🌪12¦─3─中国軍の尖閣諸島侵攻から始まる台湾有事。その時、日本は、自衛隊は。~No.62 

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   ・   ・   {東山道美濃国・百姓の次男・栗山正博}・    
 日本の事より中国、中国共産党を優先する日本人達。
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 5月1日07:05 MicrosoftNew sNEWSポストセブン「中国が台湾侵攻なら日本にとっても死活問題 次は尖閣、沖縄が狙われる
 © NEWSポストセブン 提供 中国が台湾進攻なら、それだけでは収まらない可能性も…(写真/EPA=時事)
 日米首脳会談の共同声明に「台湾海峡の平和と安定の重要性」が明記されたことに外交関係者は驚きを隠せないでいる。
 「台湾」に触れたのは52年ぶり。日本では唐突に思えるかもしれないが、中国は近年、台湾の防空識別圏に戦闘機や爆撃機などを侵入させて挑発を続けている。
 米国では議会で米軍司令官が「6年以内に中国は台湾に侵攻する恐れがある」と証言し、武力衝突の可能性が取り沙汰されてきた。
 なぜ中国は台湾侵攻への野心をむき出しにするのか。桃山学院大学法学部の松村昌廣教授(国際政治学)はこう分析する。
 「背景には経済成長の鈍化がある。以前まで中国経済は10%以上成長していたが、今は3~4%程度に落ち込んでいる。経済が停滞すると共産党は民衆の支持を失いかねない。
 そこで、香港を一体化させたように、台湾も組み入れ、経済成長のてこにしたいと考えている。台湾を組み込むことで、民衆のナショナリズムの高揚をはかり、支持を得るという意図もある」
 もし台湾が中国に軍事侵略される事態となれば、日本にとっては死活問題になるという。
 「中東で石油や天然ガスを積み込んだタンカーは、台湾海峡を通過して日本に入ってくる。ここは日本にとって安全保障上、極めて重要なシーレーン海上交通路)で、中国が台湾を組み込んでしまうと台湾海峡を使えなくなる可能性がある」(同前)
 台湾海峡を迂回すればいいように見えるが、そうなると航路が延び、輸送コストが跳ね上がる。台湾問題は、国民の生活にも直結する事態なのだ。
 しかも中国が台湾を占領すれば、それだけでは収まらなくなる。そう予想するのは元航空自衛隊三佐で軍事評論家の潮匡人氏だ。
 「中国が台湾を取れば、次は尖閣諸島が狙われる。中国は、台湾と同様、尖閣も中国の領土だと言い続けてきたから、当然、そう行動するでしょう。尖閣、台湾を奪ったら、その次は沖縄も取られかねない」
 台湾有事は決して対岸の火事ではない。
 ※週刊ポスト2021年5月7・14日号」
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 5月1日07:07 MicrosoftNews 時事通信「対中国、「南西シフト」加速=「台湾有事」に防衛省備え
 © 時事通信 提供 「日本最西端」を示す碑の前で取材に応じる岸信夫防衛相(中央)=4月17日、沖縄県与那国町
 中国が台湾に対する軍事的圧力を強め、日本政府は「台湾有事」への備えを迫られている。米軍は南西諸島を含む地域への中距離ミサイル配備を検討しており、日本配備が現実の課題に浮上する可能性も出てきた。防衛省は南西諸島の防衛力を強化する「南西シフト」を急ピッチで推進。こうした流れは、周辺地域での緊張の高まりを受け、さらに加速しそうだ。
 菅義偉首相とバイデン米大統領がワシントンで初めて会談し、台湾問題の平和的解決で一致した4月17日。岸信夫防衛相は沖縄県陸上自衛隊与那国駐屯地を視察に訪れた。この後、記者団に「与那国に来ると、台湾はすぐ対岸で非常に近い。台湾の平和と安定は、地域そして国際社会の平和と繁栄にも結び付くものだ」と語った。
 日本最西端の与那国島から台湾までの距離は約110キロメートル。晴天時には目視できる近さだ。2016年に発足した同駐屯地では、沿岸を監視する隊員ら約160人が任務に当たる。防衛省は同年以降、航空自衛隊第9航空団(那覇市)や、陸自警備隊(沖縄県宮古島、鹿児島県・奄美大島)などを相次ぎ新設。沖縄県石垣島でも駐屯地整備が進んでいる。
 南西諸島は端から端まで約1200キロメートルと本州に匹敵する範囲に点在するが、沖縄本島を除き、16年まで陸自の拠点がなかった。12年に沖縄県尖閣諸島が国有化されて以降、中国による周辺海域への侵入が活発化。島しょ防衛の重要性が増し、防衛力の空白地帯を埋める作業が本格化した。
