🎷15:─1─現代日本人の恐中国病。腰砕け日本は香港の自由・民主派を見捨てる。~No.58No.59No.60No.61 ⑭ 

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   ・   ・   {東山道美濃国・百姓の次男・栗山正博}・    
 現代の日本人と昔の日本人とでは、別人のよう日本人である。
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 戦前の日本は、白人の植民地にされ奴隷とされたアジアを解放する為に、欧米列強に宣戦布告し、無謀な解放戦争を始めた。
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 現代の日本人は、自由・民主主義の大義及び人権と人道の為に、安全な場所で後ろ向きに口先で正論を囁くが、積極的な実際の行動として理不尽に虐げられ迫害されている人々助けようとはしない。
 利益は得たいが危険はおかしたくない、それが現代日本人である。
 日本国内では、中国共産党に忖度して、弾圧される香港やジェノサイドが進行しているチベットウイグル・モンゴル・少数民族を守る人道的運動は起きない。
 つまり、日本の人道は見せ掛けの偽物である。
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 2020年9月号 Hanada「左折禁止!  山際澄夫
 中国を恐れる日本の病
 日本の中国に対する卑屈さを思いや知らされたことがある。2008年(平成20)4月、北京五輪聖火リレー長野市で行われたときのことだ。
 長野市は、数千人の中国人留学生が打ち振る中国国旗で真っ赤に染まっていた。世界五大陸で行われた聖火リレーがその年に起こったチベット虐殺の抗議の場となったことを危惧した中国大使館が、全国からバスで留学生を動員したのである。
 中国人留学生はわが物顔で行動し、『チベットに自由を』と訴えた日本人に乱暴狼藉も働いた。しかし、警察はこれを黙認し、むしろ日本人の側を規制した。それからしばらくして、東京で行われた福田康夫首相と胡錦濤国家主席との首脳会談も、首相の五輪開会式への出席を約束するなど、ひたすら日中友好をうたい上げるものだった。
 チベット人僧侶らの自治拡大を求めるデモに装甲車を突入させて夥(おびただ)しい数の犠牲者を出し、世界の非難を浴びた中国に首相は助け舟を出したのである。その時の胡錦濤来日が、国賓としての来日だった。
 福田首相が中国に甘いのはよく知られていたが、問題は首相だけではなかった。日本には超党派の国会議員200人以上が結集する北京五輪を応援する議連まであった。会長は河野洋平で、河野氏が中国を訪問したときに胡錦濤国家主席から直接、頼まれてつくったものだという。他国で開催される五輪を大規模な超党派議連までつくって応援した国は日本くらいだろう。それをおかしいと報じるメディアもなかった。
 聖火リレーの翌日、朝日新聞が〈燃え広がる愛国心〉〈悪者扱い、我慢ならない〉と題した記事を一面トップに掲載したことを、いまでも鮮明に覚えている。もちろん、ここで言う愛国心を燃やしたのも、我慢ならないと言うのも主語は中国人である。多くの日本人が驚いたこの事件を、朝日新聞は中国人の目線で報じていたのである。
 自由も民主主義もなく、ならず者国家同然の中国を戒(いまし)めるどころか、首相の靖国不参拝など日本の誇りを捨ててまで日中友好のポーズをとってきたのが日本の対中外交なのだ。
 卑屈というしかないではないか。
 そういう宥和的な態度が中国を増長させてきたのである。
 旧ソ連と同じように中国が崩壊してもおかしくなかった天安門事件のあと、まっさきに経済援助を再開し、『西側のもっとも弱い鎖の環』と評されたのも日本。中国を、いまのようなモンスター国家に育てたのは日本なのだ。
 いままた中国は、香港の一国二制度を死に追いやる香港安全維持法の施行を強行したが、日本の動きは鈍い。
 国家分裂や政権転覆などを取り締まるとされるこの法律の最高刑は、無期懲役。令状なしの家宅捜査も可能だ。これに伴って、香港では早速、民主活動家の著作の閲覧が停止されるなど言語統制が強化され、香港独立の旗を持っていただけで逮捕されている。
 恐ろしいのは、この法律は外国に住む外国人にも適応されるということだ。
 これに対して日本政府は、遺憾は表明したが、トランプ米政権のように制裁に踏み切ることはせず、英国や台湾のように香港市民受け入れにも表明していない。また、新型コロナウイルスの感染拡大で延期されている習近平国家主席の中止すら明言しない。
 国賓とは天皇陛下のお客様を意味する。尖閣領海への中国公船の侵犯、邦人拘束、それに香港弾圧。こんな中国の元首を日本人がもろ手を挙げて迎えられるはずがないではないか。さらに国会となると、中国非難決議すらしない体(てい)たらく。中国の振る舞いは言語道断だが、その中国を恐れる病は、中国の属国化が進行していると言えるほどに深刻である。隣国のことなにに、見て見ぬふりでは弾圧に加担するのよ同じだ。
 安倍晋三首相、国賓来日を決めただけでなく、『関係改善は完全に軌道に乗った』『ウインウインの関係』と日中友好を煽っていたのだから、目がくらんでいたとしか言えない。
 民主派指導者の周庭(24)は、こんな悲痛なツイートを残した。 
 〈私、周庭は、本日をもって、政治団体デモシストから脱退致します。これは重く、しかし、もう避けることができない決定です。絶望の中にあっても、私たちは強く生きなければなりません。生きてさえいれば、希望があります〉
 周庭さんの日本語のツイートは、日本で大きな反響を呼んだ。若いが浮ついたところがなく、自由の大切さを静かに語れる女性である。日本が、周庭さんに手を差し伸べる日はあるのだろうか」
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 現代日本では、「命は金で買える」という思想が子供の間で広がりつつある。
 見ず知らずの他人が貧しくなろうが死のうが、殺されようが、自分がよければそれでいい。
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 平和な時代の日本は、戦争時代の日本より最悪な状態で、命に価値を持たず軽視し粗末にし打ち捨てている。
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 中国の歴代王朝は、例外なく200~300年で滅亡している。
 最も富み栄えた世界的な唐王朝も、618年に成立し907年に滅んでいる。
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 中華人民共和国中国共産党政府は、1949年に成立した若い国家である。
