🎷43:─1─歴史は繰り返す。中・ロ・韓・朝による対日包囲網。 ~No.174No.175No.176No.177 ㊶ 

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 関連ブログを6つ立ち上げる。プロフィールに情報。
   ・   ・   {東山道美濃国・百姓の次男・栗山正博}・     
 ロシアは、アメリカが認めたヤルタ極東密約に従い、戦勝国(国連常任理事国)の権利として、日本人大虐殺(主に女性や子供)して奪った北方領土4島を不法武力占領している。
 中国共産党は、尖閣諸島・沖縄、沖ノ鳥島、北海道を強奪しようとしている。
 韓国は、日本人漁師を射殺・監禁・拷問した上で、竹島を強奪し、対馬を狙っている。
 北朝鮮は、日本人を拉致し帰還させないどころか、中国とロシア同様に核ミサイルの照準を日本にあわせている。
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 2021年2月26日 産経新聞「ロシア、北方領土で軍事演習開始
 プーチン露大統領(AP)
 極東地域を管轄するロシア軍の東部軍管区は26日、ロシアが不法占拠する北方領土の国後(くなしり)島と択捉(えとろふ)島で射撃・砲撃部隊による軍事演習を開始したと発表した。
 発表によると、演習には1000人以上の将兵と、艦船や航空機、ヘリコプターなど300を超す兵器が参加。敵が無人機や電波などを妨害する電子戦装備を活用したとの想定で、部隊の運用法を訓練したという。
 北方領土をめぐってロシアは近年、日本の抗議を無視する形で、新型の主力戦車や地対艦ミサイルの配備といった軍備の増強を進めているほか、軍事演習も頻繁に実施。今月にも日本の防衛省の分析で、ロシアが北方領土に最新の電子戦装備を配備していたことが判明している。(小野田雄一)」
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 「戦争を知らない世代が体制を占めると戦争が起きる」とは、ウソである。
 戦争が起きるのは、軍隊を嫌い軍事が理解できない平和主義者が増えた時である。
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 日本にとって、アメリカは同盟国であり、イギリスは友好国である。
 国の基本方針として強く望んだのは、人権重視・国際法遵守・人種差別反対・戦争不同意・親ユダヤ派の昭和天皇であった。
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 キリスト教朝鮮人テロリストや日本人共産主義テロリストは、天皇や皇族を惨殺する為につけ狙っていた。
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 現代日本人は、歴史力・伝統力・文化力・宗教力がない。
 如何に、現代日本人が幕末から日露戦争までを知りたいと思って多くの本を読み、多くの人の話を聞いても、歴史はおろこか現実・事実を理解する事はない。
 その傾向は、戦後民主主義教育を受けた戦中派と戦後派の高学歴な知的エリートや進歩的インテリに強い。
 しょせんは、彼らにとって日本民族の歴史とは、馬の耳に念仏、犬に論語、兎に祭文、学校教育でテストの点数を取るだけの暗記モノに過ぎない、無価値で無意味なものである。
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 現代の日本人は、自分が安心して見られる読める時代劇は好きだが、自分が不快になる有りの儘の現実・事実に基ずく歴史は嫌いで見たくもないし知りたくもない。
 都合の悪い現実・事実に基ずく歴史は、全て歴史の闇の中に葬っている。
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 歴史の事実として、日本にとって中国・朝鮮・ロシアは敵であって友好国ではなく、日本人にとって中国人・朝鮮人・ロシア人は友・友人・親友・戦友そして知人ではない。
