💸25¦─1─中国が日本の知的財産や民族文化を無断で模倣し不法海賊版で大金を稼いでいる。〜No.119No.120No.121 * 

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 2017年3月12日 産経ニュース「【河崎真澄のチャイナウオッチ】模倣疑惑の上海「大江戸温泉物語」でハァビバノンノン? 中国客には大人気「訪日旅行の気分」
 昨年12月に上海市郊外の宝山区にオープンした中国側資本による「大江戸温泉物語」のロビー=2月4日(河崎真澄撮影)
 「気持ちいい!」「これはヤバイ!」。露天の五右衛門風呂に飛び込んだ2人の若い中国人の男性が口々に日本語でこう叫んだ。
  (※3月3日にアップされた記事を再掲載しています)
 昨年12月に上海市の郊外にオープンした「大江戸温泉物語」を週末に訪れてみた。日本の同名の運営会社から提携関係を完全に否定され、名称などの無断利用や模倣疑惑が浮上した温浴施設だ。男性2人は中国でも模倣疑惑の報道があったことは知っていたが、「昨秋に家族と箱根の温泉旅館に泊まりに行った。上海でも訪日旅行の気分が味わえるなら最高」と話した。
 上海市内の国際金融センター浦東地区から地下鉄を2回乗り換え、1時間ほどの郊外にある温浴施設。宝山製鉄所で知られる市内北部の宝山区に位置する。春節旧正月)連休が終わって一段落したのか、この日はすんなり入れたが、「週末ならこれまでは2時間から2時間半は並んだ」(地元客)という人気ぶり。
 室内にジャグジーやサウナ、岩盤浴、屋外に広々とした露天風呂、五右衛門風呂がそろっている。シャワーで小用を足したり、湯船でほかの客にしぶきを飛ばしたりする子供は見かけたが、大人の入浴マナーは思ったほど悪くなかった。
 入浴料は大人1人が通常料金で168元(約2800円)と安くない。だが昨年訪日した中国人は前年比28%増の637万人に。可処分所得が増え、日本の温泉文化を体験した中国人が増えたことが温浴施設の人気の背景にありそうだ。
 場内専用の浴衣を着た地元客が、畳敷きの部屋で寝転がりながら漫画本を読んだり、すしや焼き鳥など屋台風の日本食が並ぶレストランで家族連れでくつろいだりする姿を見ると、一般の中国人の間で日本や日本文化に対する認識が好転しているようにもみえる。
 ただ、問題は施設の“模倣疑惑”がなおも晴れていないこと。建物やロゴ、室内の作りは日本の「東京お台場・大江戸温泉物語」にそっくりだが、日本側は昨年12月22日の声明で「中国をはじめとした海外で、弊社と同一の称号の施設の営業に関し一切関係ない」と注意を呼びかけている。
 宝山区の監督当局は産経新聞の取材に対し、「当該の温浴施設に権利侵害など問題があるかどうか、現在も調査中」と回答した。
 他方、上海の温浴施設のマネジャーは、「日本から正式な認可を受け、何も問題はない」と言い切る。運営する「上海江泉酒店管理有限公司」は、日本の「大江戸温泉物語株式会社と2015年11月1日から18年10月31日までの提携契約がある」と主張。日本の「森田満昌代表取締役社長」が調印したとする“公認証明書”まで公開している。
 売店で「くまモン」商品を扱うコーナーでは「熊本県から許諾を受けた」などとする商品委託販売証明書なども掲示し、日本側に真っ向から反発している。
 どこまで証明書が正しいか不明だが、別の新たな疑問も生じている。上海のTNCリサーチ&コンサルティングの呉明憲社長の調べで、上海江泉酒店管理有限公司董事長(会長)として、日本側の「森田満昌代表取締役」と同一の可能性がある「MORITA MITSUMASA」の名が上海市の工商当局に登記されいることが分かった。
 日本の大江戸温泉物語の広報担当は、「(一切関係ないとする)声明以外は回答できない」と確認を避けたが、呉氏は「主張の隔たりは埋まっていない。双方とも明確に説明すべきではないか」と話している。
 中国では過去に、数え切れないほど日本製品やサービスの模倣問題が起きているが、中国の消費者は満足度さえ高ければ、模倣であるかどうかを気にするようすは感じられない。温浴施設をめぐる疑惑は、一段と深まっている。」




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