🎷68:─1─2021年総選挙。各党外交・安全保障公約要旨。中露“日本を一周”初の威圧的合同巡視活動。~No.298No.299No.300 

   ・   ・   ・   
 関連ブログを6つ立ち上げる。プロフィールに情報。
   ・   ・   {東山道美濃国・百姓の次男・栗山正博}・  
 寺田寅彦「天災と人災、つまり戦争に対する国防を二つ組み合わせて、国防の概念に防災も入れるべきではないか。特殊な天然の敵を四面に控えたわが国では陸海の他に科学的国防の常備軍を設け、日常の研究と訓練によって、非常時に備えるのが当然」(関東大震災を回顧して)
   ・   ・   ・   
 戦後における国土防衛の失敗例が、東日本震災と福島第一原発事故である。
 政府主導で毎年定期的に行っていた、安全神話に基ずく「終わり良ければ全て良し」的な安直な理想的総合防災訓練は現実の災害・事故には役に立たなかった。
 日本の如何なる深刻な対応訓練でも、最後は必ずポジティブにハッピーエンドで楽天的な終わる。
 それは、能天気で無責任であった。
   ・   ・   ・   
 10月27日11:00 産経新聞尖閣周辺に9日連続で中国公船
 手前から南小島、北小島、魚釣島 (鈴木健児撮影)
 尖閣諸島沖縄県石垣市)周辺の領海外側にある接続水域で27日、中国海警局の船4隻が航行しているのを海上保安庁の巡視船が確認した。尖閣周辺で中国当局の船が確認されるのは9日連続。
 第11管区海上保安本部(那覇)によると、1隻は機関砲のようなものを搭載。領海に近づかないよう巡視船が警告した。」
   ・   ・   ・   
 10月27日13:05 産経新聞「岸田首相「共産含む政権、どんな外交になるか」 応援演説で立民批判
 衆院選の街頭演説で野党を批判する岸田文雄首相=27日、東京都北区(市岡豊大撮影)
 岸田文雄首相は27日午前、東京都北区のJR赤羽駅前で衆院選候補者の応援演説を行い、「共産党を含む政権ができたならば、どんな外交安全保障になってしまうのか」と述べ、共産党と連携する立憲民主党を暗に批判した。首相はこれまで選挙期間中に各地で行った応援演説で、両党の連携を前提とした批判はしていなかった。
 この日の演説で首相は、北朝鮮弾道ミサイル発射や中露艦艇による日本周辺海域での動きについて触れ、「こういったときこそ、しっかりとした外交安全保障を進めなければならないと強く感じている」と強調した。」
   ・   ・   ・   
 自民党
 【外交】
・「自由で開かれたインド太平洋」の一層の推進に向け、日米同盟を基軸に、豪、印、ASEAN、欧州、台湾など普遍的価値を共有するパートナーとの連携を強化する。台湾のTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)加盟申請を歓迎し、WHO(世界保健機関)総会へのオブザーバー参加を応援する
北朝鮮に対しては、首脳会談の実現など、あらゆる手段を尽くし全ての拉致被害者の即時一括帰国を求める。また、国際社会と協力して、核・ミサイルの完全な放棄を迫る
ウイグルチベット、モンゴル民族、香港など、人権を巡る諸問題について、主張すべきは主張し、責任ある行動を強く求める
・日本の対外的なイメージの向上と国際的地位の向上を図るために「戦略的な対外発信」を強化するとともに、「国際機関で活躍できる人材」を育成する
 【安全保障】
・中国の急激な軍拡や力を背景とした一方的な現状変更など、激変する安全保障環境に対応するため、わが国自身の防衛力を抜本的に強化する
尖閣諸島周辺を含むわが国の領土・領海・領空を断固として守り抜くために、中国「海警法」の施行も踏まえ、海上保安庁の体制拡充・自衛隊との連携強化に加えて、領域侵害に対処する万全の措置を講じる
