🎷93:─2─中国人の「日本に学びたい」が「仏頂面会談」になるまでを専門家が解く。~No.391No.392 

   ・   ・   ・   
 関連ブログを6つ立ち上げる。プロフィールに情報。
   ・   ・   {東山道美濃国・百姓の次男・栗山正博}・   
 中国共産党は、反日であって知日でも親日でもなく、ハッキリ言って「敵」である。
   ・   ・   ・   
 2022年10月16日 YAHOO!JAPANニュース FNNプライムオンライン「経済で見る日中国交正常化50年 “逆転”はどのように起こったか 「日本に学びたい」が「仏頂面会談」になるまでを専門家が解く【大阪発】
 日本と中国の国交が正常化されてから、50年の節目となった9月29日。しかし、これまでの周年式典と比べると、今年は少し様子が違うようだ。国交正常化以降、GDP国内総生産)は日本を上回り、右肩上がりに成長した中国。「すべて日本に学びたい」姿勢から“逆転”した中国と、日本の関係について専門家に聞いた。
 【画像】経済で見る日中国交正常化50年 “逆転”はどのように起こったか
 日中国交正常化50周年 これまでの歩み
 今から50年前の1972年9月、当時の田中角栄首相が中国を訪問し、日本と中国の国交が正常化。10周年には、当時の鈴木善幸首相が中国を訪問し、中国からパンダが贈られた。20周年には、現在の上皇ご夫妻が中国を訪問され、30周年の小泉政権時代にも盛大な記念行事が開催された。
 しかし2012年は、中国の漁船が尖閣諸島沖で海上保安庁の巡視船と衝突。40周年を祝う記念式典は取りやめとなった。尖閣諸島沖への領海侵入は今も続いていて、海上保安庁によると、9月28日には中国海警局に所属する船3隻が領海に侵入。これとは別に接続水域への入域も続いていて、9月15日から29日まで、15日間連続で延べ56隻が入りました。
 そして迎えた50周年の日。9月29日に東京都内で行われた記念レセプションに、日中の首脳の姿はありませんでした。日本からは林外務大臣、中国からは孔鉉佑駐日大使などが出席し、会場では、日中の首脳がお互いに送りあったメッセージが読み上げられた。
 メッセージの中で中国の習近平国家主席は、「新しい時代の要求にふさわしい中日関係を構築するよう、けん引していきたい」と強調。一方の岸田首相から習近平国家主席にあてたメッセージは…
 岸田首相のメッセージ:
 現在、日中関係は、さまざまな可能性とともに数多くの課題や懸案にも直面しています。50年前に両国の国交正常化を成し遂げた原点を思い直し、共に日中関係の新たな未来を切り開いていくことが重要です
 日中関係「逆転」の歴史 専門家の解説
 3年近く途絶えたままの、日中首脳の対面での会談。半世紀の両国関係の変化は、特に経済において、日中関係が逆転した歴史でもある。この変化を、中国問題に詳しいジャーナリストの近藤大介氏に解説してもらった。
―Q:この50年の逆転について、象徴的な2つの映像があります。1978年と2014年に、日中それぞれの首脳が握手をしている様子です。まずは1978年、中国の鄧小平副首相(当時)が来日して、新幹線を視察しているんですね。当時はどんな状況だったんですか?
 近藤大介氏: 中国の首脳による、建国以来初めての西側諸国訪問でした。鄧小平氏は、「新幹線は最高速の馬にむちを当てているようだ」と驚嘆しています。「自分は不老長寿の薬を求めに来た、一から十まで学びたい」と。「“中国は容貌が悪い美人”だと言っていてはいけない、全て日本に学びたい」と虚心坦懐でした
―Q:パナソニックなども見て回ったということですが…
 近藤大介氏: そうですね、新日鉄、日産、パナソニックを訪れました。パナソニックは、当時世界で出始めたばかりの電子レンジを披露しました。中国にはまだなかったんです。パナソニックはシュウマイを入れて、温まったものを見せたんですが、鄧小平氏は全部食べました。「本当に温かい」と。自分で確かめなければ気が済まないという中国人の気質ですね。「日本に学ばなきゃいけない、中国に工場を出してほしい」とお願いしたわけです
――Q:1978年の訪日は、日本の全てを学びたいという姿勢だったんですね。その後、2010年に中国のGDP国内総生産)は日本を上回り、その後も右肩上がりに成長します。2014年、APECの場で行われた習近平国家主席と安倍首相(当時)の日中首脳会談は、“仏頂面会談”と話題になりましたね。
 近藤大介氏: APEC習近平国家主席のふるさと北京で行われ、彼が初めて開いた国際的なイベントでした。オバマ大統領を始めとした21カ国・地域の首脳を招いた中で行われました。安倍元首相とは最初の首脳会談だったんです。習近平国家主席は、内外に「アジアの盟主」であることを見せつけたかったんです。前年に安倍元首相が靖国神社を参拝していたこともあり、抗議もあったと思います。会談のバックに国旗がないんですが、これは日本との会談だけで、他は全て両国の国旗をそろえていました
 この50年で立場が逆転した日中関係だが、日本が中国に経済面で依存しているという事実もある。日本の対貿易総額(2021年)は、中国が2割以上を占め、アメリカを大きく上回っている。また、電子機器を作る際に欠かせない鉱物資源「レアアース」は約6割を中国に依存していて、輸入家電ではノートパソコンや携帯電話の多くが中国からのものになる。
ーQ:中国は、もはや日本が頼らざるを得ない存在のようですが、この状況は続くのでしょうか?
 近藤大介氏: そうですね。ただ、中国も半導体に関して日本を含む西側諸国への依存度が高く、自給率が17パーセントくらいです。中国のアキレス腱でもあるので、デカップリング(切り離すこと)は全くできていないということですね
 (関西テレビ「報道ランナー」2022年9月29日放送)」
   ・   ・   ・   
 現代の日本人は、日本国内の民族、歴史、文化、伝統、宗教が分からないと同時に世界、とくに中国や朝鮮が理解できない。
 それは、不都合な事実を削除した中国・朝鮮に好意的な歴史小説やマンガ・アニメを好んで読み、中国・朝鮮に不都合な歴史的事実を包み隠さず表している古典・漢書が読めなくなっているからである。
 つまり、現代日本は明治初期までの日本とは全然違うのである。
 何処がどう違うのかと言えば、日本は中国や朝鮮と仲良くやりたいと思っているが、中国や朝鮮は日本と仲良くやりたいとは本心から思ってはいない。
   ・   ・   ・