🎷54:─6─日本は犠牲者を出しても東京五輪を開催しなければならない。~No.227No.228No.229 

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 関連ブログを6つ立ち上げる。プロフィールに情報。
   ・   ・   {東山道美濃国・百姓の次男・栗山正博}・    
 オリンピック・パラリンピックが東京で開催される以上、犠牲を強いられるは日本国・日本人、東京都・東京都民である。
 外国人が大挙して来日して命の危険に晒されるのは日本人観客ではなく、オリンピックの健常者選手でもなく、パラリンピック障がい者選手である。
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 宮本勝浩「IOCは、放映権料などの収入が大きいので、どうしても開催したいはず。一方、無観客などで規模を縮小して生じる損失をこうむるのは、日本側です。そうした講ずがある中で。IOCにひきづられるように 開催してしまっていいのかという疑問もあります」
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 6月17日号 週刊新潮「夏裘-冬扇  片山杜秀
 2021年の『家畜人ヤプー
 国際オリンピック委員会(IOC)のコーツ副会長が、緊急事態宣言が東京で発令中としても五輪は予定通りと宣言し、バッハ会長は『夢を実現するために誰もがいくらかの犠牲を払わなければならない』と言い放つ。この白人たちにはおもてなしの国への思いやりはないのか。
 だが、もっと気に障るのは、彼らの言いたい放題に唯々諾々として従うかのような、わが国の責任ある人々の態度だ。IOCはオリンピックを開きたいだけの組織なのだろう。その意味で会長らの言動には筋が通っている。そかし開催都市のリスクはどうなるのか。公衆衛生上の丁半賭博の掛け金に国民を差し出す国がどこにある?かつて福田赳夫首相は『一人の生命は地球より重い』と述べたというのに。IOCはいつからGHQ(占領軍総司令部)になったのか。五輪の開催都市契約はポツダム宣言並みの重いのか。この国は、陸奧宗光や小村寿太郎のような外交の智者どころか、いざというときは御膳をひっくり返して国際連盟を脱退してしまう松岡洋右のような乱暴者さえもいないのか。もしも、かくかくそかじかの客観的条件を満たすかどうかで開催の可否を土壇場で日本が決められるといった裏交渉もないまま、IOCの振る舞いに、最終秒読み段階になっても平気で耐えているとすれば、よほどの楽観論者か、それともマゾなのか。われわれの現実はいつの間にか『家畜人ヤプー』の世界に堕ちているのではあるまいか。
 覆面作家沼正三のSF兼SM長編小説『家畜人ヤプー』が単行本として世に出たのは1970年だった。舞台は遠い未来。世は白人の天下だ。彼らは黒人を使役し、黄色人種はというと、とっくの昔に戦争と細菌兵器によって滅亡している。いや、日本人だけは居る。『黄色いサル』としてもはや人間扱いされず、白人の加虐のたいしょうとなって日々鞭うたれ、およそ想像しうるかぎりのあらゆる辱(はずかし)めを受ける。にもかかわず、白人のどんな仕打ちにも歓喜法悦する。完全なるマゾだ。家畜人だ。そして、この未来では男女の力関係が逆転している。一番偉いのは白人の女性。SMにおける女王様と男性奴隷が、白人と日本人、戦勝国と敗戦国に重なる。……戦後の生んだ、否定的な日本の自画像の究極であろう。敗戦と被占領とマゾヒズムの三位一体!日本人は西洋に犠牲を払わさるのが、肉体的にはどんなに辛くても精神的には嬉しいというわけだ。……
 平成以後、日本人は『日本沈没』もどきも『ノストラダムスの大予言』もどきも『復活の日』もどきも、実体験として味わってきた。大地震に大津波原発事故に疫病禍。凄絶(せいぜつ)に虐められている。そのきは『家畜人ヤプー』もどきまでが加わるのはさすがに勘弁してほしい。夏の来る前に、日本人が幾分の独立心を取り戻すことをのぞみます。」
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 2021年6月13日号 サンデー毎日「無力の菅首相、厚顔のIOCよ、本気でこのまま突き進むのか
 五輪強行は暴挙!