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 天皇・皇族が公式に招聘されても絶対に訪問してはならない国が、中国共産党政府、韓国・北朝鮮、ロシアの4ヵ国である。
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 戦後民主主義世代の高学歴な知的エリートや進歩的インテリで、彼らは「昭和天皇肖像画写真を焼き灰を踏みつける」映像を「表現の自由」として公開したアイチトリエンナーレ2019を開催した。
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 日本人の中にいる、親中国派・媚中派、親韓国派・親北朝鮮派、新ロシア派である。
 日本は、国内外に多くの敵を抱えている。
 左翼・左派・ネットサハ、反米派・反安保派・反米軍基地、反自衛隊派、護憲派人権派反戦平和団体、過激派、反天皇反日的日本人・・・。
 彼らは、ソ連(ロシア人共産主義者)・中国共産党から反天皇反日本活動資金をえ、在日の韓国人や朝鮮人の協力を得ていた。
 国防より政局・政争にしか興味も関心もない、リベラル派・革新派そして一部の保守派やメディア・報道機関、教育者・学者、弁護士、市民活動家。
 彼らは、昔の下級武士(足軽・小物)、庶民(百姓・町人・職人)、賤民(下人・非人・穢多・乞食・浮浪者)、部落民マタギ・海女)、芸能の民(歌舞伎役者・旅芸人・曲芸師・手品師・傀儡師)、任侠の徒(鳶職・魚河岸・馬飼・人足・人夫)、異能の民(修験者・占い師・乞食坊主・サンガ)、異形の民(障害者・身障者)、その他弱き者達とは無関係である。
 外国と戦争をしても天皇と国を守ろうとした尊皇派・勤皇の志士、天皇主義者、民族主義者、軍国主義者は、強い信仰心を持った、学がなく貧しく身分低い下層民・貧困層・下級階級に多かった。
 ただし、現代の右翼・右派・ネットウヨク、保守派とは無関係である。
 戦争をする覚悟がない現代日本人には、幕末、明治維新、近代化を論ずる資格はない、まして尊皇派・勤皇の志士のテロリストを批評・批判・非難する資格はない
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 日本国籍を持っていても帰化人と渡来人は違う。
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 昔の日本人と現代の日本人は別人のような日本人である。
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 現代日本人は、武士ではなく、武士道の素養もなく、まして武士道・士道など持っていない。
 武士道・士道は、現代の日本人にとって豚に真珠、猫に小判である。
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 3月15日 産経新聞「2プラス2 中国、「持久戦」の構えで米国の覇権に対峙する習指導部
 記者会見する中国外務省の趙立堅副報道局長(共同)
 【北京=三塚聖平】米国が日韓との2プラス2で対中連携を強める一方、中国は18日に米アラスカで予定されるバイデン政権下で初の米中外交トップによる直接会談で関係改善を働きかけ、日米韓の連携にくさびを打ち込む考えだ。
 外交トップの会談は中国外交担当トップの楊潔チ(よう・けつち)共産党政治局員とブリンケン米国務長官らが行う。中国外務省の趙立堅(ちょう・りつけん)報道官は12日の記者会見で、会談では「協力に焦点をあて、不一致をコントロールし、中米関係を安定して発展させることを望む」と呼び掛けた。同時に「主権や安全、発展の利益を断固守り抜く」と強く牽制(けんせい)した。