弾道ミサイルへの対処能力を進化させ、相手領域内で弾道ミサイルなどを阻止する能力の保有を含めて、抑止力を向上させる新たな取り組みを進める
・在外邦人らの保護と確実な退避を可能とするため、制度・運用の見直しを図る
・令和4年度から防衛力を大幅に強化し、新たな国家安全保障戦略・大綱・中期防衛力整備計画などを速やかに策定する」
   ・   ・   ・   
 立憲民主党
 【外交・安全保障】
・健全な日米同盟を基軸としながら、豪州やインドなどアジア太平洋地域、とりわけ近隣諸国との多国間協力を推進する
尖閣諸島沖縄県石垣市)防衛を視野に、領域警備と海上保安庁の体制を強化する法整備を進める
核兵器禁止条約締約国会合へのオブザーバー参加を目指す
沖縄県名護市の辺野古新基地建設を中止する
・経済安全保障を確立するため、わが国の先端技術の優位性を確保し、経済活動などにおけるルール形成戦略を強化する
   ・   ・   ・   
 公明党
 【外交】
核兵器禁止条約の批准への環境整備を進める。2022年3月に開催予定の締約国会合にオブザーバー参加する
・日米同盟の抑止力・対処力を一層向上させ、緊密な情報共有および共通情勢認識の構築を行う
・日米豪印の枠組みでの協力を推進し、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けた取組みを強化する
・中国における人権や基本的自由の尊重について国際社会から懸念が示されており、公明党も共有している。中国は透明性をもって説明し、国際社会に対する責任を果たすべきだ
   ・   ・   ・   
 共産党
 【憲法・外交】
自民党改憲案に反対し、断念に追い込む
憲法の前文を含む全条項を厳格に守る
核兵器禁止条約に署名・批准する政府をつくる
自衛隊を海外で戦争させる安全保障法制を廃止する
・F35など米国製兵器の「爆買い」や「空母化」などの大軍拡をやめる
沖縄県宜野湾市の米軍普天間飛行場の無条件撤去を求め、名護市辺野古の新基地建設を中止する
日米安保条約を廃棄し、対等・平等の立場に立った日米友好条約を結ぶ
・「慰安婦」「徴用工」問題で、日本政府が、侵略戦争と植民地支配への反省を土台にして被害者の尊厳と名誉を回復する措置をとることを強く求める
   ・   ・   ・   
 日本維新の会
 【外交・安全保障】
・防衛費のGDP1%枠を撤廃し、テロやサイバー・宇宙空間への防衛体制をさらに強化する
・領域内阻止能力の構築について、積極的な検討を進める
・日米同盟を基軸とし、日米英印豪台など共通の価値観を持つ海洋国家ネットワークで日本の防衛力を強化する
   ・   ・   ・   
 国民民主党
 【安全保障】
海上保安庁の任務に領土保全を加える海上保安庁法改正、情報収集・警戒監視活動を明記する自衛隊法改正を実現する
人工知能(AI)や次世代通信規格「5G、6G」、半導体など軍事転用可能な技術の流出防止や、外国資本による技術保有企業の買収を把握、規制するため、必要な法整備を進める
   ・   ・   ・   
 れいわ新選組
 なし
   ・   ・   ・   
 社民党
 【外交・安全保障】
沖縄県名護市辺野古の米軍新基地建設を止める
核兵器禁止条約への加入・批准を実現する
   ・   ・   ・   
 10月23日23:35 産経新聞「中露艦艇、東シナ海入り 長崎沖でヘリ発着艦
 並んで航行する中国(右側)とロシアの海軍艦艇=23日午前、長崎県男女群島の南南東海域(防衛省提供)
 防衛省統合幕僚監部は23日、津軽海峡を抜けて太平洋を南下した中国とロシアの海軍艦艇計10隻が、鹿児島県の大隅半島種子島の間の大隅海峡を通過し、東シナ海に入ったと発表した。防衛省が中露の艦艇による大隅海峡の同時通過を確認したのは初めて。中露の艦艇は艦隊を組んで日本列島をほぼ1周した形となり、防衛省は極めて特異な行動とみて警戒を強めている。
