🏋05:─9─「五輪反対」7割→5割に その理由は。~No.112No.113No.114 

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 2021年8月26日15:00 MicrosoftNews 朝日新聞デジタル「「五輪反対」7割→5割に その理由は
 © 朝日新聞社 無観客の閉会式で燃えさかる聖火=2021年8月8日、国立競技場、恵原弘太郎撮影
 世論調査では開催直前になっても反対の声が根強かった東京五輪SNSでは日本勢の活躍などで盛り上がる一方、期間中に新型コロナウイルスの感染者が急増したこともあり、その評価は日々、ポジティブとネガティブの間を揺れ動いた。
 五輪への受け止めは、結局どうだったのか。
 定点調査の結果を見ると、スポーツの楽しさを味わったことで五輪への否定的な感情は次第に和らいだものの、「名誉のため」といった大義には懐疑的な人が多かったことがうかがえる。
■五輪反対、7割→5割に
 大阪大の三浦麻子教授(社会心理学)と香港城市大の小林哲郎准教授(同)は、五輪に対する世論の移り変わりを探ろうと、5月下旬から全国の1千人を対象に調査を始めた。答えてくれた人に次回の協力を依頼する形で調査を続け、閉幕後の8月10、11日にあった10回目では789人から回答を得た。
 開催への賛否を聞くと、1回目の調査で「反対」とした人は72・6%にのぼったが、以降は徐々に減り、開幕直前の7月21、22日にあった7回目の調査では63%になった。その1週間後の調査では一気に約10ポイント減って53・5%に。8月10、11日にはさらに微減して49・7%となった。
 さらに結果が大きく動いた調査項目もあった。「いろいろ問題があっても全体として見たとき、五輪開催が日本にとってプラスだと思うか、マイナスだと思うか」という質問への回答だ。
 この質問が加えられた7回目の調査では「マイナス」が52・1%で、「プラス」の19・1%を大きく上回った。だが、開幕後の8回目ではマイナスが29・9%で、プラスが34・8%と逆転。新型コロナウイルスの感染者が急増した後にあった10回目の調査でもマイナスは33・6%で、プラスの34・2%を下回った。
 五輪への否定的な感情は、なぜ和らいだのか。
 開催することについてへの評価が「マイナス」から「プラス」に転じるなど、10回目の調査までに五輪への態度が「軟化」した人を三浦さんが調べると、「世界最高の選手が技と力を競うのを見るのは楽しい」という意見には86・7%の人が賛成。「五輪は世界の民族が集まってお互いの親しみを増すためのよい機会」には72・2%が賛成していた。
■「内輪向けの大義」には懐疑的
 一方で、「五輪は日本の復興と実力を諸外国に示すうえで大きな意味を持つ」という意見には、五輪への態度が軟化した人でも26・7%しか賛成していなかった。「日本の名誉のために五輪はぜひ立派に成功させなければならない」への賛成は34・9%だった。」
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