💢88:─2─ウクライナ戦争で、北方領土の返還は夢のまた夢に。~No.368No.369 

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   ・   ・   {東山道美濃国・百姓の次男・栗山正博}・  
 歴史的事実として、ソ連共産主義者によって強奪された日本領北方領土4島を取り戻すには話し合いや金銭による外交交渉ではなく力による戦争しかない。
 ロシア人共産主義者は、数十万人の日本人難民(主に女性や子供)を強姦し虐殺していた。
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 江戸時代後期。徳川幕府と後期水戸学の尊王攘夷派・勤皇派が、神国日本に侵略してくるロシアから蝦夷地・北方領土4島・樺太南部を守るために戦争を覚悟して北を目指した。
 徳川幕府は、日本に対する中世キリスト教の宗教侵略とロシアの軍事侵略を恐れていた。
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 エセ保守やリベラル左派が歴史教育として子供達に教えている、「日本が戦争を起こさなければ戦争は起きない」「平和を愛して戦争に反対する者・国に戦争を仕掛ける国はない」「武器を捨て、武器を持たなければ戦争に巻き込まれない」はウソである。
 歴史的事実として、正しい戦争、正義の戦争はある。
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 オランダ調査会社は2021年に国際世論調査を発表「国の為に戦うか?」、日本人は13.2%で79カ国中最低だった。 
 現代の日本人と江戸時代後期の日本人は、別人のような日本人である。
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 2023年11月30日 MicrosoftStartニュース まいどなニュース「ウクライナ戦争で、北方領土の返還は夢のまた夢に 軍事的・経済的既成事実を積み上げるロシア
 対岸に見える北方領土(katou yoshiaki/stock.adobe.com)
 来年2月下旬で、ロシアがウクライナに侵攻してから早くも2年となる。侵攻直後、日本は欧米と足並みを揃え、ロシアへの経済制裁を強化し、ロシア外交官を国外追放にするなど、日露関係は冷戦後最悪なレベルに悪化した。日本は中古車などいわゆる贅沢品の対露輸出を停止し、ロシアに進出する多くの日本企業がロシア市場から撤退した。それからもうすぐ2年となるが、冷戦後最悪な日露関係は現在でも続いている。
 (Art_tetsu/stock.adobe.com)
 一方、それによって北方領土4島の返還という日本外交の悲願は、夢のまた夢となってしまった。昨年3月末、北海道東端の根室市では、市民から地鳴りのような音がして海の方から光のようなものが見えると警察や海上保安庁に通報が相次いだ。海上保安庁の巡視船によると、国後島から照明弾のような光が複数回確認され、ロシア側から国後島の南東部で射撃訓練をするという通知があったという。
 また、ロシアは日本周辺の海域で中国との軍事的結束を強く示している。昨年9月、ロシア軍は中国軍とともに日本海オホーツク海など極東海域で大規模な軍事演習「ストーク2022」を行った。2021年10月には、極東ウラジオストク沖で4日間の日程で戦闘機による射撃や潜水艦による探査などの合同演習が行われ、ロシア軍と中国軍の艦船が北海道の奥尻島南西の日本海で一緒に航行しているのが確認され、その後津軽海峡から太平洋へ抜け、千葉県犬吠埼、伊豆諸島、高知県足摺岬沖へと南下して行った。
 ウクライナ侵攻以前から、中露両国は日本周辺海域で協力関係をアピールしてきたが、侵攻によってロシアによる北方領土やその周辺海域での軍事的野心はいっそう強まり、北方領土の軍事拠点化、中国との軍事的協力はいっそう拍車が掛かることだろう。
 しかし、ロシアの野心は軍事的なものに留まらない。ロシア政府は近年、ロシア極東への観光振興を進めており、ロシア人の北方領土観光も強化されている。ロシア政府は新たに温泉施設がオープンした国後島択捉島のビーチなど北方領土の島々の自然を市民にアピールしており、北方領土を訪れるロシア人は2021年に8万3000人、2022年に8万8000人と増加傾向にある。
 ウクライナ侵攻によって諸外国との関係が冷え込む中、ロシア人の海外旅行が減少する一方、ロシア政府は国内旅行を推奨している。その中でロシア人の北方領土旅行を強化し、経済的にも領土支配の既成事実化を進める狙いがあるとみられる。
 また、北方領土周辺海域で操業する漁師たちからは、安心して漁業ができないとの声が上がっている。日本最東端納沙布岬の海域では、昆布漁を営む漁師がロシア国境警備隊の臨検に遭う回数がウクライナ侵攻後に大幅に増え、侵攻前の2021年に比べ、今年は既に同年の6倍近くの臨検数となっている。国後島周辺の海域で操業する漁師たちは、沿岸警備隊によって拿捕されることを心配しているといい、実際、水揚げ量が減少傾向にあるという。
 知床半島からは国後島が目の前に映る。しかし、地理的には近く、昔は日本人が暮らしていた北方4島と日本との分断、分離はいっそう進んでいる。ウクライナ戦争は日本と北方領土との分断をいっそう進めているのだ。 
◆治安太郎(ちあん・たろう) 国際情勢専門家。各国の政治や経済、社会事情に詳しい。各国の防衛、治安当局者と強いパイプを持ち、日々情報交換や情報共有を行い、対外発信として執筆活動を行う。
 関連するビデオ: 衰退した北朝鮮経済特区・羅先、ロシアへの「武器輸出拠点」として復活か(字幕・29日) (Reuters)
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 11月30日 MicrosoftStartニュース FNNプライムオンライン「ロシアが日本に外交政策変更を求める 「北方領土」などで主導権握るべく“くぎ”刺したか
 ロシアが日本に外交政策変更を求める 「北方領土」などで主導権握るべく“くぎ”刺したか
 © FNNプライムオンライン
 ロシア外務省が、日本に対ロシア友好の立場に戻るよう、政策の変更を求めた。
 ロシアのルデンコ外務次官は29日、退任する上月豊久・駐ロシア大使を呼び会談した際、「日本の振る舞いは自国の国益に反する。2国間の関係を破壊し、2国間の協力の建設的な基盤を解体することが目的だ」と、日本が軍事侵攻後、ロシアに経済制裁を科していることを批判した。
 そのうえで、「日本がロシアと善隣友好と互恵的な関係の原則に立ち返ることを希望する」と、日本の対ロ政策の変更を求めた。
 駐ロシア日本大使の退任のタイミングで、ロシアの方針をあらためて明確にし、北方領土問題などで主導権を握るべく、くぎを刺したとみられる。
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