 防衛省によると22日午後1時ごろ、10隻が高知県足摺岬の南約180キロを航行するのを海上自衛隊が発見し、10隻はその後大隅海峡を通った。23日午前10時ごろには、長崎県男女群島の南南東約130キロで、中国のレンハイ級ミサイル駆逐艦の艦載ヘリコプターが発着艦するのを確認した。
 10隻は18日に津軽海峡を通過した後、20日には千葉県の犬吠埼沖約130キロまで接近した。21日には伊豆諸島付近を進み、艦載ヘリが発着艦した。
 中露の特異な行動には、日米が英国やオーストラリアなども加え、日本周辺での多国間訓練を増強していることが背景にあるとみられる。
 英国は9月に最新鋭空母「クイーン・エリザベス」を中心とする空母打撃群を日本に寄港させた。日米などはこの機会を捉え、沖縄南西の海空域で米英の空母計3隻が参加する6カ国共同訓練を実施するなど、台湾への軍事的圧力を強める中国を牽制(けんせい)した。
 今回の中露艦艇10隻による日本列島をほぼ1周する航行は、こうした日米などの動きへの対抗措置と見る向きもある。日本政府関係者は「中露による警告という意味ではないか」と話す。
 東シナ海に入った中露艦艇10隻の航路が尖閣諸島沖縄県石垣市)や台湾方面に向かえば緊張はさらに高まるだけに、日本政府は警戒を強めている。
   ・   ・   ・   
 10月25日08:19 MicrosoftNews 共同通信「ロシア艦は東シナ海から日本海へ 5隻、中国艦と離れ対馬海峡通過
 防衛省統合幕僚監部は25日、ロシア海軍の艦艇5隻が、対馬海峡を通り東シナ海から日本海に入ったのを確認したと発表した。中国海軍の5隻とともに津軽海峡大隅海峡を通過し、日本列島をほぼ一周した艦艇で、中国の5隻とは23日午前11時ごろ、長崎県男女群島の南の東シナ海で離れた。同省は一連の行動の分析を進めている。
 防衛省によると23日午後10時ごろ、長崎県対馬の南西約140キロで、北東に進むロシアの5隻を海上自衛隊が確認。その後、日本海へ入った。24日午前10時ごろには、対馬の北東約60キロで、5隻のうちフリゲート艦の艦載ヘリコプターが発着艦した。」
   ・   ・   ・   
 10月25日10:45 産経新聞尖閣周辺に中国船 7日連続
 尖閣諸島
 尖閣諸島沖縄県石垣市)周辺の領海外側にある接続水域で25日、中国海警局の船4隻が航行しているのを海上保安庁の巡視船が確認した。尖閣周辺で中国当局の船が確認されるのは7日連続。
 第11管区海上保安本部(那覇)によると、1隻は機関砲のようなものを搭載。領海に近づかないよう巡視船が警告した。」
   ・   ・   ・   
 10月25日13:11 産経新聞「中露艦艇航行に懸念表明 防衛相、米海軍長官と会談
 岸信夫防衛相
 岸信夫防衛相は25日、米海軍のデルトロ長官と防衛省で会談した。中国とロシアの海軍艦艇計10隻が津軽海峡を通航後、太平洋を南下し、日本列島をほぼ1周したことに懸念を示した。北朝鮮による潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)発射にも触れ「わが国を取り巻く安全保障環境が一層厳しさを増している」と述べた。
 デルトロ長官は「海軍同士での連携は重要だ。今後もパートナーシップの強化に努力をしたい」と応じた。
 磯崎仁彦官房副長官は記者会見で、中露艦艇の航行に関し「政府として高い関心を持って注視している。引き続き警戒監視活動に万全を期す」と表明。両国海軍が伊豆諸島周辺や東シナ海で艦載ヘリコプターを発着艦させたことに対し、航空自衛隊の戦闘機を緊急発進(スクランブル)させたとも明らかにした。
 【動画】中露10隻、大隅海峡も通過 日本列島を一周
 日本海で行われた合同軍事演習に参加する中露の艦艇。露国防省が18日に映像を公開した(ロイター)」
