🎻84:─1─緊急事態宣言の特措法改正案に反対する政治家と人権派・護憲派。~No.249No.250No.251No.252 ⑱

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   ・   ・   {東山道美濃国・百姓の次男・栗山正博}・ 
 アメリカなど諸外国は、武漢肺炎から自国民の生命と健康を守る為に権利や自由を制限する国家非常事態を宣言した。
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 2020年3月12日 産経新聞「「緊急事態宣言」の特措法改正案、衆院通過 13日成立へ
 新型インフルエンザ等特措法改正法案が賛成多数で可決された衆院本会議=12日午後、国会(春名中撮影)
 新型コロナウイルスの感染拡大に備え「緊急事態宣言」を可能にする新型インフルエンザ等対策特別措置法改正案は12日、衆院本会議で賛成多数で可決され、衆院を通過した。自民、公明の与党に加え、立憲民主党、国民民主党などの野党も賛成した。13日の参院本会議で成立する見通し。
 世界保健機関(WHO)が新型コロナウイルスについてパンデミック(世界的大流行)と表明したが、緊急事態宣言に関して菅義偉(すが・よしひで)官房長官は12日の記者会見で「現時点で直ちに出すような状況にはない」と改めて語った。
 改正案は、平成25年施行の特措法の適用対象に新型コロナウイルス感染症を追加した内容で、政府は適用期間を1年間と想定している。緊急事態が宣言されれば、都道府県知事は外出自粛や学校の休校、人が多く集まる娯楽施設の利用制限などを要請・指示できるほか、業者に対し必要な医薬品や食品といった物資の売り渡し要請なども行える。
 ただ、私権制限を伴うため、政府は専門家の判断を踏まえて慎重に判断する方針だ。」
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 3月17日 産経新聞尖閣周辺に中国船 12日連続
 日本固有の領土である尖閣諸島鈴木健児撮影)
 尖閣諸島沖縄県石垣市)周辺の領海外側にある接続水域で17日、中国海警局の船4隻が航行しているのを海上保安庁の巡視船が確認した。尖閣周辺で中国当局の船が確認されるのは12日連続。
 第11管区海上保安本部(那覇)によると、1隻は機関砲のようなものを搭載。領海に近づかないよう巡視船が警告した。」
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 3月18日18:05 msnニュース 毎日新聞「社民・福島党首、自身の特措法造反に「ガバナンス不足」と釈明
 © 毎日新聞 新型コロナウイルス感染症新型インフルエンザ等対策特別措置法の対象とする改正法案の採決が行われた参院本会議を欠席した社民党福島瑞穂党首の議席=国会内で2020年3月13日、川田雅浩撮影
 社民党福島瑞穂党首は18日の記者会見で、改正新型インフルエンザ等対策特別措置法参院本会議採決を欠席した理由について「同法には問題がある。ギリギリの判断だった」と述べ、反対姿勢を示す意味合いだったことを明らかにした。党の賛成方針に党首が「造反」した形になったことについては「党のガバナンス(統治)をちゃんとやっていきたい」と釈明した。
 福島氏は、改正法に基づく緊急事態宣言による私権制限は避けるべきだとの考えを示し、「私の思いから欠席した」と説明。党として賛成することを党首として了解しながら、採決を欠席したことについては「社民党党議拘束がない。党首としてという立場もあるが、国会議員として、というのもある」と語った。
これに対し、報道陣からは「党首と党の対応が違ってもいいのか」などの質問が続出。福島氏は「ガバナンスに問題があるかもしれないが、社民党の支持者は人権やいろんなことを大事にしていると思う。今後頑張っていく」と理解を求めた。採決当日に欠席理由を明かさなかったことについては「当日説明した方が良かったが、ギリギリの判断だった」と語った。
 党内には、党首自身が「ガバナンス」を乱したことに対する冷ややかな見方が広がっている。ある党幹部は「国会議員が4人しかいないのに、意思統一もできないのかと見られる。党運営や政策の意思決定システムのあり方が重い課題になる」と語った。【浜中慎哉】」
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 3月18日18:31 msnニュース 毎日新「聞山尾衆院議員が立憲離党へ 「私と党の間にギャップ」会派には引き続き所属
 © 毎日新聞 記者会見で立憲民主党に離党届を出したことを発表した山尾志桜里衆院議員=国会内で2020年3月18日午後6時1分、川田雅浩撮影
 山尾志桜里衆院議員(45)=愛知7区=は18日、国会内で記者会見を開き、立憲民主党に離党届を提出したことを明らかにした。無所属で活動するが、立憲などの野党統一会派には残るという。
 山尾氏は会見で「国会での議論、立憲主義、民主主義に対する考え方、理解が私と党でずいぶんギャップがある」と理由を説明した。一方、立憲の福山哲郎幹事長は同日、ツイッターに「強く慰留した。党にとって議会にとって、必要不可欠で大切な存在であり、認めないし、(離党届は)受理できない」と書き込んだ。
山尾氏は、新型コロナウイルス感染症を対象に加える改正新型インフルエンザ等対策特別措置法への対応を巡り、改正法に賛成を決めた党執行部と対立。12日に行われた衆院本会議の採決で反対した。山尾氏は当選3回。【野間口陽】」
