⏱30:ー1ー移住してくる中国人富裕層は日本に溶け込む気は一切ナシ。~No.80No.81 

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 在日中国人は所詮は華僑で、現代の渡来人であって昔の帰化人ではない。
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 中国人富裕層や中国資本は、「金に糸目を付けず」金になりそうな日本の土地、建物、企業などを爆買いしている。
 何でも高額で買ってくれる中国人富裕層や中国資本を相手に、日本を切り売りする媚中派日本人が存在する。
 中国共産党は、媚中派日本人を利用して日本に対してステルス侵略を続けている。
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 2023年10月5日 MicrosoftStartニュース 現代ビジネス「日本に溶け込む気は一切ナシ…移住ラッシュの「シン・中国人富裕層」が「日本を捨てて帰る日」
 中国人富裕層が日本に移住するケースが年々増加している。前編記事「引越しパーティーは参加費770万円!「中国人の金持ち」が日本に続々と移住ラッシュしているワケ」では、パーティに親中派の国会議員を謝礼60万円で呼ぶなど、日本の庶民からは考えられない豪奢な暮らしぶりを紹介してきた。上海市出身で、40代前半の会社経営者・王鳴氏(仮名)は'22年秋、東京・港区内にある約2億円のタワーマンションに妻と娘の3人で引っ越してきた。運転手を月給45万円で雇った生活ほか、さまざまなケースを紹介しよう。
 「日本はコスパがいい」
 買い物は運転手に通訳してもらいながら、都内の百貨店に行き、日用品はネットで購入。ほかに、ミシュランの星つきレストランでの食べ歩きが趣味になっている。
「日本のミシュラン店は上海より安くて、おいしいので、ハマっています。日本はコスパがいい」
 もう一人、筆者の知人の中国人が紹介してくれたのは、内陸部の出身で、北京で事業を行っていた30代前半、独身の陳鳳氏(仮名)だ。
 陳氏が住むのは東京・新宿区内にあるタワマン。広さは200㎡で、そこをひとり占めしている。リビングからは富士山の絶景が望めるが、陳氏はほとんど家におらず、「日本百名山」の制覇を目指して、全国を歩き回る生活を送っている。
 © 現代ビジネス
 筆者の知人によれば、陳氏の資産は、数百億円以上はあるだろうという。どのように資産を築いたのかはいえないとのことだったが、以前は医療関係に従事していた。
 ブランド品への興味は一切なし。ルーティーンは早朝の瞑想と読書、ランニング、登山。唯一お金を使うところといえば、ミシュランの星つきレストランのシェフを引き連れて、漁船を貸し切り、釣った魚を料理してもらって食べることくらいだ。
 ちょっと凡人には理解できない優雅な独身ライフだが、いまの中国には、陳氏のように、ある事業で莫大な財産を築き上げ、30代で「余生」に入る人も少なくないという。
 彼らが日本に移り住む理由
 こうした優雅な生活を取材していて気づくのは、彼らは、日本に対する憧れや関心はあまりなく、日本人との接点もほとんどないという点だ。当然、日本語もできない。
 日本に対する一定の理解はあり、日本人に好意も持っているものの、努力して日本社会に入っていきたいと考えているわけではない。あくまでも、資産のリスクヘッジや保身のために、とりあえずの転居先として日本を選んだ人々である。
 筆者が長年取材してきた従来の在日中国人といえば、留学や仕事が目的で来日した人々が大半だった。彼らはアニメやモノづくりなど、日本の文化や経済、社会に憧れを持ち、日本語を習得した。日本企業で地道に働き、日本人と同じような金銭感覚、ライフスタイルで生活している人も多い。
 しかし、新たな富裕層移住者が日本を選ぶのは、日本の文化や伝統を好むからではなく、彼らにとって日本が「心地よい移住先」だからだ。前述の王鳴氏によれば、日本は距離的に近く、生活コストが安く、子どもが1人で外出しても安心、安全。
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 食事もおいしく、不動産も激安で、すべての面においてコスパがよいからだという。在日中国人も多いので、海外という感覚ではなく、「近場での選択肢のひとつ」という気軽な感覚だ。
 リッチで華やかな「シン・中国人富裕層」の驚くべき生活ぶりだが、そんな彼らに悩みはないのだろうか。
 母国への強烈な不安
 東京・上野で不動産業を営む中国人男性は、移住の手伝いをした後、彼らから意外な悩みを聞かされたという。それは「ヒマすぎる」という悩みだ。
 「引っ越し後、最初のうちは慌ただしくしているのですが、だんだんと飽きてしまうようです。その理由は、日本があまりにも静かで社会が整然としているから。刺激が少ないらしい。騒々しくて、いつ何が起きてもおかしくない中国から来ると、物足りないんでしょう」
 そこで、わざわざ遠方にあるホームセンターまで出かけて、クギなど大工道具を「少しだけ」買ってくる人もいるという。翌日に再び足りないものを少しだけ買いに行き、棚を作ったりするそうだ。
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 来日後、しばらくすると意外な不満が出てくるという移住者もいる。
 「中国、とくに上海や北京などは超便利社会です。お金があれば、指1本動かすだけ(スマホのアプリを押すだけ)で、右から左へ、何でもできます。
 子どもが宿題のノートを忘れたときも、アプリを使えば、業者が即座に家まで来て、学校にノートを届けるサービスがありますし、ドリンク1杯、バナナ1本、電池1個だって、30分以内に、ほとんど手数料なしで自宅に届けてくれます。
 「日本は不便すぎる」
 一方、日本では気温37度の猛暑でも、徒歩5分のコンビニまで自分で歩いて行かなければならない。5分も歩かなければ欲しいものが手に入らないなんて、不便すぎると思ってしまう」(都内在住の中国人富裕層の女性)
 何とも信じがたい不満だが、このように感じている富裕層は多い。しかし、それでも日本への移住を望む人が後を絶たないのは、彼らが中国共産党に対する恐怖心や不安を払拭できないからだ。前述の王鳴氏はいう。
 「多くの富裕層は、党の重要行事に積極的に参加して、熱心に『忠誠アピール』をしているのですが、党は会社内に潜む党員を使って我々のプライベートまで監視しているようで辟易します。別に悪いことはしていなくても、いつ、どんな理由で、見せしめ的な処分を受けるかわからない。対処のしようもない。そうした漠然とした不安が常に心にあるのです」
 中国では経済の低迷も深刻になっており、しばらくの間、それを避けたい富裕層の日本移住ラッシュは続きそうだ。
 だが一方で、彼らは移り気でもある。政治不安もない、安心して生活できる日本に住んでいながらも、不満はあるし、日本に溶け込む気もない。
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 前述の女性は「一定期間、日本に住んで養生したら、また戦場のような中国に戻るかもしれません。今後の中国情勢次第かな」と語る。
 新しい中国人移住者は、日本に大金を落とし、日本経済に貢献してくれる存在だが、はたして日本は彼らに「捨てられず」に済むだろうか。
 なかじま・けい/'67年、山梨県生まれ。北京大学、香港中文大学に留学。新聞記者を経てフリージャーナリストに。著書に、『中国人が日本を買う理由』(日経プレミアシリーズ)など
 週刊現代9月30日・10月7日合併号より
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