   ・   ・   ・   
 10月25日18:01 MicrosoftNews 時事通信「中ロ、日本取り巻き軍事演習=結束誇示、対米けん制も―津軽大隅両海峡通過
 © 時事通信 提供 18日、中国・ロシア両海軍の「合同海上トロール」で津軽海峡を通過する軍艦(中国国防省ホームページより・時事)
 © 時事通信 提供 19日、中国海軍のフリゲート艦「浜州」の演習で発射した対潜水艦ミサイル(中国国防省ホームページより・時事)
 【北京、モスクワ時事】中国とロシアの海軍が日本を取り巻く海域で共同実施していた軍事演習と「海上トロール」が23日、東シナ海東部海域で終了した。中国国防省は「他国の領海に進入しなかった。第三国に向けたものではない」と主張しているが、中ロ両軍の結束を誇示して日米をけん制する狙いがありそうだ。
 中国国防省の23日の発表によると、中ロ両軍は17日から初の「海上合同パトロール」を実施し、23日昼に終了した。参加したのは軍艦計10隻と艦載ヘリ6機。ロシア極東ウラジオストク沖から出発し、18日に津軽海峡を通過して太平洋を南下。鹿児島県の大隅半島種子島の間の大隅海峡を通って東シナ海に抜けた。
 中ロ軍艦がそろって津軽大隅両海峡を通過するのは初めて。両海峡は中央付近が公海扱いの「国際海峡」で、沿岸から3カイリ(約5.6キロ)以上離れた海域を通れば国際法上の問題はない。中国海軍のフリゲート艦「浜州」は19日に対潜水艦ミサイルの発射訓練も行った。
 ロシア国防省は23日の発表で、「パトロールの一環として初めて津軽海峡を通過した」と明らかにし、一連の演習の目的は「ロシアと中国の旗を掲げ、アジア太平洋地域の平和と安定を維持し、両国の海洋経済活動を守ることだ」と強調。中国国防省も「中ロ新時代の全面的戦略協力パートナーシップを一層発展させ、双方の共同行動能力を高めるのが目的」などと説明した。
 中ロ両海軍はウラジオストク沖の日本海で14~17日に合同軍事演習を実施。ロシア国防省は15日に日本海で米海軍駆逐艦の領海侵犯を阻止したと主張したが、米側は否定した。
 中国は、米英がオーストラリアの原子力潜水艦取得に協力する安全保障枠組み「AUKUS(オーカス)」に反発している。プーチン大統領は米CNBCテレビのインタビューで、AUKUSは「明らかに地域の安定を損なう。誰かに対抗するためなら良くない」と同調した。ロシア政府系メディアもAUKUS創設で「中ロ軍事演習の切迫性が増している」とする専門家の見方を紹介した。」
   ・   ・   ・   
 10月25日20:30 MicrosoftNews テレ朝news「異例…中ロの艦隊 ぐるりと“日本一周”その狙いは
 18日、中国とロシア海軍の軍艦10隻が巡視活動として津軽海峡を通過し、その後、鹿児島県の大隅海峡を抜けました。日本をぐるりと一周する異例の航行となったわけですが、その狙いとは。
 日本列島を1周するかのような動き…。このルートに沿って、中国とロシアの海軍による「合同巡視活動」が行われていました。
 17日から始まった巡視活動は、18日に「津軽海峡」を通過しました。
 磯崎官房副長官:「中国海軍艦艇とロシア海軍艦艇、同時に津軽海峡を通過することを確認したのは今回が初めてということでございます。高い関心をもって注視をしております」
 その後も、日本列島に沿うように太平洋を南下。22日には鹿児島県の大隅半島種子島の間「大隅海峡」を抜け、東シナ海に入ったのです。
 ちなみに、「津軽海峡」や「大隅海峡」は領海法で中央部分に関しては、どこの国にも属さない海域であると設定されているため、通過しても法的に問題はありません。
 中国側は、今回の活動に関し、「他国の領海に進入しなかった」「第三国をターゲットにしたものではない」と説明。
