🎻64:─5─福島第一原発事故における流言飛語と風評被害。~No.184No.185No.186 

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 2020年4月号 Hanada「野党の劣化がまだ止まらない!
 歩く風評被害 山本太郎の『放射脳
 坂井広志
 中国を批判できない左派
 『左派ポピュリスト』と呼ばれているれいわ新選組山本太郎の主張ははたしてどの程度正しいのか、あるいは理に適っているのかどうか。前号ではそのことを問い、彼の経済政策や思い描く理想的な社会は『ファンタジー』にしか見えないという結論で締めくくりました。
 今回はその第二弾ということで、山本太郎が政治の道を志すきっかけとなった原発問題について『ファクトチェック』したいと思います。
 ただその前に、いま国民を不安に陥(おちい)らせている新型コロナウイルスをめぐる問題について触れておきたいと思います。この問題をめぐっては、左派系論陣のなかには、どうも中国に気兼ねしているかのような主張、発言が散見されます。たとえば朝日新聞は、2月5日付朝刊の社説でこう訴えています。
 『中国からの渡航制限に踏みきる国が増えるなか、日本も今月から、過去2週間以内に湖北省に滞在した外国人と、同省発行の中国旅券をもつ外国人の入国を認めないことにした。
 道の病原体を国内に入れない「水際対策」の重要性は言うまでもない。一方で強制を伴う措置については、プラスとマイナス双方の効果を考慮してその採否を決め、発動する場合にも行きすぎのないよう慎重に判断しなければならない』
 国内での感染確認者数が拡大し、国民が不安に陥っているときに、わざわざ『行きすぎのによう慎重に』と訴える意味合いはどこにあるのでしょうか。
 専門家の中には、『リスクを過大評価してはいけない』と語っている人もいます。現段階では国民の不安払拭(ふっしょく)が最優先であり、危機管理にブレーキを踏む段階ではないでしょう。
 もっとも、ウイルスを世界中にまき散らした中国を慮(おもんばか)るような発言をするのはさすがに気がひけるのでしょう。黙ってしまえとばかりに、左派系は感染そのものに関する本筋の部分について、あまり積極的に発信していません。
 発信内容は、憲法への『緊急事態条項』の新設をめぐる副次的な課題、問題が中心です。
 山本も1月に松山市内で行った市民との対話集会で、新型コロナウイルスについて触れていますが、『コロナウイルスを利用して、緊急事態は必要だという空気を醸成しようとしているような輩(やから)たちがいる。ちょっと待ってくださいよ。コロナウイルスという言葉を持ち出して、「緊急事態が必要だ」って、お前、なに火事場泥棒やろうとしているんだっていう話なんですね』と、語っているのは緊急事態条項についてです。
 『反安倍種族主義』の矛盾
 ちなみに、右派系論陣には中国からの渡航制限の厳格化、拡大を求める声が目立ちます。この方々からすると、政府の対応は後手に回ったと映っているはずです。その結果、『安倍シンパ』から政府批判が飛び出すという『ねじれ現象』が起きています。
 逆に左派系『アンチ安倍勢力』からは一時『感染が拡大しているのは武漢市であって、日本国内はそれほど拡大していない』と、政府の対応が奏功したと喧伝(けんでん)するかのような声が聞こえてきました。
 中国が『震源地』ゆえに、今回の中国の事態を過小評価したいのでしょう。感染経路が不明な事例が相次ぎ、もうそういうわけにはいきませんが・・・。
 ……
 給食を食べたら被爆
 さて、本題に入りましょう。山本太郎が平成23年5月に『YouTube』(ユーチューブ)で動画配信したこのメッセージを覚えている方は、どれくらいいらっしゃいますか。
 山本は平成23年3月11日の東京電力福島第一原発事故の際、散々風評をまき散らしましたが、その原形はここにあると言ってよいでしょう。 冒頭から、『高濃度汚染地域・東京から山本太郎です。超高濃度汚染地域、福島・東北にお住まいの皆さん、こんいちは』と、福島県民や東北の人たちの気持ちを逆撫(さかな)でするような言い方をしています。これを聞いただけで不快になった方は多いでしょう。そのうえでこう呼びかけています。
 『非難してください。世界中に例を見ない最悪な事故です。進行中です。毎日、とんでもない濃度の汚染物質、空から降ってきています。海に垂れ流しています。この状況で生活するのはあり得ないです。がんになっているのをまっているだけです。避難してください。未来はないです。子供たちを無理心中に引き込まないでください。大人として、子供のためにも疎開してください』
 実に無責任かつデリカシーのかけらもない発言です。『無理心中』という刺激的な言葉を使うあたりも、その無神経さは許し難いです。
 自身のブログ『山本太郎の小中髙生に読んでもらいたいコト』でも言いたい放題でした。平成25年5月8日付にはこんな記述があります。
 『君が食べた朝ご飯、安全だった?君が学校でほぼ毎日食べる給食、安全かな?残念ながら、かなり食べ物に対して気を使わなければあなたの身体は被曝(ひばく)し続ける』
