🎷45:─3─南モンゴル団体が中谷補佐官に中国共産党の弾圧が「厳しい状況」と報告。~No.187 ㊸ 

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   ・   ・   {東山道美濃国・百姓の次男・栗山正博}・   
 日本の政治家や官僚は、相手(中国共産党)がいない所で口先で非人道的行為を厳しく批判・非難するが、相手を目の前にすると委縮して何も言えず沈黙し、場合によっては卑屈になって愛想笑いを浮かべ胡麻をする。
 日本には、建前として中国共産党批判をしても、本音は違って隠れ親中国派・媚中派が少なからず存在する。
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 2021年12月10日10:32 産経WEST「中国国内のモンゴル族弾圧「厳しい状況」19日に大阪で証言者集会
 中国共産党の軍服を着て敬礼のポーズを取るモンゴル族の子供たち(南モンゴルクリルタイ提供)
 人権問題などを理由に来年2~3月の北京冬季五輪パラリンピックに首脳や政府使節団が出席しない「外交的ボイコット」が各国で相次ぐ中、中国国内で漢民族への同化政策を強いられているモンゴル族の証言者集会が19日、大阪府枚方市の市民会館で開催される。地元議員らでつくる実行委員会は「人権弾圧のない世界の実現に向け、現状を知ってもらいたい」と広く参加を呼びかけている。
 証言者集会は、「南モンゴルクリルタイ(世界南モンゴル会議)」の関係者を招き開催。同会議は11月25日に国会内でも会合を開き、自民党の「南モンゴルを支援する議員連盟」の高市早苗会長が「政府・与党は中国政府に対し、主張すべきは主張し、具体的な行動を強く求めていく」とのメッセージを寄せた。
 同会議副会長で、19日に証言予定のオルホノド・ダイチンさん(55)は、内モンゴル自治区の赤峰市出身。21年前、留学のため来日したという。
 モンゴル族が通う学校に、中華民族の団結を訴える中国語のメッセージが取り付けられている(南モンゴルクリルタイ提供)
 ダイチンさんによると、同化政策が強まったのは昨年から。モンゴル族が多く住む地域の学校では、モンゴル語から中国語での教育に順次変更されたという。「民族の文化が奪われる」と、隣国のモンゴル国でも怒りの声が上がるが、ダイチンさんは「経済は中国に依存している。民間はともかく、モンゴル国政府は中国に強く物を言うことができない」と話す。
 当局は国内での抗議活動には強硬姿勢で臨んでいるといい、ダイチンさんは「1万人から1万5千人が施設に拘束され、威嚇や洗脳教育を受けた。非常に厳しい状況だ」と危機感を強めている。
 証言者集会は19日午後1時半開始。入場無料。問い合わせは実行委(072・846・5577)。」
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 2021年11月25日 産経新聞「中谷補佐官に弾圧実態報告へ 南モンゴル団体が方針
 中国の圧制に抗議する「南モンゴルクリルタイ」の会合=25日午後、参院議員会館(奥原慎平撮影)
 中国・内モンゴル自治区の出身者らでつくる「南モンゴルクリルタイ(世界南モンゴル会議)」は25日、国会内で会合を開き、中国当局による自治区での民族弾圧や在日モンゴル人への脅迫行為に関し、証言や映像を収集し、国際人権問題を担当する中谷元首相補佐官に報告する活動方針を決めた。岸田文雄政権が人権外交を進める上での一次資料とするのが狙い。
 自治区では昨年秋から小中学校の教科書でモンゴル語から標準中国語への変更が始まり、中国当局は登校拒否やデモ活動を行った人々を拘束している。国内のモンゴル人も中国当局者を名乗る人物から抗議活動への不参加を強要される事案が相次いでいるという。
 ドイツに亡命しているショブチョード・テムチルト会長はオンラインで会合に出席し、「中国は南モンゴルを侵略し、われわれはモンゴル語で教育を受ける権利も奪われた。自決権を勝ち取る道しか残されていない」と訴えた。
 自民党の「南モンゴルを支援する議員連盟」会長の高市早苗政調会長はメッセージを寄せ、「政府・与党は中国政府に対し、主張すべきは主張し、具体的な行動を強く求めていく。私は先頭に立つ覚悟だ」と強調した。
 会合では来年2月に開幕する北京冬季五輪の開催に抗議し、各国政府に「外交的ボイコット」を求めていく方針も決定した。」
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