 ロシア側も「目的は、アジア太平洋地域の平和と安定の維持だ」としていますが、果たして中ロの狙いはどこにあったのでしょうか。
 笹川平和財団・小原凡司上席研究員:「今回はあくまで戦略的コミュニケーションの一環。日本に対して強い政治的なメッセージを伝える。『アメリカに近付くな、中国に融和的になれ』というメッセージです」
 任務を終え、船の上でエールを送り合う兵士たち。
 巡視活動は延べ1700カイリ、3150キロ以上を航行し、23日に終了しました。」
   ・   ・   ・   
 10月25日21:09 MicrosoftNews 日テレNEWS24「中露“日本を一周”初の合同巡視活動
 中国とロシアの艦隊が日本を一周するように行った初めての合同の海上巡視活動について、中国側は「円満に終了した」と発表しました。周囲を飛行する自衛隊機の映像も公開しています。
 中国国防省は、「今月17日から23日まで、初めてとなる中国とロシアの合同巡航を行い、円満に終了した」と発表しました。
 合わせて10隻の艦艇は津軽海峡大隅海峡を通過し、日本を一周するように巡航したほか、武器を使った演習も行いました。日本の領海への侵入はなかったとしています。
 中国側は日本の自衛隊機だとする映像も公開し、「自衛隊機や複数の艦艇が周辺で情報収集を続けた」と明らかにしました。
 中国メディアは専門家の話として「巡航は一部の国家が挑発を繰り返すことに対しての『やんわりとした威嚇』であり、当然、日本とその後ろにいるアメリカを揺さぶるためだ」と伝えています。
 中国はロシアとの軍事的な結びつきをアピールすることで、台湾問題などをめぐって日米をけん制する狙いがあるとみられます。」
   ・   ・   ・    
 10月26日10:27 産経新聞尖閣周辺に中国船 8日連続
 沖縄県尖閣諸島
 尖閣諸島沖縄県石垣市)周辺の領海外側にある接続水域で26日、中国海警局の船4隻が航行しているのを海上保安庁の巡視船が確認した。尖閣周辺で中国当局の船が確認されるのは8日連続。
 第11管区海上保安本部(那覇)によると、1隻は機関砲のようなものを搭載。領海に近づかないよう巡視船が警告した。」
   ・   ・   ・   
 10月26日12:18 産経新聞「中露艦艇合同航行に米国防総省「同盟国と連携続ける」
 米国防総省のカービー報道官(AP)
国防総省のカービー報道官は25日の記者会見で、中国とロシアの艦艇が太平洋を南下して東シナ海に入るなど合同で航行した問題で、「合同で作戦行動し訓練を行う必要があると判断したのは彼らだ。彼らがそれを説明すべきだ」と述べた上で「米国は自らの能力を向上させ、地域の同盟・友好諸国と連携を続けていく」と強調した。
 カービー氏はまた、中国の地域における軍事力増強に関して「中国が自らの安全保障と経済利益に沿うように隣国を脅し、抑圧しようとしているのは明らかだ」と批判した。(ワシントン 渡辺浩生)」
   ・   ・   ・   
 10月26日12:34 MicrosoftNews 時事通信「米海軍長官、中ロけん制=日本周辺で軍事演習
 © 時事通信 提供 デルトロ米海軍長官(米海軍提供)
 来日したデルトロ米海軍長官は25日、時事通信などとの電話による会見に応じ、中国とロシアの海軍が日本周辺海域を航行し、軍事演習などを実施したことに関連し、「いかなる形であれ、他国を脅し、侵略者となることを阻止する必要がある」と述べ、中ロをけん制した。
 デルトロ長官は、中ロ両国が近年、ルールに基づく国際秩序を順守しない行動で他国への威嚇を試みていると指摘。こうした動きを抑止するためには「われわれのプレゼンスが重要だ」と強調し、日本やオーストラリア、フィリピンなどとの同盟強化の必要性を訴えた。」 
   ・   ・   ・   

  ・   ・   ・   