 中国外交学院の王帆(おう・はん)副院長は、同会談について「中国は断じて、核心的利益を犠牲にしない」と15日付の中国紙への寄稿で強調した。中国側は核心的利益である香港問題などで譲歩する考えがないことを明確にする方針だ。
 その一方で、習近平指導部としては当面、米国との全面対立を避けるため協力を模索する。習指導部は「持久戦」という言葉を使い、中長期的な戦略で米国の覇権争いを有利に進める意図を鮮明にしている。
 軍の制服組トップ、許其亮(きょ・きりょう)中央軍事委員会副主席は今月の全国人民代表大会全人代)の会議で「トゥキディデスの罠(わな)」に言及したと香港紙が伝えている。これは新興大国が既存覇権国を脅かすことで戦争が起きるという理論。米国との衝突が念頭にあるのは明白で、許氏は軍の近代化を急ぐと表明している。」
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 3月19日07:11 産経新聞「米中外交トップ会談始まる ブリンケン国務長官「中国はルールに基づく秩序脅かす」と警告
 直接会談に臨み、発言するブリンケン米国務長官(右)。それを聞く楊潔チ共産党政治局員(左端)と王毅国務委員兼外相(左から2番目)=18日、アラスカ州アンカレジ(ロイター)
 【ワシントン=黒瀬悦成】バイデン米政権の外交・安全保障政策を主導するブリンケン国務長官とサリバン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は18日(日本時間19日午前)、中国の外交担当トップの楊潔●(=簾の广を厂に、兼を虎に)(よう・けつち)共産党政治局員、王毅国務委員兼外相と米アラスカ州アンカレジで初の直接会談に入った。
 ブリンケン氏は会談の冒頭、新疆ウイグル自治区での人権侵害や香港での民主派弾圧、台湾情勢、米国に対するサイバー攻撃や同盟諸国に対する経済的威迫などを議題として提起すると述べ、「中国による一連の行動は、世界の安定維持の役割を果たす『ルールに基づく秩序』を脅かしている」と批判した。
 また、「ルールに基づく秩序に代わるものは『力の正義』や『勝者総取り』の世界であり、世の中ははるかに暴力で不安定となる」と警告した上で、米国が民主主義諸国・地域を主導し国際秩序の強化に関与していくと表明した。
 これに対し楊氏は、米中両国は「世界の平和と安定に対する重大な責任がある。気候変動問題と経済回復は共通の関心事項だ」としつつ、「米国には米国の、中国には中国の様式の民主主義がある」と主張。また、ウイグルや香港、台湾は「内政問題だ」として米国が介入するのを強く牽制(けんせい)した。
 楊氏は、米国が「冷戦時代の思考」から脱却すべきだとも語るなど、最初から激しい言葉の応酬が展開された。
 バイデン米政権発足後、米中外交トップによる直接会談は初めて。会談は2日間にわたり行われ、共同声明は発表されない見通しだ。
 中国は、今回の会談を1月の米政権交代を受けた新たな「戦略的対話」と位置づけ、対米関係の改善につなげたい考えだ。
 一方、ブリンケン氏は中国との関係を「21世紀における最大の地政学的な試練」と見なし、同盟諸国と連携して中国に厳しい態度で臨む立場を堅持する。会談も今回の「1回限り」との認識で、米中間の隔たりが改めて浮き彫りとなった。
 ブリンケン氏は15~18日の日韓歴訪や、先の日米とオーストラリア、インドの4カ国(通称クアッド)によるオンライン首脳会合の成果を踏まえ、中国への圧力を強めていく方針だ。」
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 3月19日12:30 産経新聞「米中会談、公開で非難の応酬1時間 異例の舌戦で幕開け
 18日、米アンカレジで中国側と会談するブリンケン米国務長官(右から2人目)とサリバン大統領補佐官(右端)ら(AP)
 「中国の問題を取り上げる責務を感じている」「米国に言う資格はない」。米アンカレジで18日(日本時間19日)に開かれた米中外交トップによる初の直接会談は、公開の場で1時間以上互いを非難し合う異例の舌戦で幕を開けた。