 『東電原発からの「距離」で安心しちゃいけない。毎日の生活に大変で現状に気づけていない大人たちに教えてあげて。まず、あなたの学校の給食や食堂にフォーカスしてみない?君からの問題提起で、周りの友だち、大人たち、先生を本気にさせて。自分や友だち、大切に想うひとを守る為に、事故から2年。急がなきゃ。これには皆の命がかかっている。皆で病気になってどうする?長生きしよ!そして長く人生楽しもうぜ!』
 給食を食べたら被曝すると小中髙生に囁くという、それは実に悪質なものでした。
 歩く風評被害と呼ばれて
 彼は、自らの過去の発言や発信について反省しているのでしょうか。
 これは、原発ゼロの社会を目指している市民団体『たんぽぽ舎』が昨年1月に東京都内で開催した講演会での発言です。
 『マスコミには関連企業からお金が落ちている。みなさんの怒りが捻(ね)じ曲げられてしまう。私なんか「歩く風評被害」という名前になってますから。「狼と踊る男」みたいな。「ダンス・ウィズ・ウルブズ」みたいな名前をいただいて、光栄なんですけれども・・・』
 マスコミは自分たちの怒りをちゃんと伝えてくれないばかりか、自分のことを『歩く風評被害』と批判する、と言いたかったのでしょう。『狼』が風評で、『踊る男』が自分ということなのでしょうか。いずれにしても、自虐ギャグのつもりなんでしょう。
 ……
 この発言で会場には笑いが起きましたが、笑いを誘っている場合ではありません。思想的に、政策的に近い団体が開催した講演会とあって、会場を盛り上げるためのリップサービスだったのかもしれませんが、反省は微塵も感じられません。
 昨年11月の福島県郡山市での街頭演説では、『福島県内にも「山本太郎、死ねばいいのに」と思われている方が大勢いることを知っています。「歩く風評被害」と呼ばれたこともあります。「あいつはデマをまき散らして」ということも言われました』と語っています。
 『歩く風評被害』というキャッチフレーズがよほどお気に入りなのでしょうか。使用頻度が高いです。
 自身をこれほど客観視できるわけですし、来年3月で事故から丸10年を迎えるのですから、そろそろ謝罪してもいいのではないでしょうか、と言いたいところです。もっとも、『謝罪』そのものはしています。
 では、何に対して謝罪しているのでしょうか。郡山市内でも語っていますが、そちらの演説ではより詳細に謝罪しているので、そちらの演説を見ていきましょう。事故当時のことをこう振り返っています。
 『私は「逃げてくれ」と言った。「逃げてくれ」と言っても、どこに逃げるんだよって話です。新しい環境用意してくれるの?簡単に「逃げろ」と言うけれど、家族が移動する交通費しかないんだってことを、福島のある家族の方から言われた。その時に、自分がぶん殴られたような思いになった。原発問題以外に、地盤沈下した人々の生活もあることに初めて気づいた。とんでもない、世間知らずだったんですよね』
 そして、こう続けます。
 『そんな大きな声出してもこの現実を変えられないということに関して、責任も持たずに発言してきたことに関して深く深くお詫び申し上げたいです』
 そうです。無責任に『逃げろ』と呼びかけたことをわびているのです。これは、風評被害をまき散らしたことへの謝罪ではありません。
 街頭演説は原発問題に続けて、消費税や社会保障、貧困などの問題に突入していくわけですが、『地盤沈下した人々の生活』という言葉を持ち出して話を転換していくその話術は、なかなか巧みです。『逃げろ発言』への反省は、本題に入る前の所詮イントロですか、と突っ込みたくなります。
 風評被害ではなく実害
 話術が巧みとはいえ、思うようにいかないこともあるようです。街頭演説は聴衆から質問を受け付けて答えるスタイルをとっているのですが、ある男性からこんな言葉を浴びせられました。
 『ようこそ福島へ。山本太郎さん、いま、ここにいるの、怖くないですか。県民は真面目に物を作って、真面目に米を作って、でも米売れないんですよ。それはなぜか。風評被害があるからです。山本さんのツイッターを見れば「怖い、危ない」と危険を煽って・・・。だから福島は危ないところなんだ、と全国民は思ってしまうんですよ。それが政治家の役目なんですか』
 これに対し、語気を強めてこう言ってのけたのです。
 『たしかにそれが風評被害ならば、私は煽るべきではないと思っています。ただ、原発事故によって起こったこの福島の状況は風評ではなく、実害なんですよ。もう国会のなかでは、ほとんど原発のことも被曝のことも語られなくなってきているんですよ。私は泣き寝入りさせたくないんです。だって、これは皆さんが熾した事故じゃないですよ』
 再び、『精いっぱいのなかで「逃げてください」という話をしちゃった』と話を振り出しに戻し、持論を展開させる。
 『2011(平成23)年の空間線量、特別高かったからですよね。私が政府だったら、いっときであろうと全国に分散して避難をしていただいて、いったん放射線量が下がった段階でもう一度、情報を提示しますから、戻られる方、戻られない方、いろいろですよ、それぞれ個人で具体的に決められるような情報を提示しますって。それをやってほしかった』
