👹11:─4・C─国葬儀は卑劣な暴力・テロから自由と民主主義を守る強い意志を示した。~No.45 

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 2022年10月11日 YAHOO!JAPANニュース 夕刊フジ「安倍元首相の国葬儀 卑劣な暴力から民主主義を守る強い意志を示した 反対した野党の執行部は欠席…誠に残念
 安倍晋三元首相を悼み、献花する人たち=27日午前9時56分、東京都千代田区(代表撮影)
 【ニュース裏表 伊藤達美】
 安倍晋三元首相の「国葬国葬儀)」に参列した。9月27日午前11時前に地下鉄・九段下駅を出て、東京・北の丸公園日本武道館に向かうと、すでに九段坂公園に設置された献花台に向かう人々が長蛇の列をなしていた。受付を済ませて会場に入り、午後2時の開始まで約3時間、指定された席で待機した。
 【写真】銃撃された安倍元首相が最後に握っていた傷のついたマイク
 国葬には、天皇、皇后両陛下と上皇ご夫妻が使者として側近を派遣され、秋篠宮ご夫妻をはじめとする皇族7方が参列された。三権の長や元職を含む国会議員、世界218の国と地域から首脳級、国家元首級の要人約700人を含め、国内外から4183人が出席した。葬儀委員長は岸田文雄首相が務めた。
 さまざまな意見があるなかで実施されたが、厳粛のなかにも参列者の哀悼の気持ちがあふれた良い葬儀となった。
 岸田首相は国葬を行う理由として、①憲政史上最長の首相在職②在任期間中の数々の功績③国際社会からの弔意④民主主義の根幹たる選挙中に、突然の蛮行による非業の死。暴力に屈せず、民主主義を守り抜く決意を示す―を理由に挙げた。
 私が特に重視するのは最後の理由だ。主義主張に違いがあっても、国葬与野党が暴力に屈せず、民主主義を守り抜く断固たる意志持っていることを内外に示す絶好の機会だった。
 ところが、共産党と、れいわ新選組社民党に加え、野党第一党立憲民主党までも国葬に反対し、執行部は欠席した。誠に残念でならない。
 政府の説明や決定手順に落ち度があっても、今後議論すればいいことだ。目くじら立てて欠席する必要はなかったのではないか。欠席を声高にネットなどで発表し、出席する人々を非難するのも大人げなかった。
 まして、反論できない故人に対して生前の政策を批判してどうするのか。安倍氏の政治的評価は歴史が判断することであって、今ここで議論することではないだろう。
 九段坂公園に設置された献花台への列は夜になっても続き、数キロにわたったとされる。発表では一般献花者は2万5889人。このほか、自民党本部などにも献花の人々が多数訪れたという。
 報道機関の調査では、国葬に反対する声が多いとのことだが、こうした事実を目の当たりにすると、「果たして本当なのか」と疑いたくなる。調査では分からない、サイレントマジョリティー(静かな多数派)が存在するのではないか。
 反対派は、「法的根拠」や「国会での事前審議」「経費が多い」などを理由に掲げていたが、要するに安倍氏が嫌いな人たちではなかったか。
 私の肌感覚では、多くの国民は凶弾に倒れた安倍氏の死を悼み、静かに冥福を祈っていたように思う。 (政治評論家・伊藤達美)」
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