💸4¦─2─日本は韓国や中国に追い抜かれ時代に取り残され衰退していく。キャッシュレス決済。〜No.11No.12No.13 * 

   ・   ・   ・   
 関連ブログを6つ立ち上げる。 プロフィールに情報。
   ・   ・   {東山道美濃国・百姓の次男・栗山正博}・ 
 2018年3月28日 msnニュース 産経新聞「【from社会部】平昌五輪で感じた韓国の「キャッシュレス社会」どんなに小さな飲食店でもカード可…日本は現金8割、拡大が不可欠
 2月に韓国で開かれた平昌五輪を現地で取材した。期間中は五輪会場だけでなく、韓国の「日常」を感じようと地元の街を歩くように努めたが、日本人として驚いたのは、クレジットカードや電子マネーの普及ぶりだ。
 日本でも普及してきてはいるが、訪日観光客が必ず利用する飲食店やタクシーでは「カード不可」というケースは少なくない。カードを通す機械はあっても使い方を知らず、カード払いの希望を伝えても「現金で支払って」と平気で言うタクシー運転手もいる。
 だが、韓国ではどんなに小さな飲食店でも、個人運営のタクシーでも、カードが使えないことは一度もなかった。韓国語が分からない外国人でも数字だけは分かるため、ぼったくりなどトラブル防止になって安心感もあり、決済で不便を感じることはなかった。
 JCBの調査では、日本の平成29年度カード保有率は85・1%で、平均保有枚数は3・2枚。だが、別の調査では、国内の決済方法は「現金」が8割弱と大半を占める。一方の韓国では、カード・デビットなどの「キャッシュレス決済」は約6割にのぼる。同傾向にある中国では財布を持たずにスマートフォンで決済する人が急増中だ。
 このように、日本はキャッシュレス決済では発展途上の段階にあるといえる。日本人が海外を旅行するときと同様、両替する日本円を最小限にとどめたい外国人は少なくないはず。キャッシュレスが主流の国が増える中、来年にラグビーワールドカップ、再来年には東京五輪パラリンピックを控えるホスト国としてまずい状況ではないか。
 このままでは、「カード不可」と知らずに日本で飲食店に入った外国人が店の「おもてなし」をどれだけ素晴らしく感じても、会計時に現金がなくて困る、といったトラブルが間違いなく起きる。こうした少しの不便が、国のマイナスイメージにつながりかねない。
 店にとって、カード決済は会計時に手数料が数%かかるのが導入をためらう点かもしれないが、政府は2027年までに「キャッシュレス決済」を今の倍にあたる4割程度に高める目標も掲げており、近年は専用端末を導入する店舗に補助金を出す自治体も増えた。
 政府は東京五輪の2020年までに「訪日客4千万人」の達成を目指しているが、実現のためには外国人がストレスフリーに観光できる環境を少しでも整える必要がある。「キャッシュレス決済」の拡大は不可欠ではないだろうか。(桑村朋)」
   ・   ・   ・