 徳川時代後期。日本は、ロシアによる北からの侵略に恐怖して東北諸藩に蝦夷地(北海道)と北方領土防衛の派兵を命じたが、諸藩連合体である幕藩体制ではロシアの武力侵略とキリスト教の宗教侵略から神国日本を守り切れないと判断し天皇中心の中央集権国家に造り変えようとした。
 それが、明治維新であり、日本の近代化である。
 日本の近代化とは、祖国防衛の為の近代天皇制度の元での軍国主義国家を建設する事であった。
 軍国日本の軍事行動全てが、積極的自衛戦争であって侵略戦争ではなかった。
   ・   ・   ・   
 目には目を歯には歯を、武力には武力を。
 攘夷には正当性があった。
 攘夷とは、ロシアの侵略から神国日本を守る為であった。
 日本の国防で最大の懸案は、日本とロシアの間で生活するアイヌ人が何方に味方するかである。
 つまり、日本の敵になるのか味方になるかである。
 アイヌ人達は、日本の味方となり、日本と共にロシアと戦おうとした。
 アイヌ民族日本民族琉球民族は、縄文人から分かれた兄弟民族であった。
   ・   ・   ・   
 日本国と日本国民・日本民族の安全は、日米安全保障条約によって守られ、敵の侵略を食い止めているのは自衛隊在日米軍である。
 日本の、同盟国はアメリカであり、友好国はイギリス・オーストラリア・インド・台湾・その他で、それらの国々は親日であり知日である。
 中国、韓国・北朝鮮、ロシアは、反日である。
 中国とロシアは、敵日として仮想敵国である。
   ・   ・   ・   
 自衛隊アメリカ軍は、日本の領土である島嶼を守る為に合同軍事演習を行う。
 中国軍とロシア軍は、日米安保に対抗し、自衛隊アメリカ軍が守る島嶼陣地を攻撃し粉砕し占領する合同軍事演習を行う。
 つまり、島嶼をめぐる合同軍事演習の目的は、自衛隊アメリカ軍は防衛戦であり、中国軍とロシア軍は攻撃戦である。
   ・   ・   ・   
 アメリカは、尖閣諸島は日本領土である事を認め、台湾と同様に中国共産党の侵略から武力を用いても守ると言及している。
   ・   ・   ・   
 アメリカの核ミサイルは、日本を通り越してロシアと中国に照準を合わせている。
 中国、北朝鮮、ロシア3カ国の核ミサイル合計数百発は、日本を核攻撃する為に配備されている。
   ・   ・   ・   
 中国共産党は、台湾はもとより、日本の尖閣諸島・沖縄、沖ノ鳥島、北海道を強奪しようとしている。
 中国軍は、復讐戦として、日本との戦争を計画し、日本侵略の為に軍事力強化を急いでいる。
   ・   ・   ・   
ロシアの東方侵略。
2017-09-16
☭4」─1─ロシアは日本に向けて侵略を開始した。ピョートル1世(大帝)。アイヌ人の反乱。日本領北方領土日本海アイヌ問題。1543年~No.8No.9No.10・ @ ③ 
   ・   ・   ・   
田沼意次蝦夷地・北方領土開発計画と対ロシア交易計画。
2017-09-17
☭5」─1─田沼意次蝦夷地・北方領土探索隊。立原翠軒の国難警告。アメリカ・イギリス・ロシアの北太平洋航路探検競争。1738年~No.11No.12No.13・ @ ④ 
   ・   ・   ・   
文化露寇事件。
2018-06-12
☭6」─1─文化露寇事件。徳川幕府はロシアの侵略から日本を守る為に東北諸藩に出兵を命じた。1807年~No.14No.15No.16・ @ ⑤ 
 戦争をして神国日本を守る為に、数千人の武士・サムライが蝦夷地(北海道)・北方領土に配備された。
   ・   ・   ・   
徳川幕府の対露防衛戦略。
2021-01-27
☭7」─1─幕末動乱の原因は徳川幕府倒幕派の対露防衛戦略体制選択の内戦であった。~No.17No.18No.19・ ⑥ 
   ・   ・   ・   