 米メディアなどによると、ブリンケン米国務長官は一部メディアに公開された会談の冒頭、事前の宣言通り、中国による新疆ウイグル自治区の人権侵害や香港の統制強化などへの「深刻な懸念」を表明した。
 対する中国の外交担当トップの楊潔●(=簾の广を厂に、兼を虎に)・共産党政治局員は15分以上にわたり米国の黒人差別問題を批判。「多くの米国民は米国の民主主義を信頼していない」とまくし立て、米国による中国への「内政干渉」を批判した。ブリンケン氏は米中双方の冒頭発言後、会場を出ようとするメディアに「ちょっと待ってくれ」と言って制止。中国への懸念を再び強調した。(共同)」
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 3月22日23:39 産経新聞「露外相が訪中 米陣営の結束にらみ対抗
 22日、中国・桂林で会談した王毅国務委員兼外相(右)とロシアのラブロフ外相(タス=共同)
 【上海=三塚聖平、モスクワ=小野田雄一】ロシアのラブロフ外相は22日、中国を訪問した。中国の王毅(おう・き)国務委員兼外相と会談し、対米共闘に向けて関係強化を進める。米国が、対中国で同盟国と結束を深めていることに対抗する。
 中国外務省の華春瑩(か・しゅんえい)報道官は22日の記者会見で「両国関係や世界や地域の問題に関する協力について深く意思疎通する」と述べた。18、19両日に行われた米中外交トップによる初の直接会談についても結果を共有するとみられる。ラブロフ氏は23日まで滞在。その後、韓国を訪問する。
 対中国をにらんで同盟国などとの連携を進めるバイデン米政権に対し、中国はロシアとの関係を深める構えだ。華東師範大学国際関係・地域発展研究院の劉軍院長は、中露の団結が「米国の覇権を牽制(けんせい)する重要な力になるだろう」との見方を中国紙への寄稿で示す。
 ロシアにも、対立する米国や欧州を牽制する狙いがある。ロシアは反体制派指導者、ナワリヌイ氏の拘束・収監問題や同氏拘束に抗議したデモの弾圧をめぐり欧米側から追加制裁を発動された。バイデン米大統領プーチン露大統領について「人殺し」との認識を示すなど、米国との相克はいっそう深まっている。
 ロシアにとって中国は最大の貿易相手国だが、新型コロナウイルス禍により昨年の中露の貿易額は前年比で2・9%減少。経済低迷が続くロシアは対中国貿易の再活性化に向けた道筋もつけたい考えだ。」
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 3月23日07:06 産経新聞「中国の王毅外相、中東歴訪へ イランなど6カ国
 中国の王毅国務委員兼外相=2月22日、北京(共同)
 22日の新華社電によると、中国の王毅国務委員兼外相は24~30日の日程でサウジアラビア、トルコ、イラン、アラブ首長国連邦(UAE)、バーレーンオマーンを訪問する。
 イランでは米政権によるイラン制裁に反対する立場を伝え、イラン核合意の立て直しを働きかけるとみられる。(共同)」
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 3月23日22:13 産経新聞「中国、露や北と連携 ウイグルめぐる欧米の圧力に対抗
 23日、中国広西チワン族自治区桂林で、握手を交わす王毅国務委員兼外相(右)とロシアのラブロフ外相(ロシア外務省提供・タス=共同)
 【上海=三塚聖平】中国の新疆(しんきょう)ウイグル自治区でのイスラム教徒少数民族に対する人権侵害の問題をめぐり、中国と欧米諸国との亀裂が鮮明になっている。欧州連合(EU)が中国政府当局者らへの制裁を発表したことに対し、中国は「内政干渉」と猛反発し、すぐさま対抗措置に打って出た。中国は、ロシアや北朝鮮といった友好国に接近し、高まる米欧の圧力に対抗する構えも見せている。
