🕍11:─1─静岡県の人口およそ2年ぶりに増加、外国人の転入増えたのが要因か?~No17 

   ・  ・   ・    
 関連ブログを6つ立ち上げる。プロフィールに情報。
   ・   ・   {東山道美濃国・百姓の次男・栗山正博}・   
 日本は、人口激減を外国人移民で回復しようとしている。
 出生率を上げたところで人口が回復するのは40年か50年後である。
 現代日本で議論されている少子化対策は、40年後の話であって現代の事ではない。
   ・   ・   ・   
 少子高齢化で人口が激減している現代で、地方自治体が人口を増やす事はありえない。
 地方自治体が日本人で人口を増やそうとしているのは、大岡政談の中の子供を奪い合う二人の女の物語に似て、大人の浅はかさに振り回される子供にとって良い迷惑である。
   ・   ・   ・   
 2024年5月21日16:05 YAHOO!JAPANニュース 静岡朝日テレビ静岡県の人口およそ2年ぶりに増加 外国人の転入増えたのが要因か?
 静岡県
 静岡県の人口は5月1日現在で、前の月と比べて566人増加したことが分かりました。前の月と比べて増加したのはおよそ2年ぶりです。
 県は2020年の国勢調査の確定値を基準に、毎月、住民基本台帳の増減を計算し、推計人口を発表しています。
 5月1日現在の県の推計人口は353万3780人で、前の月と比べ566人増加しました。県の人口が前の月と比べて増加したのは、2022年6月以来で23カ月ぶりです。
 生まれた人の数と亡くなった人の数を比較した自然動態はマイナス2451人で、増加した自治体はありませんでした。
 一方、転入者と転出者を比較した社会動態はプラス3017人と2カ月ぶりの増加となり、静岡市浜松市など24の自治体で増加しています。
 県は増加に転じた要因について、転入者数が多く、特に外国人の転入者が多かったと分析しています。
   ・   ・   ・   
 5月20日 YAHOO!JAPANニュース 夕刊フジ「「移民問題」は国益を冷静に最優先せよ 外国人だけ警戒しても意味はない…監視や規制を「性悪説」で近代化すべき
 【八幡和郎 日本人の試練】
 外国人労働者や移民、外国人観光客、外国人の土地取得などが話題になるが、日本人は、リベラル派も保守派も情緒的すぎる。国際常識の範囲内で、「国益を冷静に最優先すること」が大事だ。
 移民は、建前より実質的利益で国籍も職種も選ぶべきだ。受け入れ関連業者や天下り先の利益に左右されず、既得権化も避けるべきだ。
 IT技術者はもちろん、医師、看護師、介護系、ベビーシッターなどで、英語ができる人の導入は日本経済国際化のために不可欠だ。これは、高学歴女性への支援にもなる。特にフィリピン女性などは中東より日本で働きたがっているのだから外交上も歓迎される。中国人も不均衡に多過ぎず、管理できるなら問題ない。
 外国人の観光客や不動産取得を嫌うのは愚かだ。通産省から外務省に出向してパリで勤務していたとき、アラブ人が日本に石油を売った金でパリ観光で散財したり、不動産を買っているのを目撃した。日本に観光に来させて、不動産を買わせたいと思ったが、その通りになってきてうれしい。
 産業が最盛期を過ぎたら、観光や文化、不動産などで稼ぐべきだ。その収益は、産業復興の原資でもある。
 景観や伝統を外国資本が大事にしないわけではない。パリ中心部にある「ホテル・リッツ・パリ」は老朽化していたのを、ダイアナ妃の交際相手、ドディ・アルファイド氏の父親(エジプトの大富豪)が買収して世界最高級ホテルに蘇らせた。プロサッカークラブ「パリ・サンジェルマン」は、カタール・マネーで世界最高クラスのチームになった。
 京都では、世界的グループが進出して待望の超デラックスホテルが増えた。景観保全では建物だけ手を入れる日本人より、街区全体を整備する中国人の方がいいセンスを持っているから期待したいほどだ。
 もちろん、伝統の良さを守るために、パリの高級ブランドも、ミラノのスカラ座も、地元客を確保する工夫はしているし、その重要性も否定すべきでない。金を落としてくれる外国人なしではレベル維持は無理だ。
 それから、伝統文化や国家としての安全を守る場合、外国企業や外国人に注意が必要だ。だが、それを脅かす者は日本人にもいるし、外国人のダミーになる場合もある。
島国とムラ社会の閉鎖性と性善説で行われていた監視や規制を、これからは「性悪説」で近代化すべきだ。それなくしては、外国人だけ警戒しても意味はない。例えば、マイナンバーカードの取得と携帯義務化やひも付けを国際常識のレベルまでにしないこと自体、無謀である。
 私は半世紀近く前から、日本人も国際常識に沿ったレベルの監視は受けるようにしないと、外国人に開かれた社会になど危なくてできないと主張してきた。
■八幡和郎(やわた・かずお) 1951年、滋賀県生まれ。東大法学部卒業後、通産省入省。フランス国立行政学院(ENA)留学。大臣官房情報管理課長、国土庁長官官房参事官などを歴任し、退官。作家、評論家として新聞やテレビで活躍。国士舘大学大学院客員教授。著書・共著に『安倍さんはなぜリベラルに憎まれたのか―地球儀を俯瞰した世界最高の政治家』(ワニブックス)、『日本の政治「解体新書」世襲反日・宗教・利権、与野党のアキレス腱』(小学館新書439)、『民族と国家の5000年史』(扶桑社)、『地名と地形から謎解き 紫式部と武将たちの「京都」』(知恵の森文庫)など多数。
   ・   ・   ・