👹24:─1─戦後日本を支配し衰退させた黒幕は特定大学文系出身の学閥であった。~No.93No.94No.95 

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 2023年4月14日 MicrosoftStartニュース 集英社オンライン「「中高年、ほとんどが特定の大学の文系卒」という多様性がないメンバーが派閥や序列をつくり、自尊心をめぐって対立している日本企業の問題点とは
 自分で選ぶことがほとんど困難な人間関係。では、よりよい選択をし、働きがいのあるチームで活躍するために何をすべきか。日本企業の問題点とともに橘玲が論じる。
 「中高年、ほとんどが特定の大学の文系卒」という多様性がないメンバーが派閥や序列をつくり、自尊心をめぐって対立している日本企業の問題点とは
 © 集英社オンライン 提供
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 人間関係を選択する働き方へ
 リベラルな社会では、生まれてきたことは別として、ものごころついたあとは、人生のあらゆることを個人が主体的に選択すべきだとされる。
 このようにして、職業選択も、誰と結婚するかも、子どもを産むか産まないかも、あるいはヨーロッパの一部の国ではいつ死ぬかも本人の自由になった。
 しかしそれでも、世の中には選択できないものがある。養子でもないかぎり、自分の親や子ども、きょうだいを選ぶことはできない。
 そうなると、人生におけるこの重大な選択に失敗したと感じるひとたちが現われる。この不満から、「親ガチャ」や「毒親」という言葉が生まれたのだろう。
 家族以外にも、選択できない人間関係はたくさんある。就学年齢に達すると、子どもたちは地域のなかからランダムに選ばれた同世代の子どもたちと同じクラスになり、友だち関係をつくるよう「強制」される。
 会社の人間関係も、学校と同様に、個人が選択することはできない。会社には“パワハラする上司”“足を引っ張る同僚”“仕事ができないくせにわがままな部下”がいるが、それがどれほど苦痛でも、ほとんどの場合、社員は会社の人間関係を選択できない。
 先進国では飢餓のような極端な貧困はなくなり、戦争や内乱を心配する必要もなくなった。その結果、現代社会ではほとんどの困難が人間関係からもたらされるようになった。
 だとしたら、根本的な解決策はひとつしかない。人間関係を自分で選択できるようになることだ。
 アメリカの作家で、日本の「Manga」の熱烈なファンとしても知られるダニエル・ピンク(クリントン政権下でアル・ゴア副大統領のスピーチライターでもあった)は、早くも2001年にフリーエージェント社会の到来を宣言した[*1]。
 ひとびとが自分らしく生きようとすれば、会社に所属する窮屈な働き方ではなく、リスクをとってでも「フリー(自由)」になりたがるはずだというのだが、この予言は20年後のいま、現実のものになりつつある。
 *1 ダニエル・ピンク『フリーエージェント社会の到来 組織に雇われない新しい働き方』池村千秋訳、ダイヤモンド社
 アメリカのZ世代(30代以下の若者層)のあいだで、「静かな退職(Quiet quitting)」が広がっているという。
 「実際に仕事を辞めるわけではなく、必要最低限の業務はこなすものの、仕事への熱意が低く会社への帰属意識も薄い」ことで、仕事は“生計のための必要悪”で、定時に帰宅し、休日出勤はせず、有給休暇はすべて取得して、余暇の時間を「自分らしく」生きることに使う働き方をいうようだ。
 だが、人的資本が成功にとって大きな影響力をもつ知識社会(メリトクラシー)では、「静かな退職」は敗者の戦略になる可能性が高い。余暇を楽しむのは大切だろうが、その間もライバルは人的資本を大きくしているのだ。
 それに対して、いまシリコンバレーなどで急速に広がっているのが、いつ、どこで、誰と、どんな仕事をするのかを選択できる働き方だ。これは「ギグワーク」と呼ばれる。
 「中高年、ほとんどが特定の大学の文系卒」という多様性がないメンバーが派閥や序列をつくり、自尊心をめぐって対立している日本企業の問題点とは
 © 集英社オンライン 提供
