🎷115:─1─団塊の世代であるシニアよりZ世代の若い男性の方が「右傾化」している。~No.435No.436 

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   ・   ・   {東山道美濃国・百姓の次男・栗山正博}・  
 多数派であるZ世代の男女は、民族思考、親米派で保守を支持しリベラル左派を嫌っている。
 少数派である超難関校出の高学歴な若者は、グローバル思考、親中国派でリベラル左派を支持し保守が嫌いである。
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 安倍晋三元総理に対する、支持者には若い世代が多かったが、反対派にはおじさんやおばさんの世代が多かった。 
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 2024年2月8日 YAHOO!JAPANニュース クーリエ・ジャポン団塊の世代より若い男性のほうが「右傾化」 Z世代の男女間の溝が過去最大に
 若い男性が団塊の世代よりも保守的に?
 英国で実施された最近の世論調査で、Z世代の男性(16~29歳)が、団塊の世代の男性よりも高い割合で「フェミニズムが利益よりも害をもたらした」と信じている可能性を示唆する結果が出た。
 【画像】英語圏の右傾男子がハマるコンテンツって?
 そのように考える60歳以上の世代が13%だったのに対し、16~29歳の世代は16%だった。
 一般的に、若い世代のほうがフェミニズムに傾倒していると考えられていたが、同調査で「予想外」の結果がでたと英紙「ガーディアン」は報じている。
 また、この若い世代の男性の4人にひとりが「女性よりも男性であることのほうが難しい」と考えているという。
 さらに、数々の女性蔑視発言で知られる、英語圏では非常に認知度の高い男性インフルエンサーのアンドリュー・テートについて、5人にひとりが好意的であることもわかった。この傾向は、英国では「特に非白人の若い男性の間で顕著」だと、同紙は述べている。
 若い世代の一部の男性が保守的な価値観に傾倒しているのに対し、女性は一般的な認識通り、より進歩的な価値観に傾いている。つまり、Z世代の男女の価値観や政治観に大きな断裂が生まれている。
 英紙「フィナンシャル・タイムズ」によれば、たとえば18~30歳を対象とした米国の調査では、女性は男性に比べて30 パーセントポイントもリベラルである。ドイツでも同様の差があり、英国も25ポイント差だった。ポーランドでは昨年、18~21歳の男性のほぼ半数が極右政党を支持したが、同世代の若い女性ではわずか6分の1だった。
 この差は、他の上の世代よりも顕著で、「韓国、中国、チュニジアなどでも若い男性と女性の間で、過去最大の価値観の断裂が確認されている」という。
 この30歳以下の若い男女の価値観の溝は、ジェンダー観の枠にとどまらず、人種的正義や移民問題に関する立場にも影響を与えており、たとえば、「ドイツでは若い男性が積極的に右傾化しており、30代以下の世代は60歳以上の世代よりも移民に反対している」という。
男性はYouTube、女性はTikTok……
 女性の左傾化は、特に世界的に広がった7年前の#MeToo運動以降、たびたび報じられてきた。一方、男性の価値観には、女性ほどの大きな変化はなく、結果、男女間の溝はゆっくりと広がってきた。ところが、その間にZ世代の男性においては「積極的な右傾化」が生じていた。
 各紙によれば、この背景にある大きな要因のひとつは「ソーシャルメディアの影響」だ。
 スマートフォンソーシャルメディアの普及により、若い男女が別々のまったく異なるオンラインスペースで生活をする時間が長くなっていることは、この溝をさらに深めている。
 米紙「ニューヨーク・タイムズ」は、「男性はより多くの時間をYouTubeに費やし、女性はTikTokに費やしている」「(この違いは)Z世代の男女をまったく異なる価値観へと導く」と指摘している。
 価値観のギャップの増大傾向は一時的なものではなく、その後も続き、修復不可能な社会の分断に繋がる可能性があると懸念されている。
 たとえば、若い男女の価値観が断裂した際に何が起きうるかを示しているのが韓国だとフィナンシャル・タイムズは述べている。
 結婚率は急落し、急激に低下した出生率は世界最低となっている。
 若者の政治参加率は、多くの国で低い傾向があり、若者の意見が無視されることは多い。しかし、「このギャップは次世代にも波紋を残し、投票数以上の影響を与える可能性がある」と、同紙は締めくくっている。
COURRiER Japon
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