🚩24¦─7─解体業を浸食する中国資本。~No.174  

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 2023年4月14日 MicrosoftStartニュース J-CASTニュース「「中国語でまくしたて」解体業者と騒音・臭いの住民被害 通訳連れて直撃取材の結果(めざまし8)
 西岡孝洋アナが「千葉県のある解体業者を取材した際に、取材陣が水をかけられたという映像です」と切り出し、「この業者、たび重なる行政指導を受けていながら無視を続けていました。独自取材です」と伝えた。13日(2023年4月)の「めざまし8」。
 「中国語でまくしたて」解体業者と騒音・臭いの住民被害 通訳連れて直撃取材の結果(めざまし8)
 © J-CASTニュース
 壁の向こう側にある業者の建物を映したその映像では、業者が中国語でまくしたて、取材陣に向かって1度2度と水をまき始めた。この建物があるのは、車の解体などを行う通称『ヤード』と呼ばれる施設。近所の住民によると、騒音は朝7時~夜10時ごろまで15時間続くだけでなく、洗濯ものには埃がつき、魚が腐ったようなニオイもあるという。重機が行動を塞ぎ、通行できなくなることもあるうえ、過去には大規模な火災を起こしてもいる。こうした状況に、千葉市は改善命令を出しており、今日4月13日がその期限となる。
 行政は刑事告発も検討
 この解体業者は2018年に営業を始めたという。ホームページを見ると「鉄・銅・アルミの輸出入、卸売り」をしているとある。近隣住民の訴えは「騒音。うるさくてテレビも聞こえない」「振動。台所が揺れる。寝ていても揺れを感じる」というもの。条例では日中は55デシベル以下と定められているが、実測すると60デシベル超。75デシベルに達することもある。隣接するホテルは「3部屋はヤードの真横にあり、客室としては使えない状態」と訴える。住民が抗議に行っても「日本語がわからない」と暖簾に腕押し状態だという。
 千葉市はこれまで20回以上の立ち入り調査を行い、「再生資源物の屋外保管に関する条例に基づく改善命令」を出しているが、場内通路上に囲いのない状態で資源を保管、火災予防条例違反、許可なくトイレや食堂などの施設を設置している点などの改善を命じているが、改善されておらず、刑事告発も検討しているという。
 めざまし8では中国語の通訳を連れて直撃取材をしたところ、対応した従業員は「知らないよ! 本社に聞いてくれ」と答えた。そこで四街道市にある本社に尋ねると、「上のものがやっている。担当は海外出張中でいない」と答えた。
 廃棄物問題に詳しい猿倉健司弁護士は「私有地のため行政の監視が届かず、住民とのトラブルの温床になる。中国へのリサイクル品の輸出が増えたことでスクラップヤードは増加している」と指摘する。
 司会の谷原章介は「スクラップにしたものを仕分けして、資源として中国に輸出していることが今回の問題の一端になっているんでしょうかね」とコメント。
 ジャーナリストの岩田明子は「平成21(2009)年ごろに違法ヤードの問題が社会問題化されて、一斉摘発され、そのあと条例もたくさんできた。当時は中古車が中国で人気で解体が多かったが、今回は金属スクラップです。行政が対応してもなかなか言うことを聞いてくれないケースもあり、条例だけではなく外為法関税法などをつかって対処していかないと、軍事転用できる物質が輸出されることも起こりうる」と指摘。
 フジテレビ解説委員の風間晋は「自治体としては、すでにある法律に基づいて行わなければならないので、限界がある。改善したとしても、法規制とのイタチごっこみたいな形になりやすいのが現状。これだけの廃棄物が出てしまう廃棄物生産社会を見直していかないといけないのかもしれません」と訴えた。
 谷原は「こういったヤードが資源を再利用するためには必要なのは間違いないですが、ルールは守ってほしいですね」とコメント。
 実業家の大空幸星は「外国人労働者が会社の寮などでコミュニティを作り、共同生活することで孤立してしまうケースがよく見られますが、そうなると地域の人が迷惑していることを考える暇がない状態になってしまう。彼らを地域に馴染ませるアプローチの仕方も必要かもしれないですね」と指摘した。
 (バルバス)
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