 国民の命と引き換えるな
 東京五輪の開幕まで2ヵ月を切った。新型コロナウイルスの収束の兆しはなく、中止や再延期を望む声が日に日に大きくなっているが、菅政権は『開幕一択』で突き進む。国民の命は守れるのか──。
 『東京五輪を止めることができるのはアルマゲドンだけだ』
 とんでもない発言が飛び出した。国際オリンピック委員会(IOC)元副会長で最古参委員のディック・パウンド氏の発言として英紙が報じた。
 社会問題への発言も多い落語家・立川談四楼さんは怒りをぶちまける。
 『アルマゲドンって最終戦争や人類滅亡を意味する言葉でしょ。それに対して加藤(勝信官房長官は「個々の発言であるからコメントは控えたい」と言っただけ。なんたる弱腰!志位(和夫共産党委員長)さんは記者会見し、IOCの幹部の一連の発言について「常軌を逸した発言だ。断じて看過できない。日本をIOC帝国の植民地扱いする。主権侵害につながる発言だ」と痛烈に批判した。それぐらい言わないと!』
 5月半ばから繰り出されたIOC幹部らの一連の発言を振り返ろう。
 『答えは間違いなくイエスだ』
 IOCのジョン・コーツ副会長の記者会見で、緊急事態宣言下でも大会は開催されるかどうかを問われ、力強く答えた。
 さらにバッハ会長がダメ押し。五輪開催を実行するために『われわれは犠牲を払わなければならない』と述べたと、インドのPTI通信が23日までに報じた。IOC広報は『日本国民にではなく、五輪関係者、五輪運動に向けた発言』と釈明したが談四楼さんの怒りは収まらない。
 『コロナ禍で多くの人が普段の生活ができなくなり、死者も1万人を超すなど大変な犠牲が出ているのに許せない』
 変異株が猛威を振るい、40代50代など働き盛りに重病者と死者が増え、子どもの感染も広がっている。5月25日には米国務省が日本に関する渡航情報を4段階で最も厳しい『渡航中止の勧告』に引き上げた。感染拡大に国民がおびえているのに、菅義偉首相は五輪を開催するための条件について一切説明しない。感染状況がどんなレベルだと無観客に、あるいは中止にするのかという具体的な説明がないまま、ただ『安全・安心な大会が開催できるよう、全力で』突き進む。
 『「専門家の意見をうかがって」などと繰り返すばったり。政治家は「言葉が命」ですよ!国民が命を落としていることを菅首相はどう思っているのか』(談四楼)
 テレビ朝日の元アナウンサー兼ディレクターとして五輪を19回取材してきたスポーツ文化ジャーナリストの宮嶋泰子さんは、1980年のモスクワ五輪のボイコットによる選手の無念を知るだけに、東京五輪の選手にも悔しい思いはさせたくない、と強く思う。しかし、現状では開催は厳しいと言う。
 『私は障がい者スポーツの評議員もしていますが、パラリンピック選手は基礎疾患があるケースが多いため、コロナに感染すると重症化する恐れもあります。また、1人の選手にたくさんのサポートがつくので、感染リスクが高まります。もうオリンピックどころの話ではない。スポーツより人命優先です』
 政府は5月28日、東京、大阪など9都道府県に発令している緊急事態宣言の31日までの期限を6月20日まで延長すると決定した。
 ワクチンさえあれば、とばかりに菅首相は、躍起になって大規模接種会場などの整備を突貫工事で進めてきたが、経済アナリストの森永卓郎さんはこう話す。
 『1年3か月も前からWHO(世界保健機構)はPCR検査の重要性を説き続けて来た。先進国の中でそれを無視したのは日本だけです。2,000円の自己負担でPCR検査ができるサービスもある。国民全員が検査しても2,500億円ぐらい。全員検査を実施し陽性者を隔離すればコロナ禍は終わるのです』
 世界の常識に反することを続けて、庶民の人生や経済をめちゃくちゃになっていることに森永氏は憤りを覚えるという。
 『徹底したPCR検査と隔離をやらない理由の一つは、民間の検査機関が関与して収束することを、〝感染症ムラ〟の人が望んでいないからだと思います。非常に腹立たしい。』
 コロナが露呈したこの国の惨状
 IOCや大会組織委員会が強行開催の姿勢を崩さないから、五輪内定選手から現実を受け止める言葉が出始めた。体操のNHK杯で代表になった萱(かや)和麿選手(24)は『五輪がなかったとしても大好きな体操はやめない』と発言した。陸上女子1万メートル代表の新谷仁美選手(23)は『五輪は明らかに強行突破にしか思えないところもある。今年の五輪開催に関しては命より大事なものはないので、命優先で考えてほしいということで反対しています』と主張している。
