🏋04:─17─日本自慢の「おもてなし」は嘘か誠か。~No.82No.83No.84 

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 かつて、国会審議で、野党幹部は、国家・政府は国民の生命を優先的に守る責任があり、治療薬は外国人選手・外国人旅行者よりも日本国民に投与すべきだと発言を行った。
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 2021年7月26日 MicrosoftNews 毎日新聞「「責任者はどこだ」と不満も 東京ビッグサイトで海外メディア
毎日新聞 2021/07/26 15:45
 © 毎日新聞 提供 東京オリンピックを取材するメディア用のバス乗降場。メインプレスセンターまでは離れており、バスは必須の交通手段だが利用者であふれていた=東京都江東区で2021年7月22日午前9時45分、岩壁峻撮影
 東京オリンピックも開幕から2日たった25日、会場の自動販売機に目をやると、大会エンブレムの市松模様で彩られた招き猫4種類に「SOLD OUT(売り切れ)」の文字が表示されていた。値段を見て、ぎょっとする。1万6500円――。
 東京ビッグサイトに設けられたメインプレスセンター(MPC、東京都江東区)での光景だ。国内外の報道機関約40社が取材拠点を置き、競技の本格スタートの前から1日3000~4000人が利用している。海外メディアの動向が気になった。
 新型コロナウイルス感染拡大で東京都に4回目の緊急事態宣言が出されていた7月13日。報道陣の憩いの場のカフェスペースは、アサヒビール(700円)の販売も中止となっていた。
 「仕事が終わった後にホテルで飲めればいいから」。そう話したのは米紙USAトゥデーの技術スタッフ、ジェームス・グリフィンさん。入国から2週間たっておらず、宿泊施設とMPCの行き来以外の行動が制限されていた。「ホテルの食事と(宅配の)ウーバーイーツで済ませている」と話すグリフィンさんのそばには、カフェのメニュー表。喉を潤すはずの500ミリリットル入りペットボトル飲料の値段を示す「280円」が際立って大きく見えた。
 国内の記者も含め、大会期間中のすべての関係者は、コロナ対策や行動管理が定められたプレーブック(規則集)に沿った行動が求められる。特に海外の記者は、散歩やレストラン、ショップに行ってはいけないという入国後14日間の制約がある。MPCの近くにはレストランもあり、大会のパスを首に下げた外国人の姿も見かけるようになった。正直に言うと、「本当に14日間たっているのか」という疑念を持ってしまうこともある。
 17日にMPCで開かれた大会組織委員会の記者会見ではこんな一幕があった。海外メディアの記者が「ルール違反を警告するメールが組織委から送られてきた。敵意を持たれている印象を受けた」と質問した。橋本聖子会長は「強いメッセージだと思われたのならおわびする。ルールを守れば互いにいい仕事ができる」と応じた。
 自身の行動に日本人から厳しい視線を向けられていることをどう思うか。英紙デーリー・ミラー特派員、アレックス・スピンクさん(56)に尋ねると、「コロナを懸念しているからなのだろうけど、寂しい」と語った。ただ、こうも言う。「今は平時じゃない。この五輪のために私たちを入国させてくれたのなら、できるのはルールを守ることだけです」。五輪取材は4回目となるスピンクさんは「五輪は素晴らしいもの。だけど、見たいと思う人が楽しむことができないのはとても悲しい」と無観客を案じた。
 復興五輪を前面に打ち出していた今大会。MPCでも専用コーナーが設けられ、16日と19日には東日本大震災の被災地の現状を伝える記者説明会が開かれた。原発事故で発生した放射性物質の行方が気がかりだったというブラジルのテレビ局スタッフの男性は、祖父が日本出身。「福島産の食べ物のことや、放射線量のことを勉強できた。復興は復興として発信をしていくことが重要では」と話す。競技期間中に説明会は開かれない。福島県産の木材で作られた椅子に腰掛けるものの、展示物を気にかけずにスマートフォンを操作する海外メディア関係者の姿も見かける。このまま休憩場所に成り下がるのは何とも惜しい。
