🐒7:─3─統一教会問題まだある論点 教団の「反日思想」~No.23NNo.24No.25No.26 

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 2022年8月12日10:31 YAHOO!JAPANニュース 吉崎エイジーニョライター「統一教会問題まだある論点 教団の「反日思想」 原語資料にある"これだけの証拠"
 (写真:ロイター/アフロ)
 日々、日本のメディア報道を眺めながら統一教会の韓国語の資料を原語で読み解いている。
 最近では「ミヤネ屋」出演陣のこういったコメントが印象的だ。
◆鈴木エイト氏
 「統一教会は当初から反日思想を隠して日本政府に接近していた」
霊感商法対策連絡会 阿部克臣弁護士
 「統一教会は、表向きは保守的な教義を掲げて自民党に接近しているが、本質は反日的な教義、この点を日本の政治家は理解していない」
◆デーブ・スペクター氏
 「70%が日本の献金など日本人が(韓国の)喰い物になり犠牲になっている。変なのは保守を売り物にしている自民党が(統一教会との関係を)平気でいられるとすれば矛盾してるし、政治家としてのスタンスを疑いたくなる」
 反日的。
 確かに教会の韓国語関連サイト、韓国語語公式資料を読み込んでいくと、新たにそういった言及を目にするようになってきた。もちろん、日本や自民党に関する幾多の言及のなかのほんの一部なのだが、確かに存在する。
 ※統一教会の本部のある韓国のメディアでは一般的に、1997年の教団名称変更後も「教義に変化なし」として「統一教」の名称が使われています。本稿はこれに倣い「統一教会」の表記を用います。
 Webまんがで「日本は怨讐の国」 
 最もストレートなものは、教団の公式資料を電子書籍などで扱う「鮮鶴歴史変遷苑」で見つけられる。そこに掲載されるウェブマンガ「つながり」の第4話「真の御父母様の日本訪問2」にある。
 1965年1月28日、文鮮明氏が教祖として初めて日本を訪れ宣教活動を行った。本人の留学時代以来21年ぶりだったという。その際に、日本の若い高校生が姉のすすめで信者になっていく、というストーリーだ。
 主人公「(文鮮明先生は)本当に日本をイブの国として選ぶ考えなのか?」
 韓国がアダムで、日本がイブ。
 イブは禁断の果実をかじる、という罪を犯した。つまり1910年から45年までの植民地統治だ。Webマンガ文鮮明氏本人が「なぜが日本を訪問したのか」という説明へと続く。
 文鮮明氏「日本は一神教を定着させられなかった」
 「何より日本は…」
 「韓国の怨讐となった国だ…」
 そして高校生の前でこう宣言した。
 「(しかし)心配しないでください。私が日本をイヴの国として育てます」
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 8月1205:00日 MicrosoftNews 現代ビジネス「旧統一教会の「知られざる聖地」が西早稲田・戸山公園にあった!…早朝から信者が続々と集まってくる理由
 西早稲田にある「聖地」
 「旧統一教会教祖の文鮮明韓鶴子にちなんだ“御父様の木”、“御母様の木”が戸山公園にあるのをご存じですか」
 そう語るのは、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の信者の脱会を手助けしている「日本キリスト教異端相談所『異端カルト110番』」代表の張清益(チャン・チョンイク)牧師(とねりキリスト教会主任牧師)だ。
 東京都新宿区の戸山公園は、かつての尾張藩徳川家の下屋敷跡地。明治時代以降は、陸軍軍医学校や陸軍の練兵場として利用され、戦後、敷地の一部が公園になった。すぐそばに早稲田大学理工学部がある。
 公園は大久保地区と箱根山地区の二つに分かれており、問題の木は箱根山側にある。東京メトロ副都心線西早稲田駅から徒歩10分。山手線内で最も標高が高いとされる箱根山(標高44.6メートル)の登山道を登ると、頂上付近に、写真のように、大きな木とやや小さい木が並んでいる。
 13年ほど前に張氏が撮影した写真には、数人の若い男女が二本の木の近くでお祈りをしているらしい姿などが写っている。
 写真を撮った経緯などを張氏はこう話す。
 「撮影当時、私は戸山公園の近くに住んでいて、早朝、戸山公園によく散歩に行っていました。ある日の午前5時前、たまたま箱根山のベンチで座っていると、若い男女が数人、二本の木に手をかざしてお祈りしたり、歌ったりしている。
