🎹04:─1─昭和初期の軍国日本を作ったのは、私闘のような政争を繰り返した政治家達であった。~No.8 @ 

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   ・   ・   {東山道美濃国・百姓の次男・栗山正博】}・   
 戦前の日本の悲惨は、分別き横暴な軍部の暴走ではなく、くだらない政治家のつまらない政争・政局が原因であった。
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 大正デモクラシーで政党が国情・国益を顧みる事なく目先の政争を繰り返し、院外団に金を与えて政情不安を煽り立て、政治家が私腹を肥やす為に賄賂や横領で腐敗した為に、国民は失望して政治に無関心になった。
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 昭和前期の軍部の台頭の責任は、無意味な政争を繰り返した政党と政治家に原因があった。
 原因は、軍人、軍国主義者、民族主義者ではなかった。
 思慮分別なき直情径行で暴走する右翼に金を与えて煽ったのは、軍人ではなく政治家であった。
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 日本の政治家は、欧米の政治家を真似て主義を口にするが理解せず、それ以上に哲学を持っていなかった。
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 保守、革新、リベラルに関係なく、2000年代から大量生産された○○チルドレンともて囃された政治家は主義を騒ぎ立てるが思想も哲学も影が薄かった。
 政治家の劣化・退化は、救いがたいほどに深化している。
 政治家の幼児化は、日本の歴史が始まって以来の珍事である。
 特に、その兆候は高学歴出身知的エリートの政治家に顕著である。
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 時代は繰り返さないが、似た雰囲気が現れる事がある。

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