 ダメ押しのように、『言葉をもっと選べばよかった。もっと違うアプローチがあったんじゃないかって。いまだから思える。未熟でしたよ。いまも未熟です。荒削りです。でも私がいま、発言している国会の内容は、申し訳ないですけど風評被害ではない。実害のほうに対して逃さない。それをどうするのかってことをやっているのです』
 『風評ではなく実害』。この言葉もよく聞かされます。そう言われるとそんな気になってしまうかもしれませんが、よくよく考えると分けの分からないロジックです。『自分は風評をまき散らしたわけではなく、国や東電が実害を起こした』と言いたいのでしょうが、正しくは『彼がまき散らした風評が福島県民にとって実害となった』ですね。
 福島市内での街頭演説では『謝らなければならないのはそれだけじゃない』と語り、『逃げてくれ』発言以外についても言及しています。それはこれです。
 『これまで電力を使い続けてきた。どこから電気が来ているかなんて知らなかった。地方を踏みつけてでも大都会に電気を送るというシステムが原発だった。金で黙らせてきた。札束で黙らせてきた。不健全な形で使い続けていかなきゃならないような状況を作り出してきた。
 そんなことも知らずに、何のありがたみも感じずに電気を使い続けてきた。東京のために大変な思いをさせた福島の方々に、東京都民の一人としておわびしたいです』
 『原発立地地域の住民を札束で黙らせてきた』と言わんばかりです。極めて失礼な発言です。福島県民のなかには、深くプライドを傷つけられた人がいたのではないでしょうか。結局、終わってみれば、風評被害に対する謝罪はなし。自分の言いたいことばかりを声高に叫び、誠意を見せているようで、その実、福島県民の自尊心をズタズタにしている。それが実態ではないでしょうか。
 『原発ゼロ』も空理空論
 エネルギー政策について見ていきましょう。
 ……
 平成25年7月22日に放送された報道情報番組『情報ライブ ミヤネ屋』(読売テレビ系)で、司会の宮根誠司参議院初当選直後の山本に『じゃ原発を止めよう、その代わり、極端な話、江戸時代の暮らしに戻しましょう。なのか。その辺の話をちょっとしてもらわんとね』と振りました。
 これに対し、『やっぱりその刷る込みが一番怖いんですよ。宮根が言われている言葉が』と正面から答えず、論点をずらしました。
 脱原発後のエネルギー政策は、山本にとって弱点となっています。もちろん、これはれいわ新選組に限らず、『原発ゼロ』を訴えている立憲民主党も同じです。原発をゼロにしたうえでの現実的なエネルギー政策は、なかなか見当たりません。
 アホでマヌケな国会質問
 国会質問でも、危険を煽る姿勢は変わりません。むしろ拍車がかかってくるくらいです。平成27年7月29日の参院平和安全法制特別委員会で、こんなことを質問しました。
 『川内(せんだい)原発の稼働中の原子炉が弾道ミサイル等の直撃を受けた場合、最大でどの程度、放射性物質の放出を想定していらっしゃいますか、総理』
 『弾道ミサイルが飛んできた場合、原子炉、その近くに着弾した場合、もしそれが破損した場合に、一体どのような状況になるか。漏れ出すというものに対して、計算されていないということですよね?』
 煽る、煽る。そして、たどり着いた結論がこれです。
 『原発にもしもの事故があったとしても、東電福島原発のような事故があったとして、そしてそのほかにいま一番危険とされている、安倍総理安倍内閣が声高に叫び続ける中国、北朝鮮からのミサイルの着弾が原子力施設にあったとして、被害があったとしても、要は一度被曝していただくという話ですよ。こんないい加減な話あるかよって』
 いやいやいや、こんないい加減な質問あるかよっていう話です。
 こうした攻撃やテロの類(たぐい)の話をめぐっては、ほかにも危険な想定をするこができ、その想定への政府の対応をすべてあからさまにするのは、手の内を明かすようなものです。
 かくかくしかじかのリスクがあるからこそ、日米安保の強化や外交力、防衛力の強化が必要という議論を展開するならいざ知らず、極めて危険な事態を叫ぶことに終始するのは、国民を恐怖に陥らせるだけです。
 『百害あって一利なし』とは、このことです。
 どのレベルまで国民に公開し、理解を得るのか。基準はあるでしょうが、時の政府の判断という部分もありましょう。だからこそ、政府への『信頼』というのは極めて重要であることを付け加えておきたいと思います。
 ミスリード命の山本太郎
 ……」
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 大災害時に意味のない・根拠のない流言飛語を流し風評被害をもたらす扇動者は、自分こそ正しい情を持っていると思い込んでいる有り難迷惑な善意者か、被災者が偽情報で右往左往して逃げ回るのを見て喜ぶ悪意の愉快者である。
 悪意を持った正義が、流言飛語を生み、風評被害を拡大する。
 現代日本とは、そうした無責任な社会である。