 中国は軍事的に台頭するにつれ、台湾との間の緊張を高めてきた。台湾を「核心的利益」と位置付け、他国の「干渉」には敏感に反応。連日のように航空機を台湾の防空識別圏に侵入させている。米インド太平洋軍のデービッドソン司令官は今年3月の議会公聴会で、中国が向こう6年間で台湾に武力侵攻する可能性があると警告した。
 日本政府は「台湾で何か起きれば、間違いなく南西諸島にも関わってくる」(防衛省幹部)と危機感を強める。西太平洋地域での米中の軍事バランスは崩れつつある。台湾や日本周辺有事を想定した米軍の紛争シミュレーションで、中国に敗れるケースが常態化しているとされる。
 中国に対抗するため、米軍は沖縄からフィリピンを結ぶ「第1列島線」への地上発射型中距離ミサイル網構築を検討している。日本への配備の動きが具体化すれば世論は反発、国論を二分する問題に発展するのは必至だ。制服組の一人は「必要性は分かるが、どこに置くのか」と懐疑的だ。
 一方、防衛相経験者は「米国のミサイル配備を受け入れないなら、日本自身が能力を強化しなければならない」と、安全保障戦略の抜本的見直しを訴える。台湾有事が現実味を帯びる中、起こり得る事態を想定した議論が急務となっている。」
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 5月1日10:48 産経新聞尖閣周辺に中国公船 78日連続
 沖縄県尖閣諸島
 尖閣諸島沖縄県石垣市)周辺の領海外側にある接続水域で1日、中国海警局の船4隻が航行しているのを海上保安庁の巡視船が確認した。尖閣周辺で中国当局の船が確認されるのは78日連続。
 第11管区海上保安本部(那覇)によると、1隻は機関砲のようなものを搭載。領海に近づかないよう巡視船が警告した。」
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 5月1日19:53 MicrosoftNews KYODONEWS 共同通信「中国艦、与那国―台湾通過 防衛省が初公表、警戒強化
 © KYODONEWS 与那国島と台湾の間を通過した中国海軍のフリゲート艦(防衛省提供)
 防衛省統合幕僚監部は1日、中国海軍のフリゲート艦1隻が同日、日本最西端の沖縄県与那国島と台湾の間を北上し東シナ海に入ったと発表した。フリゲート艦は沖縄本島宮古島の間を南下して太平洋に入り、その後、与那国の西方へ進んだ。領海侵入自衛隊の艦艇、航空機への危険な行動はなかった。
 統合幕僚監部は、中国艦による与那国―台湾間の通過を公表するのは初めてとしている。同省は、尖閣諸島周辺を含め東シナ海で中国の活動がさらに活発になっているとみて警戒を強めている。
 ロシア海軍の艦艇計2隻が4月30日夜以降、対馬海峡を南下し東シナ海に向かったのを確認したことも公表した。」
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 5月2日14:16 産経新聞尖閣周辺に中国船 79日連続
 尖閣諸島を含む東シナ海上空。手前から南小島、北小島、魚釣島=沖縄・尖閣諸島鈴木健児撮影) 
 尖閣諸島沖縄県石垣市)周辺の領海外側にある接続水域で2日、中国海警局の船4隻が航行しているのを海上保安庁の巡視船が確認した。尖閣周辺で中国当局の船が確認されるのは79日連続。
 第11管区海上保安本部(那覇)によると、1隻は機関砲のようなものを搭載。領海に近づかないよう巡視船が警告した。
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 5月2日14:48  MicrosoftNews「中国、波照間島周辺で海洋調査か
 波照間島沖縄県竹富町)の南約189キロの排他的経済水域EEZ)内で2日午前9時35分ごろ、中国の海洋調査船「海洋地質十二号」がワイヤのようなものを海中に伸ばしているのを、第11管区海上保安本部(那覇市)の巡視船が確認した。
 巡視船が無線で活動中止を要求したところ、同11時55分ごろ、日中中間線の外に退去した。中国の海洋調査船による同管区のEEZ内での活動は、2019年7月に沖大東島(同県北大東村)周辺で確認されて以来。」
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