ロシアの侵略に対する水戸学・尊皇攘夷天皇主義者、愛国主義者、軍国主義者、尊皇派、勤皇派)。
2018-02-01
☭8」─1─バルチック艦隊を撃滅した海洋戦略思想は水戸学の『新論』にあった。幕府海軍。本土決戦思想。~No.20No.21No.22・ ⑦ 
   ・   ・   ・   
対馬事件と討幕。
2017-09-22
☭9」─1─対馬事件。尊王攘夷派はロシア軍将校と水兵を襲撃した。ロシア軍艦による対馬武力占拠と租界要求事件。1854年~No.23No.24No.25・ @ ⑧ 
   ・   ・   ・   
 日本の近代化は、軍国主義国家をつくるためであった。
   ・   ・   ・   
   ・   ・   ・   
 歴史的事実として、古代から、日本は被害者であり、中国や朝鮮は加害者であった。
   ・   ・    ・   
 古代から北九州や西中国地方には、日本天皇への忠誠を拒絶し反旗を翻し日本国から独立する為に、中国大陸や朝鮮半島の敵日勢力と手を組み軍事支援を得て天皇に対して反乱を起こそうと企む反ヤマト王権勢力が存在していた。
 ヤマト王権は、国内外に数多くの敵と戦いながら日本統一を行い、天皇の下で日本を一つにまとめいた。
 天皇制度国家日本を取り巻く環境は、昔も現代も同じで、むしろ現代の方が悪化している。
 日本は、古代と同じように中国(中国共産党)、韓国・北朝鮮そしてそこに現代ではロシアが加わった4か国対日包囲網の中に存在している。
 そして、国内外に反天皇反民族反日的日本人達が暗躍している、彼らはマルクス主義者(共産主義者)とキリスト教徒、その他である。
   ・   ・   ・   
 668年 草薙剣盗難事件。新羅の僧沙門道行が草薙剣を盗んで新羅に逃げるが捕まる。
   ・   ・   ・   
 668年~780年 新羅朝貢の為の日本に遣新羅使を派遣し、遣日本使が30回以上。
 新羅は、対唐(中国)政策として日本天皇に臣下の礼をとって忠誠を誓ったが、それは本心ではなくウソであった。
   ・   ・   ・   
 811(弘仁2)年 弘仁新羅の賊。新羅船3隻は、新羅海賊船団20隻以上を手引きして対馬を襲撃した。
   ・   ・   ・   
 813年 第52代嵯峨天皇新羅の漁民と海賊の船団110人は、肥前の五島などに上陸して襲撃し、島民100人以上を殺害し、日本人を拉致して行った。
 五島の島民は、新羅人9名を殺し、多くを捕らえて役所に突き出した。
   ・   ・   ・   
 820年 弘仁新羅の乱。
 天皇への忠誠を拒否した新羅系渡来人700人以上は、駿河遠江の2カ国で分離独立の反乱を起こした。
   ・   ・   ・   
 869年 貞観の入寇。新羅の海賊。
   ・   ・   ・   
 870年 太宰少弐・藤原元利麻呂は、「新羅と通謀して謀反を企てている」との告発で捕縛された。
   ・   ・   ・   
 893(寛平5年)および894年 寛平の韓寇。新羅の海賊は熊本、長崎、壱岐対馬を侵略。
   ・   ・   ・   
 898年と899年に、半島系渡来人達は、大規模な反天皇武装蜂起を起こし、さらに各地で中小規模の反日暴動を幾つも起こしていた。
   ・   ・   ・   
 906年 延喜の新羅の賊。
   ・   ・   ・    
 997(長徳3)年 長徳の入寇。高麗の海賊の侵略。
   ・   ・   ・   
 1019年 刀伊の入寇満州騎馬民族女真族による北九州侵略。
   ・   ・   ・   
 文永の役(1274年)と弘安の役(1281年) 元寇。元(中国)・高麗連合軍による日本侵略。
 アイヌ人は、モンゴル軍を撃退した。
   ・   ・   ・   
 1419年 応永の外寇李氏朝鮮軍による対馬侵略。
   ・   ・   ・