 先の宮嶋さんはこう話す。
 『上意下達で反旗を翻すことが許されない体育会社会の中で、個人の意見を表明する選手が出てきたことに希望を感じます』
 1980年のモスクワ五輪では、前年末に起きたソ連アフガニスタン侵攻により、日本や米国をはじめ66ヵ国・地域がボイコットした。
 『柔道の山下泰裕選手やマラソン瀬古利彦選手など金メダル候補のそうそうたる選手たちが出場する予定でした。当時の東西冷戦、今はコロナ禍と状況は違いますが、スポーツが政治に振り回されて、五輪が政権維持の道具になっていると感じます』(宮嶋さん)
 コロナが浮かび上がらせたこの国のボロボロな状況。ワクチン接種もPCR検査も世界で最低に近く、デジタル化の遅れや国と地方のあいまいな責任と権限・・・。
 『科学を信用せず、数字を大事にしない国であることもよくわかった。自分に従うものだけを側近にして、刃向かうやつは切り捨てる菅政権の正体も。すべてをあらわにしてくれた』(談四楼さん)
 もう国民はだまっていない。」
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 6月10日 MicrosoftNews 東スポWeb「竹中平蔵氏が五輪開催の根拠力説「スペイン風邪でもやった」「日本の事情でやめてはならぬ」
 © 東スポWeb 「開催すべき」と強調した竹中氏
総務省で経済学者の竹中平蔵氏(70)9日、自身のユーチューブを更新し、東京五輪を開催すべき理由を徹底解説した。
 竹中氏は先日放送された「そこまで言って委員会NP」で五輪反対の意見に対して「世論は間違ってる」と発言し波紋を広げていた。
 竹中氏は「私はオリンピック・パラリンピックを是非きちっと開催してほしい。万全の対策の講じながら開催してほしい。いや、すべきだと思っています」と改めて主張し、3つの理由を挙げた。
 1つ目の理由は日本の責任。「オリンピック・パラリンピックは国内イベントではないということです。世界のイベントなんです」と主張。「従って本来ならば日本の国内事情でこの世界的なイベントを止めるというのはあってはいけないことだと思います。国際的な責任を果たすために国内事情をしっかりとコントロールしながら実行に移す責任がある。それが実は日本が日本で開催されるオリンピック・パラリンピックの本質的な問題だという風に思うんです」。
 2つめの理由として、1つ目の理由に付随する形で過去の例を挙げた。過去にオリンピック・パラリンピックを止めたのは第一次世界大戦第二次世界大戦の時で「つまり世界大戦の時はさすがにこれは世界が真っ二つに割れてるわけですから。これは国内事情ではなくて世界の事情でできないから止めているわけです」と説明した。
 さらに今回の状況に類似した1920年のアントワープオリンピックを取り上げ「1918年から数年間世界はスペイン風邪というパンデミックに襲われました。しかしこのパンデミックの中でベルギーのアントワープできちっとやられました。このスペイン風邪というパンデミックは、はっきり言って今の新型コロナウイルスの影響とは比べものにならないほど大きなものでした。それでもオリンピック・パラリンピックをやろうとやったわけです」と話した。続けて「他の欧米諸国に比べて影響がまだ少なくて済んでるわけですから、ここはやはしっかりとして実施すべきだと私は思います」。
 3つ目の理由がワクチン。「この数か月の間にコロナ問題に対する世界の認識は大幅に変わったということです。日本では依然として人流を抑えるためにどうこうという話をしていますけど私の認識ではイギリスやアメリカでは、もうそんな議論はしておりません」。
 今やるべきこととして「ワクチンを普及させること。そして国際的責任を果たすために日本は今このオリンピック・パラリンピックを万全の対策を講じながらきっちりとやり抜くこと。それが私は日本の責任であるし、これは日本にとっても、よいことだと思います」と持論を述べた。」
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 五輪出場選手における感染が心配されるのは、オリンピックの健常者選手ではなく、パラリンピック障がい者選手である。
 政治家や官僚で、障がい者選手の建康の事を気にはしていない者は少ない、というより誰もいない。
 中には、健常者のオリンピックは開催して、障がい者パラリンピックは中止にすべきだと、考えている政治家や官僚がいる。
