🏁5¦─1─中国共産党は、本心から日本との対等な友好関係など望んではいない。~No.20No.21No.22 

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 2017年12月14日 05:30 産経ニュース「東アジアを“無秩序”にした日本国憲法 北朝鮮に侮られ、中国は尖閣奪おうと連日包囲
 尖閣諸島魚釣島周辺で領海侵犯した中国船(中央)と、警戒に当たる海上保安庁の巡視船など(仲間均・石垣市議提供)
 ドナルド・トランプ米大統領の5カ国にわたった「アジア歴訪」は、アジアといっても、北朝鮮危機の行方が、アジアにとって最大の問題であることを、改めて示した。(夕刊フジ
 トランプ氏は日本に2泊して、手厚い歓迎を受けた後に、韓国に1泊し、中国に2泊した。
 小さなことかもしれないが、韓国と中国の国賓晩餐(ばんさん)会で発表された献立(メニュー)に、注目したい。
 ソウルの晩餐会では、不法占拠している島根県竹島(韓国名・独島)のエビを供した。竹島を盗んでいるから盗品だ。
 他方、北京の人民大会堂における晩餐会では、中国が不法に7つの人工島を建設し、内海にして支配しようとしている南シナ海の魚が供された。
 韓国と中国の歴史は、王朝が興っては滅び、政敵の食物に毒を盛って葬ってきたものだ。品位のない国であることを示している。韓国、中国は油断も隙も、あったものでない。日本だけが真っ当な国なのだ。
 北朝鮮危機がいつ爆発するか分からない。日本がある東アジアは、アナーキー(無秩序状態)にある。
 枝野幸男代表の立憲民主党を支持した「専守防衛」を信仰している人々は、これまで憲法第9条が日本の平和を守ってきたと信じていよう。だが、東アジアをこのような無秩序状態にした最大の原因は何だろうか。
 日本国憲法である。
 もし、日本がサンフランシスコ講和条約によって独立を回復した後に、“マッカーサー憲法”を改正して、日本より経済規模が半分しかない英国か、フランス程度の軍事力を整えていたとしたら、弱小国にしかすぎない北朝鮮によって侮られることはなかった。
 英国とフランスの経済規模を足すと、ちょうど日本と並ぶ。両国は核武装しており、それぞれ空母や、核を搭載した原潜を保有している。
 そうであったとしたら、北朝鮮が日本列島を試射場のように使って、頭越しにミサイルを撃つことはなかった。
 中国が隙あらば、沖縄県尖閣諸島を奪おうとして、重武装した海警船によって、連日包囲することもなかったろう。
 一体、「平和憲法」が、どのようにして日本の平和を守ってきたのだろうか。英国、フランスを手本にしたい。
 ■加瀬英明(かせ・ひであき) 外交評論家。1936年、東京都生まれ。慶應義塾大学卒業後、エール大学、コロンビア大学に留学。「ブリタニカ百科事典」初代編集長。福田赳夫内閣、中曽根康弘内閣の首相特別顧問を務める。松下政経塾相談役など歴任。著書・共著に『小池百合子氏は流行神だったのか』(勉誠選書)、『「美し国」日本の底力』(ビジネス社)など多数。」
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 12月14日11:30 産経ニュース「中国の“微笑み外交”要警戒 「分断工作だ」尖閣衝突回避策で日中大筋合意にチラつく思惑
 尖閣諸島などをめぐり、微笑み外交に転じた習氏の腹は…
 習近平国家主席率いる中国が軟化してきたのか。日中両政府は、沖縄県尖閣諸島のある東シナ海での偶発的な衝突を防ぐ「海空連絡メカニズム」の構築と早期運用に向けて「前向きな進展」があったと発表した。「日中関係の改善の象徴」と報じるメディアもあるが、歴史的に計略を用いる中国を簡単に信用していいのか。北朝鮮と台湾をめぐる、中国の思惑もささやかれている。(夕刊フジ
 「彼らの『工作』の可能性を疑った方がいい。中国は『微笑み外交』をしてきたときこそ警戒すべきだ」
 中国情勢に精通するノンフィクション作家の河添恵子氏は言い切った。
 海空連絡メカニズムは、自衛隊と中国軍が接近時の連絡方法などをあらかじめ定め、衝突を防ぐ仕組み。中国・上海で5、6日開かれた、日中の外務、防衛、海上保安当局などの高級事務レベル海洋協議で、主要論点がほぼ一致したという。
 河添氏は「北朝鮮と台湾の問題が背景にあるはずだ」といい、続けた。
 「習政権と、北朝鮮金正恩キム・ジョンウン)政権の関係は劣悪で『事実上の敵』といえる。加えて、習氏は2020年以降、本気で台湾を取りに行こうとしている。こうなると、中国人は『敵の敵は味方』のフリをするモードになる。日本政府や自衛隊に笑顔で接近して、話し合いの環境をつくろうとする。彼らの本音は、日本人を油断させて『日米同盟の分断』と『自衛隊内のシンパ構築』を狙っているのではないか」

 習氏は10月の共産党大会で、「3つの歴史的任務の達成」を宣言した。この1つに「祖国統一の完成」があり、武力侵攻も含めた「台湾統一」と受け止められている。
 「核・ミサイル開発」を強行する北朝鮮に対しては、米国の軍事的制圧も視野に入ってきた。中国は、緊迫する東アジア情勢の中で巧妙に立ち回り、台湾統一の邪魔になる「日米同盟の分断」に着手したのか。
 河添氏は「習氏にとって、安倍晋三首相とドナルド・トランプ大統領が体現している『日米同盟の絆』は脅威だ。ここにクサビを打ち込もうとしているのではないか。中国人は『台湾は中国の一部。尖閣諸島は台湾の一部』と考えている。無人島の尖閣諸島は後回しにして、台湾を先に取ろうと考えているのだろう」と分析している。」
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