 連日、午前中から気温30度を超える暑さを肌で感じると、暑熱対策も大会の大きなテーマだったことを思い知らされる。メディア専用バスの乗降場からMPCまでは10分間隔で運行するが、1台当たり30人の定員と利用者数の勘定が合わず、長蛇の列ができることも。「1時間も待っているぞ」「責任者はどこだ」と、乗降場で不満をぶちまける米通信社のスタッフもいた。
 「1時間に1本しかない。交通が不便だね」。イタリアから来た男性カメラマンもそんな一人だった。競技場間のバスの運行間隔の長さが気に入らないらしい。五輪取材9回という男性は甲高い声で私と同僚に5分以上まくし立てたが、その後の行動が示唆に富んでいた。
 「制約も多いのになぜ取材に来たのか」と聞くと、「(自国の)多くのメダルを報じるためだ」と切り返された。「ゴールド(金メダル)、ゴールド、ゴールド!」。そう繰り返しながら、男性はあんなに文句を言っていたバス停へと小走りで向かっていった。【岩壁峻】
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 五輪記者内幕リポートは、東京大会を最前線で取材する毎日新聞運動部記者が交代で執筆します。」
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 7月29日20:35 MicrosoftNews 共同通信「五輪選手ら交流できず早くも帰国 コロナ規制で、「本当に悲しい」
 © KYODONEWS 28日、モスクワ近郊の空港に到着したテコンドー男子80キロ級の金メダリストのマクシム・フラムトコフ(タス=共同)
 東京五輪に出場した選手らが、新型コロナ対策の規制のため早くも帰国し始めている。「もっと五輪の雰囲気を楽しみたかった」―。他の選手との交流や観光地訪問もできず、後ろ髪を引かれる思いのようだ。ロイター通信が報じた。
 感染拡大防止策として選手村に入村できるのは原則として競技開始5日前からで、競技終了後2日以内に退去することが義務付けられている。
 カヌー・スラローム女子金メダリスト、リカルダ・ファンク(ドイツ)は29日の帰国に先立ち「初めての五輪なのに本当に悲しい」と残念がった。
 豪ソフトボール代表は28日に帰国の途に就いた。到着後は14日間の隔離が課される。
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 7月29日17:57 MicrosoftNews 共同通信「五輪、陽性選手の隔離状況を改善 批判受け、IOCと組織委
 東京五輪パラリンピック組織委員会国際オリンピック委員会IOC)は29日の定例記者会見で、新型コロナウイルス検査で陽性となった選手らの隔離の状況を改善したと明らかにした。宿泊療養施設であまりにも息苦しい生活を強いられているとして、疑問や批判が上がっていた。
 施設での生活環境を巡っては、検査で陽性となったオランダのスケートボード女子のカンディ・ジェーコブスが、窓を開けて外の空気を吸うこともできず「とても残酷」な状況に置かれているとして日本側に抗議。ドイツの自転車男子ロードのジモン・ゲシュケも、DPA通信に対し、洗濯も自室でするよう求められていると証言。
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 人は平穏無事の時は真面な事を臆する事なく話すが、どうしようもない窮地に追い込まれたとき人は本性を顕す。
 観光立国をめざす日本には、目に見えない所に外国人に対する偏見・嫌悪そして差別が存在する。
 コロナ禍で、日本人の本音として外国人嫌い顕著になった。
 現代の日本人が外国人旅行者に親切だったのは、外国人旅行者が浪費する金が目当てであって、人としての外国人旅行者ではなかった。
 つまり、外国人旅行者の金に群がっただけである。
 そして、取らぬ狸の皮算用で外国人旅行者相金が稼げると欲を掻いたが、新型コロナウイルス蔓延で東京五輪経済効果は泡と消えた。
 外国人は新型コロナウイルス変異種の感染者・保菌者として嫌悪して、競技を終えた外国人選手は閉会式を待たずに帰国する事を求めている。
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