 何をしているのか不思議に思い、聞いたところ“私たちは統一教会の信者です。ここは統一教会の聖地です”と話してくれた。彼らは二本の木のうち、大きな木を文鮮明教祖にちなみ“御父様の木”、小さな木を妻の韓鶴子(現・教祖)にちなんで“御母様の木”と呼んでいました」
 韓国出身の張氏が旧統一教会信者と初めて接触し、その問題の深刻さを知ったのは、実はこのときからだ。
 共同生活先から続々と信者が
 というのも、張氏は1990年に韓国から来日したが、韓国では、旧統一教会キリスト教界では異端視されているものの、日本で問題化している霊感商法や巨額寄付金の徴収は韓国人に対しては行っておらず、反社会的とみなされてこなかったのだ。張氏が言う。
 「今回の安倍元総理銃撃事件後、韓国の大手のテレビ局が“旧統一教会が問題を抱えていることを初めて知り驚いた”と私のところに取材に来ました。旧統一教会は、サタンの国である日本の信者を“金の成る木”と考えてお金を搾り取ってきましたが、韓国人に対してはあくどいことをしません。だから韓国では、単なる異端宗教としか認識されてこなかった。かく言う私も、戸山公園で旧統一教会の信者と接触するまでは旧統一教会の実態を知りませんでした」
 張牧師(写真は本人提供)© 現代ビジネス 張牧師(写真は本人提供)
 張氏によると、旧統一教会の信者たちは、いつも早朝の午前4時半から30分間、父母の木の周りでお祈りなどを続けていたという。
 「全部で30人ぐらいはいましたね。彼らは都電荒川線早稲田駅近くで共同生活していると話していました。旧統一教会は、信者を共同で生活させることにより信者の離反を防ぐ一方、早起きしてみんなでお祈りをさせることで仲間意識を植え付け、組織に従うように訓練していた。30人の中には早稲田大学東京大学の学生、東大の院生もいました。
 私は、それから3年間、週2日から3日、早朝に公園に行って彼らと話し合い、旧統一教会の教義がいかにキリスト教の聖書の教えに反しているか、文鮮明らがいかに信者を食い物にしているかを事実に即して彼らに話し続けました。私の言うことに耳を傾けて、何人かは考えを改めて旧統一教会を辞めましたが、聞く耳を持たない人もいました」
 「聖地誕生」の自分勝手すぎる論理
 張氏は、旧統一教会など複数の韓国発祥の異端宗教対策のため、2010年に、「韓国キリスト教異端相談所協会」の東京支部として「日本キリスト教異端相談所」を創立した。さらに2019年に日本のキリスト教界で初となる異端カルト情報専門サイト「異端・カルト110番」を立ち上げている。
 「相談者の中には、安倍元首相を銃撃した山上徹也容疑者の母親と同じく、旧統一教会に1億円以上の寄付をして家庭が滅茶苦茶にされた人もおり、山上容疑者のケースは氷山の一角に過ぎません」と張氏は語る。
 それにしても、なぜ戸山公園が旧統一教会の聖地なのか。
 「旧統一教会信者の中には、文鮮明早稲田大学の卒業だと信じている人が少なくありません。実は、文鮮明は、朝鮮半島が日本の植民地だった当時、早稲田大学付属早稲田高等工学校に留学していたことがあるのです。留学中の文鮮明が戸山公園を訪れていたとして聖地になったようです。
 信者たちの話では、“アボジ(韓国語でお父さん=文鮮明のこと)は、私に会いたければここに来なさい。祈りたければここに来なさいと話していた”ということでした。東京都の公共公園の中に勝手に聖地を設けるというのは、考えてみればおかしな話です」(張氏)
 旧統一教会の資料「日本統一運動史」は次のように書いている。
 「真の御父様が、下宿されたのは、東京の淀橋区戸塚町1丁目(現在の新宿区西早稲田2丁目)」。「早稲田大学近くの戸山公園の中に箱根山という小さな山があり、かつては展望台から市街を見渡すことができ、真の御父様が留学しておられた時期に、おそらくここで祈られたと言われている場所です。1965年3月に(中略)東京の聖地の一つが、この箱根山の中腹に定められました」
 なお戸山公園を管理している東京都公園協会の戸山公園管理センターに問い合わせると「旧統一教会の聖地?初めて聞きました」とのことだった。
 私が現地を尋ねたのは午後。木の周りには人影はなく、ベンチに腰かけている女性に訪ねると「よく来ますが、知りませんでした」。いまでも早朝には、信者がお祈りを捧げに来ているのだろうか。 
 取材・文/長谷川学」
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