 中国外務省は22日夜、EUが対中制裁の発動を決めたことを受けるとすぐ、対抗措置としてEU当局者ら10人と4団体に制裁を科すと発表した。中国共産党機関紙、人民日報系の環球時報は23日付の社説で「いかなる中国の利益侵害や内政干渉の行為も、断固たる報復を受ける。相手が誰であろうと、少しの例外もない」と強調した。
 EUによる対中制裁は、前身機構による1989年の天安門事件を受けた武器輸出禁止以来、初めてだった。天安門事件当時、米欧による制裁を受けて中国は経済的にも大きな打撃を受けているが、今回も強権統治が米欧との軋轢(あつれき)を生むこととなった。
 今後、欧米とのさらなる関係悪化につながりそうなのが香港情勢だ。今月29日から30日に、全国人民代表大会全人代)の常務委員会の会議が開かれることが決まった。11日に閉幕した全人代で採択した香港の選挙制度見直しに関する決定を受け、具体的な改正作業に着手することになっている。香港の民主派を完全に排除する選挙制度導入に向けた作業が中央主導で進められるため、欧米各国による批判を招くのは必至だ。
 中国は欧米からの圧力に対抗するため、伝統的な友好国であるロシア、北朝鮮の3カ国で連携を深める姿勢を見せている。
 中国の王毅国務委員兼外相は22日、中国南部の広西チワン族自治区桂林でロシアのラブロフ外相と会談した。中国側の発表によると、両外相は「米国は、一方的ないじめ行為や、他国の内政への干渉をやめるべきだ」との考えを一致して表明している。
 また、習近平国家主席は22日、北朝鮮金正恩朝鮮労働党総書記とメッセージを交換したと報じられた。習氏は「朝鮮半島問題の政治的解決の方向を堅持し、半島の平和と半島を守りたい」と強調し、両者は両国関係をさらに発展させる方針を確認した。」
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 3月25日21:07 産経新聞「露、韓国引き込み狙う 外相会談「6カ国」再開支持
 25日、ソウルで会談するロシアのラブロフ外相(左)と韓国の鄭義溶外相(共同)
 【ソウル=桜井紀雄】ロシアのラブロフ外相と韓国の鄭義溶(チョン・ウィヨン)外相は25日、ソウルで会談し、弾道ミサイルを発射した北朝鮮をめぐる情勢について協議した。会談後の共同記者会見でラブロフ氏は、米朝韓に中露や日本も加わる6カ国協議を念頭に「全ての関係国による交渉プロセスの早期再開」に支持を表明した。
 バイデン米政権と中露との対立が深まる中、韓国の文在寅ムン・ジェイン)大統領が熱心に模索する北朝鮮との対話再開を積極的に支持することで、中露陣営に韓国を引き込もうとする思惑もにじむ。
 ラブロフ氏は、新型コロナウイルスのロシア製ワクチンを韓国企業が受注生産していることを挙げ、両国の協力が「模範事例になっている」と評価。ロシアにとって韓国は「アジア太平洋地域において重要で、潜在力が大きなパートナーだ」とたたえた。文政権が重視する防疫分野の協力を持ち出して結び付きの強さを誇示した形だ。
 ラブロフ氏は朝鮮半島情勢をめぐり、「全ての関係国が軍拡競争を放棄する」必要性も強調した。ミサイル発射を再開した北朝鮮だけでなく、それと対峙(たいじ)するバイデン政権も牽制(けんせい)したといえる。会談に先立つ韓国記者団の取材では、日米のインド太平洋戦略について「特定国家の抑制が目的」だとし、対中国包囲網の構築を批判した。
 ラブロフ氏は、訪韓前の中国訪問で王毅国務委員兼外相と、米国を念頭に「人権問題を口実にした他国の内政への干渉」に反対する共同声明を発表した。
 文政権は北朝鮮を刺激しないよう北朝鮮の人権状況批判を避け続け、23日に国連人権理事会が採択した北朝鮮人権決議では共同提案国への参加を3年連続で見送った。バイデン政権が人権問題を最重視する中、文政権のこうした弱腰が中露に付け入られる隙を生んでいる。」
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 3月26日 産経新聞「中国外務省高官が北朝鮮大使と会談 弾道ミサイル発射も議論か 