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 関東大震災でも悪意に満ちた流言飛語で踊らされた日本人による、朝鮮人惨殺事件が発生した。
 日本人の特性として、強い恐怖に襲われると冷静さを失い思考力がなくなりパニック障害を起こし、些細な流言飛語を信じ込んで狂暴に暴走する事がある。
 日本人は、甘い言葉の囁きに弱く、甘美なハーメルンの笛のメロディーに踊らされやすい。
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 風評被害の影響で、被災地から避難した子供は汚染者・バイ菌・汚れているなどと罵られイジメ・差別・迫害にあった。
 女の子は、結婚ができなくなる恐れすらある。
 風評被害は、子供たちの未来を潰し、救いのない絶望をもたらす。
 日本人は優しくはない、其れ処か、心冷たく冷淡、薄情、非情、冷酷、冷血である。
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 世界では、被災地に現れて活発に活動するのがキリスト教の宣教師・修道士らか共産主義イデオロギー革命家らである。
 が、日本の被災地では、彼らは現れてなかった、というより姿を見せる事ができなかった。
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 現代の日本人は、昔の日本人とは違う。
 現代日本には、武士も百姓も存在しないし、日本精神や大和心どころか武士道精神も百姓根性もない。
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 緊急事態に対する認識は、現代の日本人と昔の日本人では雲泥の差がある。
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 政治家の重要な責務は、国家の安全と国民の幸福を守る為に平和を追求する事とそれが不可能に至った時に戦争を決断する事である。
 つまり、戦争を決断できない覚悟なき者は政治家になるべきではない。
 政治は、理想ではなく現実である。
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 日本海軍は、大正3(1914)年の桜島大噴火と大正12(1923)年の関東大震災に際し被災者救援の為に軍艦を派遣した。
 日本陸軍は、予め各地で起きる大災害に備えて救助派遣する師団と兵員数の出動計画をたて、実際に大災害が発生すれば出動計画に従い迅速に行動していた。
 それが、国家元首であり大元帥である天皇の命令であったからである。
 特に、昭和天皇はそれを望んでいた。
 人命第一、被災者救助優先、それが天皇の御稜威・大御心であった。
 それ故に、中国戦線で、日本軍は連合軍との激戦中にもかかわらず河南省で約1,000万人の中国人飢餓民を餓死から助けた。
 中国人は、その飢餓民救済行為を感謝するどころか「宋襄の仁」と嘲笑った。
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 緊急事態条項の新設は、東日本大震災でその必要性が痛感された。
 緊急事態条項がなかった為に、中国発新型コロナウイルスの水際対策に失敗し、感染拡大を許した。
 そして、適わず起きる首都直下型大地震南海トラフ地震では緊急事態条項が必要になる。
 が、緊急事態条項の新設に猛反対する日本人が存在する。
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 今の与野党を問わず全ての政治家に緊急事態条項を発動して、正しく運用できる政治家がいるかどうか、その方が深刻な問題である。
 その証拠が、東日本大震災福島第一原子力発電所事故でのリベラル政権と中国発新型コロナウイルスの水際対策での保守政権である。
 今の政府や国会、政治家や官僚そしてメディア・報道機関に期待できない所が数多く存在する。
 緊急事態条項は平時対応ではなく戦時対応であるが、残念ながら現代日本には覚悟を持って戦時対応できる政治家も官僚もいない。
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 中国共産党・中国軍は、火事場泥棒的に、日本が東日本大震災で大混乱している最中に尖閣諸島で事件を起こした。
 ロシア軍も、火事場泥棒的に、東日本大震災の日本に軍用機を飛ばして情報収集活動を行った。
 アメリカ軍だけが、被災者救助のトモダチ作戦で軍隊を派遣した。
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 右翼・右派のポピュリストが、勇ましい言葉で日本を誤った方向へ暴走させる。
 左翼・左派のポピュリストが、甘い言葉で日本を破滅へと誘う。
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