう。
 川口芝園団地自治会は、2018年多文化共生の優秀な事例として、独立行政法人国際交流基金から「地球市民賞」を表彰された。交流イベントの開催、中国語のSNSを活用した情報発信など、自治会の地道な取り組みの結果、中国人の自治会役員も誕生し、共生の意識の根付く活気にあふれる団地が受賞理由だ。
 川口市では2018年度からスタートする「第2次川口市多文化共生指針」を策定。外国人労働者を地域の担い手として受け入れる方針を打ち出した。
 日本の総人口は長期の減少過程に入り、2029年に人口1億2000万人を下回った後も減少を続け、2053年には1億人を割り9924万人となり、いまから45年後の2065年には8808万人になると推計されている(内閣府「令和元年版 高齢社会白書」)。
 そのとき、日本にはどのような多文化、共生がはかられているのであろうか。」
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