 【北京=三塚聖平】中国外務省は26日、呉江浩(ご・こうこう)外務次官補が25日に北朝鮮の李竜男(リ・リョンナム)駐中国大使と会談したと発表した。中国側は「共通の関心を寄せる問題」について意見交換したとしており、北朝鮮が25日に行った弾道ミサイル発射も議題に上ったとみられる。
 中国外務省によると、会談では双方が「意思疎通や協調を強化する」と表明した。その上で「中朝関係の絶え間ない発展を推進する」との考えを一致して示したという。
 中国外務省の華春瑩(か・しゅんえい)報道官は26日の記者会見で、会談について「大使就任後、主管部門の幹部と会見するのは正常なことだ」と述べた。李氏は、2月に駐中国大使に任命され、今月北京入りしたと伝えられる。
 中国は、対米関係をにらみ北朝鮮との接近を図っている。会談では、北朝鮮側が期待する経済協力の強化も話題になった可能性がある。」
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 3月27日 産経新聞「ロシア、北極圏で大規模演習 プーチン氏「史上初」 極地開発の主導権狙う
 ロシアのプーチン大統領=2020年12月(タス=共同)
 【モスクワ=小野田雄一】ロシア海軍は26日、北極圏で行っている軍事演習を含む「北極探検」の成果をプーチン大統領に報告した。ロシア史上初の北極圏での戦闘機への空中給油や原子力潜水艦の同時浮上、氷面下からの魚雷発射などを訓練したとしている。プーチン氏は探検の規模について「ソ連時代を含め、過去に例がない」と満足感を表明し、北極圏の研究を継続するよう指示した。イタル・タス通信が伝えた。
 地球温暖化に伴う氷の減少などで、ロシアなど北極圏周辺諸国は同地域での資源開発や航路開発などを進めている。ロシアは極地での軍事遂行能力を高め、北極圏開発における主導権を握る狙いとみられる。
 露海軍のエブメノフ総司令官がビデオ形式でプーチン氏に報告した。エブメノフ氏は北極圏で2機のミグ31戦闘機が空中給油を受けたほか、3隻の原潜が半径300メートルの範囲内で氷面下から同時浮上し、ともに露海軍史上初めての試みだと説明。氷面下からの魚雷発射訓練も実施したとした。
 タス通信によると、露海軍による北極圏探検は20日から実施。ロシア領フランツヨシフ諸島の周辺などで計43のプログラムを予定し、将兵や地理の専門家ら600人以上が参加しているという。
 報告を受け、プーチン氏は「過酷な極地での露海軍の兵器の能力と信頼性が確認された」と評価。「ロシアの軍事的安全を保障するため、北極の探検と研究を続けよう」と述べた。」
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 3月30日 産経新聞「中国の習国家主席が相次ぎ電話会談 ブルンジスリランカ
 中国の習近平国家主席(AP)
 新華社電によると、中国の習近平国家主席は29日夜、ブルンジのヌダイシミイエ大統領、スリランカのラジャパクサ大統領と相次ぎ電話会談した。習氏は両国の大統領に対し「核心的利益に関わる問題について、引き続き相互に支持」することを望むと述べた。
 習氏は農業分野の協力を深め、ブルンジの貧困脱却を支援すると述べた。スリランカ南部ハンバントータ港など「重点プロジェクト」を進め、巨大経済圏構想「一帯一路」を推進する意向も示した。同港は中国融資で開発後、中国系企業に権益の大半を99年間貸与した。
 ヌダイシミイエ氏は台湾や新疆ウイグル自治区南シナ海問題や香港の選挙制度変更で中国支持を表明。ラジャパクサ氏も「核心的利益」に関する立場を支持する考えを示した。(共同)」
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 3月31日 産経新聞「中国国防省防衛省に「強烈な不満」伝える 日米連携念頭に牽制
 中国国旗(ロイター)