 それが、「感染状況によっては大会の途中でも中止する」論である。
 健常者のオリンピックは観戦するが、障がい者パラリンピックは見ない、それが現実である。
 それが、「障がい者に優しい日本をつくろう」という日本の実態である。
 何時の時代でも、障がい者は健常者の犠牲となる。
 そこに、現代日本人の冷たさ薄情さが潜み、日本社会から偏見や差別、意地悪やイジメ、嫌がらせがなくならない真の原因である。
 つまり、現代の日本人は「口先ばかり」という事である。
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 武漢肺炎(新型コロナ)蔓延中、感染者と死亡者が出ている中、東京五輪は無観客の中で選手による競技が世界中に放送される。
 世界中の人々が、競技場の外で日本人が発病し死亡しているのを余所に、自国の選手の活躍を見て歓声を上げる事になる。
 東京五輪パラリンピックは、日本人の死者の上で華やかに開催される。
 それが、利権まみれの強欲的商業主義化した近代オリンピックの実態である。
 日本国、日本政府は、五輪を止める決断ができない。
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 金輪際、二度と、国際オリンピック・パラリンピックは、メダルが取れそうな優秀な選手を出場させて参加するものであって、世界のトップ選手やIOC・報道機関を招いて自国開催するものではない。
 五輪景気で金も儲けしようとするのは、智慧なきお粗末で醜悪なゲスの極みである。
 近代オリンピックは、参加する事に意味があって開催する事に意味はない。
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 武漢肺炎(新型コロナウイルス)が蔓延した2020年の先進国日本の、行政力では台湾や韓国のように感染蔓延を封じ込められず、技術力では中国やロシアのようにウイルス・ワクチンを完成できなかった。
 それが、現代日本の偽らざる実力・能力である。
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 近代化軍事国家日本は、明治から昭和前期まで疫病対策では世界トッペレベルにあったが、平和国家となった現代日本の疫病対策は後進国並みに落ちぶれ衰退している。
 何故か、それはウイルスは自然の脅威ではなく人工的生物兵器という危機意識にある。
 ウイルス感染爆発は、天災ではなく、人災であり、戦災である。
 現代の日本人は、昔の日本人に比べて戦争の知識がない。
 広範のウイルス感染を封じ込める最適手段とは、戦争を想定した戦略・戦術、作戦、補充・補給である。
 ウイルスとは攻撃の生物兵器であり、ワクチンと治療薬は防衛の生物兵器である。
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 武漢肺炎(新型コロナ)蔓延によって、日本国は三流国でる事が暴露された。
 それは、1980年代後半から始まり、2010年頃から加速度的に進み悪化の一途を今日曝け出している。
 その地殻変動の発端は、1960年と70年における二度の安保闘争である。
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 戦前の日本は、科学を軽視して戦争に敗れたが、戦前戦中の科学が戦後復興と高度経済成長を成功させ、モノ作り国家として先進国に押し上げ世界第2位の経済大国にし、G7の一員にした。
 比べて現代日本は、外国語を話し外国の知識だけは豊富だが、しょせん「口先ばかり」で実践が伴わない為に戦前の日本に遠く及ばない。
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 現代日本には、武士・サムライや庶民(百姓や町人)そして日本男子・益荒男はいなし、大和撫子やまとなでしこ)や手弱女(たおやめ)や日本乙女は少ない。
 特に、高学歴界隈の知的インテリや進歩的インテリには絶望的にいない。
 それは、左翼・左派・ネットサハも右翼・右派・ネットウヨクも、保守派もリベラル派・革新派も同様である。
 日本人と言っても、昔の日本人は日本民族であったが、現代の日本人は日本国民である。
 その違いは、民族的な歴史・文化・伝統・宗教を教養として身に付けているかどうかである。
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