🎷50:─1─日本政府と自民党議員連盟による対中包囲網。~No.200No.201No.202 ㊼ 

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 反中・親台湾と親中・媚中呉越同舟
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 2021年6月8日 産経新聞「二階氏主導「中国包囲網」議連に岸田氏「興味深い」
 岸田文雄政調会長=5月21日午後、東京・永田町の自民党本部(春名中撮影)
 自民党岸田文雄政調会長は8日夜のBS日テレ番組で、同党の二階俊博幹事長が「自由で開かれたインド太平洋」を推進する議員連盟を立ち上げることについて「(構想は)『中国包囲網』との見方もあるが、その議連を二階氏が発足させるのは大変興味深い」と述べた。二階氏が中国と太いパイプを持ち、親中派とされることを踏まえた発言とみられる。
 岸田氏は「どのような議連になるのか、関心を持ってみてみたい」と語った」
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 6月9日06:51 MicrosoftNews FNNプライムオンライン「二階氏“中国包囲網”議連設立へ 狙いは? 最高顧問に安倍前首相
 © FNNプライムオンライン
 自民党の二階幹事長が、来週にも「自由で開かれたインド太平洋構想」についての議員連盟を立ち上げ、最高顧問に安倍前首相が就任する見通しであることがわかった。
 二階氏が新たに立ち上げる議連は、最高顧問に構想の提唱者である安倍前首相が就任し、来週、設立総会が開かれる見通し。
 「自由で開かれたインド太平洋構想」は、中国の「一帯一路構想」に対抗する意味合いを含むことから、親中派の二階氏の議連立ち上げについて、自民党幹部からも「驚いた」との声が上がっている。
 自民党内では最近、重鎮が議連を立ち上げる動きが相次いでいて、秋までに行われる衆院選や、党総裁選後の政局をにらんだ主導権争いとの見方も浮上している。」
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 6月9日16:26 産経新聞「自民・甘利氏、二階氏の太平洋議連会長就任を疑問視
 甘利明税調会長(萩原悠久人撮影)
 自民党甘利明税制調査会長は9日、親中派として知られる二階俊博幹事長が「自由で開かれたインド太平洋」構想の実現を後押しする議員連盟の会長に就任することに疑問を投げ掛けた。TBSのCS番組収録で、中国に対抗する意味合いもある同構想を念頭に「中国とすれば一番痛いところを突かれる仕組みだ。二階氏が座って大丈夫か」と述べた。
 二階氏の議連設立は、甘利氏のほかに安倍晋三前首相と麻生太郎副総理兼財務相が参加する半導体戦略推進議連への対抗策との見方も出ている。甘利氏は半導体議連について「一生懸命政策を訴えているが、いつの間にか政局話になっていく」とぼやいた。」
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 6月9日18:55 産経新聞「骨太方針原案 経済安保で企業にも責務 対中包囲網強化
 経済財政諮問会議に臨む菅義偉首相(手前から2人目)=9日午後、首相官邸(春名中撮影)
 政府は9日の経済財政諮問会議で、経済財政運営の指針「骨太の方針」の原案を示し、中国人留学生を念頭に先端技術の流出防止策などで具体策を明記するなど、経済安全保障の強化を打ち出した。覇権主義を強める中国への警戒感が国際的に高まる中、企業に新たな責務を迫る内容だ。日本企業には業績などへの影響も出るが、対中包囲網形成の重要性は大きい。政府は日本企業が中国との経済的な結びつきが強いことも踏まえた、実効性の高い対策を練り上げる必要がある。
 「携帯電話や基地局向け電子部品を中心とした通信関連事業で、(売上高減少による)100億円超の影響があった」
 京セラの谷本秀夫社長は、中国工場からの出荷が米国の対中制裁で制約を受けた影響について、こう説明する。半導体の関連部品を増産する設備投資先は中国ではなく、「アジア地区では当面、日本、ベトナムが中心」という。
 ソニーは米国の対中制裁で、中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)へのスマートフォン半導体の出荷を一時停止。中国IT大手から出資を受けた楽天は情報流出の懸念から、政府からの監視を受ける。
 企業に新たな対応を迫る経済安保強化の背景には、中国が経済、軍事、情報などあらゆる面で世界への影響力を強めている事情がある。米国は中国を「国際秩序に挑戦する唯一の競争相手」と位置付け、先端技術の対中輸出を制限し、第5世代(5G)移動通信システムの整備でも華為など中国系企業を排除した。
 実際、日米では中国が大学の研究者や企業関係者らに多額の資金を渡すなどして抱き込みを図る事件が相次ぐ。日本も技術流出に対する規制を強化して米国と足並みをそろえる構えだ。
 一方、中国は日本の輸出入総額の約2割を占める最大の貿易相手国でもある。中国市場で事業を展開したり、原材料調達を中国に依存したりする企業は多い。「経済面で中国とのデカップリング(分断)など現実的には不可能」(国際通商筋)との指摘もある。
 ただ、日本の長期的な国益を考えれば中国の影響力拡大は軽視できない。政府には規制強化だけでなく、企業の協力を引き出し、対策の実効性を高める手腕が求められる。(永田岳彦)」
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