🚩11¦─1─【異聞 北の大地】中国資本(中国共産党系・中国軍系)による北海道の買収と日本国土の侵食。~No.78No.79No.80 * 


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 2016年11月24日 産経ニュース「【異聞 北の大地】「エゾ富士」水源地に中国人専用ゴルフ場、洞爺湖畔に謎のリゾート計画…中国資本、国土を侵食
 「エゾ富士」羊蹄山(ようていざん)の麓に広がる北海道喜茂別町は、町の77%を森林が占め、喜茂別川などを源にした清流が流れる水源地でもある。その丘陵地に、広さ約210ヘクタールの中国人専用のゴルフ場が広がっている。
 上空から見ると、紅葉した山間に緑の芝生が鮮やかなホールが連なる。日本企業が経営するゴルフ場を買収したのは、中国・北京の投資会社。ゴルフ場の従業員らによると、100%中国人オーナーのプライベートゴルフ場で、プレーするのはオーナーの知り合いの富裕層中国人だけ。実態は、オーナーと現地法人社長以外は分からないという。
 買収当初は、会員制別荘地を造成し、アジアの富裕層に分譲するとしていた。町によると、開発行為の許可申請の準備をしているというが、事業内容は不明。町の担当者は「基本的には一般には開放していない。今は一般にもオープンしていると聞いているが、現状は詳しくは分からない」と話している。
 産経新聞が3部にわたり指摘してきた中国資本やその影響が見え隠れする日本企業による不動産買収。その実態を上空から検証した。(宮本雅史
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 外国資本による森林や水源地、農地、ゴルフ場、ホテルなどの買収が進むなか、政府はようやく規制法案制定を視野に、対応策の検討に着手した。
 産経新聞は3回にわたる連載「異聞 北の大地」で組織ぐるみの大がかりな不動産買収に、永住権確保をも視野に入れた個人的な不動産買収を指摘。「中国は日本を狙っている。特に北海道には関心が集まり、積極的に進出計画を進めている。一部中国メディアの間では、北海道は10年後、中国の32番目の省になると予想されている」という在日中国人チャイナウオッチャーの証言を紹介した。
 連載を掲載中、記事への問い合わせをしてきた北海道の中国系企業のトップの一人は「32番目の省」という表現について、「中国でも言われているから問題視するつもりはない」との趣旨の発言をした。日本の土地はいつまで外国資本の餌食になるのか−。
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 渓谷に「治外法権」集落
 赤井川村を走る国道393号沿いの白井川渓谷に、広大な森林地帯が広がる。今年5月にシンガポール企業に買収された「ドローム キャンプ・フィッシング フィールド」だ。
 約270ヘクタールの森林内には100張り以上のテントが設営できるという緑のキャンプ場が広がる。3つの大きな釣り堀にはそばを流れる白井川の支流が流れ込んでいる。上空から見ると、国道沿いの木を残して中だけを伐採、入り口を閉ざすと、完全な閉鎖的ゾーンになることがよく分かる。
 日本法人によると、ホテル経営を引き継いで10年ほどかけて約30億円を投資し、美術館の建設や別荘の造成を構想しているという。
 「大きな川が流れていて、自己完結型に生活するには最適の場所だ。中国人の移民が増え、こうした地域に住む可能性がある。自己完結的に住める地域にはアンタッチャブルな集落ができる可能性がある」
 長年、北海道での外国資本の不動産買収を追跡している前道議の小野寺秀氏はこう懸念を示した。
 洞爺湖畔 謎のリゾート計画
 中国を拠点に不動産投資を展開する企業グループが約7万7千平方メートルの土地を買収した洞爺湖町月浦地区。
 約100億円を投入し、中国本土やマカオに住む富裕層や中間層を対象に、最大1500人を収容できる高級宿泊施設を中心とする大規模リゾートを開発するという。
 だが買収、開発話は、地元には寝耳に水。町や洞爺湖温泉観光協会の担当者は「土地の買収や開発計画は新聞報道で初めて知った。地元には、開発内容の説明がなかったし、いまだにない。何を考えているのか、方針が分からない」と憤りを隠さない。
 しかも、買収された月浦地区は国立公園特別地域で、開発行為は法律で制限されており、開発するには環境省と北海道に許認可申請をしなければならない。だが、「許認可を受けたという話は聞いていない」と町の担当者。
 「このまま、無計画に開発されれば、環境破壊に繋がる危険性がある」(温泉協会の担当者)という不安も出ている。
 小樽見下ろす要塞
 JR函館線小樽築港駅に近い標高約70メートルの高台(約3831平方メートル)が農産物の生産、販売業などを行う札幌市内の中国系企業に買収されたのは今年3月。
 上空から観察すると、観光名所の一つ「平磯公園」から1段下がった高台は、土砂の壁を背に、三方を崖や石垣、森林に囲まれている。森林の中に建つ日本料理専門のレストランは確認できるが、敷地内への出入り口は1カ所。まさに“要塞”のように映る。森林に阻まれるため、上空からでなければ、全体像は分からない。
 小樽湾と小樽市街が目前に迫っている。海上保安庁の巡視船も視野に入る。中国人観光客や中国系企業が増えると、「意図は別にして、要塞のような高台に建つレストランが中国人の拠点になる可能性がある」と危惧する声も出ている。」


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