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 中華文明(黄河文明)の黄河流域民と現代中国の漢族系中国人とは関係ない。
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 現代日本人の関心事は、中国共産党チベットウイグル内モンゴル・香港などで行っているジェノサイドではなく、中国マネー・中国資本が日本経済の貢献し日本企業に利益をもたらしてくれるかであった。
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 中国共産党の歴史とは、1億人以上の中国人民を大躍進政策文化大革命・その他の政策で虐殺し、領土拡大の為にチベットウイグル内モンゴルなどで1,000万人近くを惨殺した、血の湖と死体の山脈を築いてきた暗黒の歴史である。
 共産主義とは、反宗教として、血を好み、命に価値を認めない科学至上イデオロギーである。
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 一般中国人と中国共産党員・中国軍人は別である。
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 現代日本人は、史実擬きの創作時代劇は好きだが、リアルな史実に基づいた歴史は嫌いである。
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 親中国派・媚中派は、中国マネーで金儲けする為に、中国共産党に忖度し、中国に利益をもたらす為に日本を国益を毀損し、中国人の権利を日本人の生命安全より優先している。
 日本国内では、中国人や韓国人・朝鮮人に対するヘイトスピーチが問題化されるが、日本国や日本人はおろか天皇・皇族・皇室に対するヘイトは問題化されないどころか称賛されている。
 その象徴が、靖国神社公式参拝問題と歴史問題そして尖閣諸島竹島の領土問題である。
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 天皇・皇族・皇室に対するヘイトは、2019年に名古屋で起きた「昭和天皇の写真をバーナーで焼きその灰を踏みつける」映像が現代アートとしてメディアから支持を受け、愛知県は公金を使って公認会場での展示を認めた。
 メディアは、反対する人々を差別主義者・歴史修正主義者・極右と犯罪者に近い扱いで世界に報道した。
 リベラル派・革新派そして一部の保守派やメディア関係者、護憲派、人道派、反戦平和市民団体、左翼・左派・ネットサハ、マルクス主義学者、反米派、反自衛隊派、反天皇反日的日本人達。
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 昭和天皇は、平和主義者として戦争には反対であったし、原爆・核兵器を非人道的無差別大量殺人兵器として猛反対し、如何に戦争勝利の為と言っても戦争に使用する事を厳しく禁じた。
 東条英機首相は、昭和天皇の厳命を受け陸軍が極秘で進めていた原爆開発計画を、陸軍の反対を押し切って中止させた。
 陸軍は、戦争勝利を最優先として原爆開発を続けるべく、原爆開発に反対する東条英機首相兼陸相を排除するべく倒閣運動に協力した。
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 昭和天皇A級戦犯である東条英機松岡洋右松井石根らは、同盟国であるナチス・ドイツの強い要請(外圧)を拒否して、数万人のポーランドユダヤ人難民その他のユダヤ人を上海ゲットーに収容して保護し、ホロコーストを行おうとしたゲシュタポや日本人の親ドイツ派と人種差別主義の右翼・右派から守り通した。
 人道貢献をしたA級戦犯達は、戦争を始めた戦争犯罪者としてリンチ的縛り首で処刑された。
 平和と人道の貢献に関与していた昭和天皇は逝去された今日に於いても、戦争犯罪者として、天皇の戦争責任及び戦争犯罪が日本はおろか世界でも糾弾されている。
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 現代日本人とくに人道と平和を愛し実行する日本人は、A級戦犯らが命を犠牲に行った人類史的人道貢献を完全に否定し歴史的事実から抹消し、人道を切望し続けた昭和天皇ヒトラーと同罪として口汚く罵っている。
 その象徴が、靖国神社問題である。
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 いい事をした善人の日本人が2割、悪い事を行う悪人の日本人が3割、いい事も悪い事もせず・善人でも悪人でもない空気・空気圧・同調圧力に流される傍観するだけの空虚な日本人が5割。
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 現代の日本人は、武士・サムライではないし、武士・サムライの子孫でもない。
 そして、庶民とも無縁である。
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 天皇・皇族が公式訪問しては行けない国が3ヵ国ある。
 1つは韓国・北朝鮮、2つにロシア、そして3つ目に中国共産党政権である。
 親中国派・媚中派は皇室の政治利用として、天皇・皇太子・皇族の中国公式訪問を画策している。
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 反米派、反自衛隊派、反安保派、護憲派人権派反戦平和団体、左翼・左派・ネットサハ、反天皇反日的日本人達。
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 日本国内に、中国共産党・中国軍の影響力が強まっている。
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 日本の各方面に多額のチャイナ・マネーが浸透している。
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 日本は世界第4位の移民大国で、外国人移民の内で増えているのは若い男女の中国人移民である。
 中国人移民が増える地域では、中国語が準公用語のように多用され、中国ルール・中国システムが静かに採用され、地方参政権と地方公務員登用が認められ、権利拡大が進んでいる。
 少子高齢化で日本人住民が減った地域では、中国人移民が多数派になろうとしている。
 中国人移民が忠誠を誓う相手は中国共産党であって、日本天皇及び日本国ではない。
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 中国諜報機関は、極秘裏に、オーストラリアや東南アジアから反体制派中国人の連れ去り事件を起こしている。
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