🎻74:─1─幼稚化・劣化した高学歴出身知的エリートの政治家しか選べない哀れな日本国民。~No.279No.280No.281 

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 関連ブログを6つ立ち上げる。プロフィールに情報。
   ・   ・   {東山道美濃国・百姓の次男・栗山正博}・  
 政治家を選挙で当選させるのは、その国民の知性である。
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 終戦後。マッカーサーは、日本人を12歳の子供と蔑視した。
 現代の日本人は、成長したのか、更に幼稚化したのか。
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 2017年8月18日 産経ニュース「【政界徒然草江崎鉄磨沖縄北方相が「お役所原稿朗読」で謝罪行脚 「数は力」というけれど…問題議員ばかりの二階派
 8月3日、首相官邸で就任の記者会見をする江崎鉄磨沖縄北方担当相。江崎氏は自民党二階派から唯一入閣した(佐藤徳昭撮影)
 第3次安倍晋三第3次改造内閣の発足から4日後の8月7日、東京・永田町の江崎鉄磨沖縄北方担当相(73)の事務所は、初入閣を祝う胡蝶蘭で埋め尽くされていた。秘書は「次々に届いて、もう置き場がない」と困り顔。本来ならこの上ない慶事のはずだが、当の江崎氏本人は謝罪行脚に追われていた。
 「しっかりお役所の原稿を読む。立ち往生より、答弁書の朗読かな」
 江崎氏は初入閣直後の5日、地元の愛知県一宮市で開かれた祝賀会合後に、国会答弁についてこう述べた。担当する北方領土問題に関しても「素人は素人。皆さんのいろんな知恵で色を付けてもらうことが一番大切」と語った。これに対し一部野党やメディアが「国会軽視だ」と猛批判を繰り広げた。
 江崎氏は「原稿朗読」発言の真意について「野党の質問に対し誤った答弁をしないようにするとの意味だった。これからは言葉を選ばないといけない」と釈明した。「素人」発言については「謙遜のつもりだった」と説明した。
 江崎氏は自民党二階派志帥会)に所属している。派閥領袖である二階俊博幹事長(78)を「政治と人生の師」と仰ぎ、平成5年に当時の新生党で初当選して以来、一貫して行動を共にしてきた。ただ、入閣への意欲は皆無で、安倍晋三首相(62)からの打診を一度は固辞し、二階氏の説得によって渋々、受け入れた経緯がある。
 誰に対しても明朗、気さくな人柄で、常に冗舌でもある。それだけに、倒閣を目指す野党やメディアから揚げ足を取られることを危ぶむ声は入閣前からあった。問題となった発言も江崎氏流の冗談交じりのリップサービスだったが、手ぐすねを引いて待つ野党やメディアの格好の餌食となった。
 民進党山井和則国対委員長(55)は「とんでもない暴言だ。そういう姿勢で臨むなら大臣は必要ない」と批判し、首相に更迭を求める考えを示した。テレビのワイドショーも連日、江崎氏の発言を取り上げ、重大事件のように放送している。
 8日の記者会見では、北海道新聞の記者が北方四島の名前を全て挙げるよう要請した。江崎氏は意地の悪いクイズのような質問に対し、4島の名前を答えた上で「小学生の試験やらされとるようだ…」と嘆息した。
 とはいえ、自民党内からも白い目が向けられている。江崎氏は衆院当選6回で、自民党内で60人を超える「入閣待機組」の一人だった。安定を重視し、閣僚経験者を多く再登用した今回の内閣改造での初入閣は、19人の閣僚のうち江崎氏を含めて6人だった。衆院選を挟み、ほとんどが居抜きだった第3次安倍内閣(26年12月発足)をのぞき、第2次安倍内閣以降では最少だった。
 それだけ狭き門だっただけに、入閣できなかった待機組の怨嗟も大きい。岸田派中堅は「二階派が問題を起こすのはこれで何人目だ? 二階氏の監督責任だ」と憤る。
 二階派では、衆院当選7回の平沢勝栄、山本拓両衆院議員、同6回の桜田義孝福井照衆院議員も初入閣待機組に数えられていた。4人は江崎氏と異なり、いずれも他派閥から移籍した「外様」だが、江崎氏には派内からも「やっぱりなという感じだ。大事な閣僚の一枠を…」と恨み節が漏れる。
 実際、二階派から輩出した閣僚はトラブル続きだ。西川公也農林水産相(74)が「政治とカネ」の問題で、今村雅弘前復興相(70)が東日本大震災の被災地をめぐる失言で辞任に追い込まれた。閣僚以外でも、宮崎謙介元衆院議員(36)が「ゲス不倫」で議員辞職し、中川郁子(58)、門博文(52)両衆院議員は週刊誌で「路チュー」写真を報じられるなど、不祥事や失言が相次いでいる。
 二階派は二階氏が幹事長に就任して以降、この1年間で8人のメンバーを増やし、45人の岸田派にあと1人と迫るなど存在感を高めている。「数は力」を信条とする田中角栄元首相に師事した二階氏らしい手腕だが、党内からは「人数を増やすのは結構だが、質にも目を向けてはどうか」と口さがない意見もあがる。
 江崎氏の発言は軽率のそしりを免れない。国民の政治への信頼が揺らぐ中で、新閣僚の失言は厳に慎むべきタイミングだった。内容も野党側が主張するように「国会軽視」と受けとられても仕方のないものだ。
 二階派では、衆院当選7回の平沢勝栄、山本拓両衆院議員、同6回の桜田義孝福井照衆院議員も初入閣待機組に数えられていた。4人は江崎氏と異なり、いずれも他派閥から移籍した「外様」だが、江崎氏には派内からも「やっぱりなという感じだ。大事な閣僚の一枠を…」と恨み節が漏れる。
 実際、二階派から輩出した閣僚はトラブル続きだ。西川公也農林水産相(74)が「政治とカネ」の問題で、今村雅弘前復興相(70)が東日本大震災の被災地をめぐる失言で辞任に追い込まれた。閣僚以外でも、宮崎謙介元衆院議員(36)が「ゲス不倫」で議員辞職し、中川郁子(58)、門博文(52)両衆院議員は週刊誌で「路チュー」写真を報じられるなど、不祥事や失言が相次いでいる。
 二階派は二階氏が幹事長に就任して以降、この1年間で8人のメンバーを増やし、45人の岸田派にあと1人と迫るなど存在感を高めている。「数は力」を信条とする田中角栄元首相に師事した二階氏らしい手腕だが、党内からは「人数を増やすのは結構だが、質にも目を向けてはどうか」と口さがない意見もあがる。
 江崎氏の発言は軽率のそしりを免れない。国民の政治への信頼が揺らぐ中で、新閣僚の失言は厳に慎むべきタイミングだった。内容も野党側が主張するように「国会軽視」と受けとられても仕方のないものだ。」


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  • メディア: 新書