 よいチームの条件
 ギグワーカーはウーバーイーツのドライバーや配達員のことだと思われているが、もともとはジャズメンやロックミュージシャンの「ギグ」、つまり気の合った仲間同士の即興演奏から生まれた造語だ。
 ギグワークの典型は映画製作で、プロデューサーが企画を決めて資金を集めると、そのプロジェクトのために監督や俳優などが集められ、多様な才能をもつクリエイターたちのギグによって作品がつくられる。
 ここで重要なのは、個人の才能だけではなく、その仕事(役)なら誰が向いているかを知っているネットワークだ。
 集団は個人の総和を上回るパワーを発揮することもあれば、暴走して大きな損害を生むこともある。
 なぜこんなことになるのかについては多くの研究があるが、それをまとめると、よいチームの条件は次のようなものになるだろう[*2]。
 *2 橘玲『バカと無知』新潮新書
① 能力の劣る者を集団から排除する(ヒトには生得的な平等指向があるので、能力の高い者は、無意識に能力の劣る者に引きずられてしまう)。
② 明確なミッションを与え、序列をつくらず、誰もが対等の立場で自由に意見をいえるようにする(意見の対立がアイデンティティの対立になると収拾がつかなくなる)。
③ 集団の多様性を高めてイノベーションを促す(全員が高い能力をもつが、文化や宗教、性的指向などが異なると、思いがけないアイデアが出て創発効果が生まれる)。
 こうした集団を意識的につくろうとしているのがGAFAなどシリコンバレーのハイテク企業で、世界中から(とてつもなく)賢い若者を集め、「未来を変えるムーンショット」というミッションを与え、多様なメンバーに対等の立場で徹底的に議論させることでイノベーションの競争に勝ち残ろうとしている。
 それに対して日本の企業は、「日系日本人、中高年、男、特定の大学の学部卒(ほとんどが文系)」というなんの多様性もないメンバーが派閥や序列をつくり、アイデンティティ(自尊心)をめぐって対立しているのだから、グローバルな競争から脱落していくのも当然なのだ[*3]。
*3 橘玲『不条理な会社人生から自由になる方法 働き方2.0vs4.0』PHP文庫
文/橘玲 写真・イラスト/Shutterstock
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 シンプルで合理的な人生設計
 橘 玲
 「中高年、ほとんどが特定の大学の文系卒」という多様性がないメンバーが派閥や序列をつくり、自尊心をめぐって対立している日本企業の問題点とは
 © 集英社オンライン 提供
 3月7日発売
 1760円(税込)
 356ページ
 ISBN:
 978-4478117477
 前著『幸福の「資本」論』にて、幸福を「金融資本(資産)」「人的資本」「社会資本」の3つの資本で定義づけし、「幸福な人生」のモデルを提示した著者・橘玲氏。
 今回は、「幸福」な人生を最適、効率的に達成するための「成功」へのアプローチについて「合理性」という横軸を3つの資本に加えることで新機軸を打ち出した。
 人生はトレードオフの連続でそれ故に選択が重要になる。同じ成果ならリスクが少ないがよいという「リスパ」など魅力的なキーワードを配しながら、制約の多い現代社会を生きていく上での「合理性」と「幸福」について追求する書籍。
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 超エリート層とは現代の特権階級=富める勝ち組の事で、リベラル派・革新派・保守派に関係なく、超難関大学を高得点の成績で卒業した優等生の政治的エリートと進歩的インテリ達達の事である。
 彼らの本質は反宗教無神論・反天皇反民族反日で、アメリカ・マルクス主義系敗戦利得者かソ連共産主義系敗戦利得者の流れをくむ有能な若きリーダー達であった。
 正統な真正保守はGHQや共産主義者による公職追放の犠牲者で、現代の保守の多くはニセ物・紛い物である。
 彼らに対抗して日本を救おうとしたのが、テロで暗殺された安倍晋三元総理であった。
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