 【北京=三塚聖平】中国国防省は31日までに、日本の防衛省と3月29日に開いたテレビ会議で、日本側に対し「一連の中国に関するマイナスの振る舞いに強烈な不満と深刻な懸念を表明した」と発表した。
 日本が米国と16日に開いた日米外務・防衛担当閣僚による安全保障協議委員会(2プラス2)で、中国を名指しして「深刻な懸念」を表明したことが念頭にある。日本側に「中国に対するデマや中傷を停止するよう求めた」と牽制(けんせい)した。
 中国国防省は30日深夜に公式サイトに掲載した報道官談話で、29日にテレビ会議方式で開いた「海空連絡メカニズム」に基づく防衛当局間の年次会合に関する中国側の見解を発表した。
 それによると、尖閣諸島沖縄県石垣市)について「中国の固有の領土だ。日本がどのようにもくろんでも、この事実を変えることはできない」と主張。日本側に対し「釣魚島(尖閣諸島の中国側名称)問題での中国に対する挑発行為を停止すべきだ」と求めた。
 中国が2月に施行した海警法については「中国の正常な立法活動で、国際法と国際慣例に完全に合致している」と主張した。
 会合では、自衛隊と中国軍の偶発的な衝突を回避するための「海空連絡メカニズム」で緊急時に幹部をつなぐホットラインの開設が議題にあがった。」
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 4月3日 産経新聞中韓外相がアモイで会談 中国、文政権引きつけ米の包囲網切り崩し狙う
 会談に先立ち握手する韓国の鄭義溶外相(左)と中国の王毅国務委員兼外相=3日、中国福建省アモイ(聯合=共同)
 【北京=三塚聖平、ソウル=桜井紀雄】中国の王毅国務委員兼外相と韓国の鄭義溶(チョン・ウィヨン)外相は3日、中国福建省アモイで会談し、北朝鮮の核問題などで解決に向けた協力を確認した。中国の習近平政権には、韓国を自国サイドに引き付け、バイデン米政権が同盟国と構築を進める対中包囲網を切り崩す狙いもありそうだ。
 2月の外相就任後、鄭氏の外遊は初めて。韓国は従来、外相初の外遊先は米国だった。前例を破ってまで文在寅ムン・ジェイン)大統領が新外相を訪中させた背景に、暗礁に乗り上げた南北対話の再開で中国側の協力を取り付けたい焦りが見え隠れする。
 文氏は、米国で2日に開かれた日米韓協議にも、大統領府から高官を出席させた。米中でほぼ同時にバランスをとる思惑も読み取れる。一方、対中で連携を強化する日米との温度差が改めて浮き彫りになった。
 王氏は鄭氏との3日の会談で「中韓は戦略的協力パートナーで、地域の平和と安定で同様の立場だ」と強調した。また「韓国とともに対話方式で朝鮮半島問題の政治的解決プロセスを進めていく」と表明した。
 鄭氏は、中国の「一貫した支持」に謝意を示し、北朝鮮問題で積極的な役割を担い続けるよう求めた。
 韓国は「クアッド」と呼ばれる日米豪印4カ国の枠組みと距離を置き、3月の米韓外務・防衛担当閣僚協議(2プラス2)の共同声明でも中国の名指し批判は避けた。これに対して中国紙、新京報は「米国の圧力下でどちらか一方に付かない韓国外交の独立性、自主性を体現した」と評価する識者の見方を紹介した。
 中国の有識者は「韓国がクアッドに加われば、東南アジア各国が雪崩を打って続く可能性がある。中国は韓国対応にかなり神経を使っている」と指摘する。
 習政権は韓国を日米韓の3カ国連携で「最も弱い部分」(韓国メディア)とみて、狙い撃ちした形だ。
 中国は会談場所に、台湾海峡を挟んで台湾の対岸にあり、かつ台湾の支配下にある離島、金門島と目と鼻の先のアモイを選んだ。
 新型コロナウイルスを懸念し、北京での開催を避けたかった事情もある。だが韓国メディアは、米中対立の渦中にある台湾に近い場所で開催することで、バイデン政権を牽制(けんせい)する意図があるとの見方を伝えた。
 外相会談場所で安易に同意した文政権の外交センスを危ぶむ声も出ている。
 一方、中国の外交関係者は、北朝鮮に配慮して北から離れた場所を選んで会談した、と分析している。」