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 3月19日 産経新聞尖閣周辺に中国船 14日連続
 沖縄県尖閣諸島。手前から南小島、北小島、魚釣島
 沖縄県尖閣諸島周辺の領海外側にある接続水域で19日、中国海警局の船3隻が航行しているのを海上保安庁の巡視船が確認した。尖閣周辺で中国当局の船が確認されるのは14日連続。
 第11管区海上保安本部(那覇)によると、1隻は機関砲のようなものを搭載。領海に近づかないよう巡視船が警告した。」
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 3月20日 産経新聞尖閣諸島周辺に中国船4隻 海保、15日連続で確認
 沖縄県尖閣諸島周辺の領海外側にある接続水域で20日、中国海警局の船4隻が航行しているのを海上保安庁の巡視船が確認した。尖閣周辺で中国当局の船が確認されるのは15日連続。
 第11管区海上保安本部(那覇)によると、1隻は機関砲のようなものを搭載。領海に近づかないよう巡視船が警告した。」
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 3月15日 産経新聞「【正論4月号】あまりにひどい国会の体たらく 産経新聞政治部編集委員論説委員 阿比留瑠比
 安倍晋三首相(右)へ質問する立憲民主党辻元清美幹事長代行(左)=2月12日午後、国会・衆院第1委員室(春名中撮影)
 ※この記事は、月刊「正論4月号」から転載しました。ご購入はこちらへ。
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 国会とは何か。
 手元の辞書によると、国権の最高機関で、国の唯一の立法機関とある。ちなみに国権は国家権力、国の統治権のことを指す。民主主義国としてわが国が存続し、さらに発展していくために、必要不可欠の存在であるのは言うまでもない。
 ところが、われわれが現在、テレビの国会中継やニュースで目撃している国会の風景はどうだろうか。野党の質問では新型コロナウイルスの感染拡大など論じられるべき喫緊の重要事項はおざなりにされ、ひたすら安倍晋三政権への難癖、嫌がらせ、揚げ足取りばかりが目立つ。そして政府・与党側も、それを上手くいなすことができないでいる。
 こんな学級崩壊状態で、いじめが蔓延するような国会なんていらないのではないか。
 国会審議は本当に必要なのか。野党は何のために存在しているのか--といった民主主義の根幹を揺るがしかねない深刻な疑問すら湧く。
 さらにマスコミが、物事の優先順位と事の軽重を無視して野党のピント外れの追及の背中を押すのである。例えば、朝日新聞は2月13日付の社説「荒涼たる国会 安倍首相の責任は重い」で、安倍首相をはじめ政府側が悪いかのように一方的に断罪していた。
 「安倍首相の居丈高な反論やヤジ、しどろもどろの閣僚答弁…。建設的な議論を通じて、よりよい結論を導きだす。そんな『言論の府』のあるべき姿からほど遠い光景が続いていることに暗然とする」
 「批判を受け止める懐の深さや、説得力のある言葉と論理で対抗しようという冷静さは感じられない」
 安倍首相のヤジとは、立憲民主党辻元清美幹事長代行による12日の衆院予算委員会での質問に対するものである。十年一日のように「桜を見る会」や森友・加計学園問題への官僚の対応を取り上げた辻元氏に、安倍首相は質問終了後、閣僚席からこんなヤジを吐き捨てた。
 「意味のない質問だよ」
 確かに、一国の首相が自らヤジを飛ばすことには、与党内にも自制を求める声がある。一般論で言えば、ヤジなどないに越したことはない。だが国会の実態は、テレビのマイクは必ずしも音を拾っていないものの、首相や閣僚の答弁中、野党議員のヤジで答弁が聞こえないことも少なくない。
 国民の生命を守るための新型コロナウイルスへの対応や、それに伴う経済的損失への対策、世界情勢の分析など目の前の重要課題を処理しなければならないときに、国会に長時間拘束されて不要不急のいいがかりのような質問に煩わされているトップが、その無意味さを指摘したくなるのも無理はないといえる。
 また、質疑では辻元氏の方が先にヤジっていたが、それは不問に付されているのもおかしい。朝日の社説は次のように締めくくっているにもかかわらず、辻元氏のヤジには触れていない。
 「言論の府にふさわしい論戦を実現する責任に与党も野党もない」
 実際、辻元氏の次の発言は聞いていて品性の欠片も朝日の言う論理も感じなかった。
 「総理、最後に申し上げます。鯛は頭から腐るという言葉をご存じですか。これは英語とかロシア語でもあるんですよ。死んだ魚の鮮度は頭の状態から判断できる。したがって、社会、国、企業などの上層部が腐敗していると残りもすぐに腐っていく。総理が桜とか加計とか森友とか疑惑まみれって言われているから、それに引きずられるように官僚に示しがつかない。(中略)子供の教育にも悪いです。(中略)ここまで来たら、原因は鯛の頭。頭を変えるしかないんじゃないですか。(中略)そろそろ総理自身の幕引きだということを申し上げます」
 つまり安倍首相のことを、根拠も示さずに腐っていると面罵したわけである。これが国会の質問だといえるだろうか。いや、言葉の暴力であり人権侵害ではないか。
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 ※続きは月刊「正論4月号」でお読みください。ご購入はこちらへ。」
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