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 4月4日12:48 MicrosoftNews 読売新聞「中国、日米韓の連携にクサビ打ち込み図る…韓国は米中はざまで苦悩
 © 読売新聞 (写真:読売新聞)
 【北京=中川孝之、ソウル=建石剛】米国とインド太平洋の覇権を争う中国が、日米韓の連携にくさびを打ち込む手段として、韓国への働きかけを強めている。韓国は、安全保障で米国に依存しながらも、北朝鮮の非核化に向けては中国の影響力に頼らざるを得ないとの判断から、米中のはざまで苦悩を深めている。
中韓外相会談 王氏「対話」強調
 中国の王毅(ワンイー)国務委員兼外相は3日、中国福建省アモイで韓国の鄭義溶(チョンウィヨン)外相と会談した。韓国外交省の発表などによると、王氏は冒頭で「韓国と一緒に、対話による朝鮮半島問題の政治的な解決を推進したい」と述べた。対北朝鮮制裁強化などに反対する中国の主張に賛同を求めたとみられる。
 王氏は「中国は開放と包容を訴え、国際法に基づく国際秩序を維持したい」とも語った。これは中国がバイデン米政権による中国包囲網を批判する際の言い回しで、日米と対中けん制で歩調を合わせないよう、鄭氏に念押ししたものだ。
 習近平(シージンピン)政権は2017年に、文在寅(ムンジェイン)政権から、日米韓の協力を「軍事同盟に発展させない」との言質を取っている。中国は今再び、北朝鮮への影響力をテコに韓国を引き寄せ、日米韓3か国の連携に揺さぶりをかける姿勢を強めている。
 これに対し文政権は中国への「配慮」が目立つ。
 鄭氏は王氏との会談で「韓中は朝鮮半島の完全な非核化という共通の目標を持つ。韓国政府は中国が半島情勢の安定に積極的な役割を果たすことを要請する」と応じた。弾道ミサイルを新たに発射した北朝鮮に対し、中国が挑発の自制や対話への復帰を促すことを期待した発言だ。
 鄭氏の外国訪問は、2月の外相就任後、今回が初めてだ。しかも今回の会談は、米国で現地時間2日に開催された日米韓の高官会談の直後に行われた。
 3月にソウルで開かれた米韓の外務・防衛閣僚会合でも、共同声明で中国への言及が見送られた。鄭氏は3月末の記者会見で「米国も中国も重要な国だ」と述べ、米中の板挟みの苦しい立場をうかがわせた。
 今回の外相会談では、中韓の間で今年上半期に外交・安保の高官対話の開催を調整することでも合意した。新型コロナウイルスの流行が沈静化すれば、習国家主席訪韓を早期に実現することも確認した。
 中国は今後、北朝鮮との更なる関係強化を進める可能性が高い。バイデン政権が対北朝鮮政策の見直しを進めるなか、中朝は米国をけん制したい思惑で一致する。金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党総書記が訪中を検討しているとの観測もある。」
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 4月4日20:25 MicrosoftNews 時事通信「中国空母が沖縄―宮古間南下=最大級の駆逐艦も―防衛省
 © 時事通信 提供 中国海軍の空母「遼寧」(防衛省統合幕僚監部提供)
 防衛省は4日、中国海軍の空母「遼寧」やレンハイ級ミサイル駆逐艦など6隻が沖縄本島宮古島の間を南下したのを確認したと発表した。遼寧がこの海域を通過するのは昨年4月以来。領海や接続水域への侵入はなかった。
 中国海軍のレンハイ級ミサイル駆逐艦防衛省統合幕僚監部提供)© 時事通信 提供 中国海軍のレンハイ級ミサイル駆逐艦防衛省統合幕僚監部提供)
 レンハイ級は中国海軍では最大規模の駆逐艦で、先月18日に日本近海で初めて活動が確認されていた。
 同省統合幕僚監部によると、3日午前8時ごろ、長崎県男女群島の南西約470キロで6隻を確認。その後、沖縄―宮古島間の海域を南下し、太平洋へ向けて航行した。」 
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