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・ ・ {東山道・美濃国・百姓の次男・栗山正博}・
中国共産党は共産主義、中国軍は孫子の兵法から勝利の為に、平気で約束を破り、嘘をつき人を騙して信用できない。
中国軍や海民兵の行動には、必ず後ろに反日意図が隠されている。
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日中友好で、日本は国際法的対等関係を望んでいるが、中国共産党は儒教的上下関係しか許してはいない。
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中国共産党は、日本と話し合いで解決しようという意思はない。
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日本の国益と日本国民の安全を守る為の対中外交は、暗殺された新保守の安倍晋三元総理の外交しかない。
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歴史的事実として、エセ保守とリベラル左派が求めている話し合いによる平和外交は無意味である。
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2024年8月28日 MicrosoftStartニュース TBS NEWS「二階氏、中国側に領空侵犯での日本の立場伝える 日中友好議連会長として訪中
© TBS NEWS DIG_Microsoft
中国を訪れている自民党の二階元幹事長は、中国軍機が領空侵犯したことについて中国側に日本の立場を伝えました。超党派の国会議員で作る「日中友好議員連盟」の議員らは27日、中国の北京を訪問しました。
議連の会長を務める自民党の二階俊博元幹事長は27日夜、中国共産党の対外交流を担う「中央対外連絡部」の劉建超部長と会談し、この場で、中国軍機による領空侵犯や日本産水産物の輸入規制の問題などについて日本側の立場を伝えたということです。
一方で二階氏は、「課題があるからこそ、直接の意思疎通が重要である」と述べ、今回の議連の訪中を、日本と中国の間に横たわる懸案の解決につなげていきたい考えを示しました。
二階氏らは29日までの滞在中、王毅外相らと会談し、水産物の輸入規制のほか、日本人の拘束やビザ免除措置の再開などについて議論することにしています。
関連するビデオ: 自民・二階氏ら日中友好議連が5年ぶり訪中へ (テレ朝news)
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8月28日 MicrosoftStartニュース 朝日新聞デジタル「二階氏、中国序列3位の趙楽際氏と会談 領空侵犯に「遺憾の意」
28日、北京の人民大会堂で、趙楽際・全人代常務委員長(右)と握手を交わす日中友好議連の二階俊博会長=代表撮影
© 朝日新聞社
中国を訪問している自民党の二階俊博元幹事長は28日、北京の人民大会堂で中国共産党序列3位の趙楽際(チャオローチー)・全国人民代表大会常務委員長と会談した。二階氏は中国軍機による領空侵犯について遺憾の意を表明し、再発防止を求めた。
【写真】「日中外交は熱がなければ動かない」 水面下の交渉、乏しい成果
これに対し趙氏は、「日本の領空を侵犯する意図はない。当局間で適切に意思疎通がなされることを期待する」と述べたという。同行筋によると、その他の具体的な説明はなく、依然中国側の真意は不明だ。
会談では日中間で懸案になっている日本人のビザ免除再開や日本産水産物の禁輸撤廃についても要望。趙氏は、ビザ免除再開について「各界からの要望は留意し、重視している」と応じた。二階氏周辺からは「言い方が変わってきている」として、前進したとの受け止めもある。
日中間ではコロナ禍以降停滞していた政党間交流が活発化しつつあり、二階氏が会長を務める超党派の「日中友好議員連盟」の訪中団も27日から北京を訪れている。同議連は日中間の課題について政府同士の議論を後押しする狙いがある。ただ、自民党総裁選を控えるなか、中国側には解決に向けて積極的に動く機運は乏しい。(北京=井上亮)
関連するビデオ: 【解説】中国軍機初の領空侵犯 なぜ今…中国の狙いは? (日テレNEWS NNN)
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8月28日 MicrosoftStartニュース スポニチアネックス「フィフィ「え、まだ日中友好とかほざいてる政治家がいるの!?日本の領空を侵犯してるのに?」
© (C) スポーツニッポン新聞社
エジプト出身のタレント、フィフィ(48)が28日、自身のSNSを更新し、日中関係について私見をつづった。
フィフィは「え、まだ日中友好とかほざいてる政治家がいるの!?日本の領空を侵犯してるのに?」と投稿した。
防衛省によると、中国軍のY9情報収集機1機は26日午前に領空侵犯した。当初は男女群島の南東側で旋回。侵犯を経て、領空の外で複数回の旋回の後、中国大陸方面に飛行した。航空自衛隊の戦闘機が緊急発進(スクランブル)して対応した。
一方、超党派の日中友好議員連盟の二階俊博会長(自民党元幹事長)らは28日、中国共産党序列3位で国会議長に相当する趙楽際・全国人民代表大会(全人代)常務委員長と北京の人民大会堂で会談した。新型コロナウイルスの流行で停止している日本人への短期滞在査証(ビザ)免除の早期再開を要請した。会談には議連事務局長を務める自民の小渕優子選対委員長や、二階氏に近い森山裕総務会長が同席した。28日午後には王毅外相と面会する。
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8月28年 MicrosoftStartニュース Reuters「中国の領空侵犯、日本への「警鐘」=米下院中国特別委員長
Tim Kelly によるス
8月29日、米下院中国特別委員会のジョン・モーレナー委員長は28日、訪問先の東京でインタビューに応じ、中国軍機による日本領空侵犯は中国指導部の攻撃的な性質について日本政府に「警鐘」を鳴らすものとの認識を示した。写真は日本と中国の国旗。2022年7月撮影(2024年 ロイター/Dado Ruvic)
© Thomson Reuters
[東京 29日 ロイター] - 米下院中国特別委員会のジョン・モーレナー委員長は28日、訪問先の東京でインタビューに応じ、中国軍機による日本領空侵犯は中国指導部の攻撃的な性質について日本政府に「警鐘」を鳴らすものとの認識を示した。
日本の防衛省は26日、中国軍のYー9情報収集機が長崎県男女群島沖の領海上空を侵犯したと発表。これについて中国外務省の林剣報道官は27日の定例会見で、関連部署が状況の把握に努めていると述べた。
モーレナー氏は「ここ数年は中国の非常に変わった姿を目にしてきた。問題は将来的な侵略や有害な活動を抑止する最善の方法は何かということだ」と述べた。
同氏を含む中国特別委の代表団は日本訪問で斎藤健経済産業相と会談し、岸田文雄首相とも面会する。
関連するビデオ: 【解説】中国軍機 初「領空侵犯」 狙いは? 考えられる2つの可能性 (日テレNEWS NNN)
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8月29日 YAHOO!JAPANニュース JIJI.COM 時事通信「立民、対中交流を強化 北京で共産党幹部と会談
中国共産党の石泰峰・中央統一戦線工作部長(右)と握手する立憲民主党の岡田克也幹事長=29日、北京の人民大会堂(代表撮影・時事)
29日、中国共産党幹部と会談後、北京市内で記者団の取材に応じる立憲民主党の岡田克也幹事長
【北京時事】立憲民主党の岡田克也幹事長ら訪中団は29日、中国共産党で党外交を担う劉建超・中央対外連絡部長と北京市内で会談した。会談では、政党間交流の促進に向けた覚書を締結。若手議員らの相互訪問を進めることなどを確認した。
野田元首相が出馬表明 「政権奪還へ道筋」―立民代表選
訪中団は会談で、中国軍機の日本領空侵犯に関し、中国側が「侵犯する意図はない」と説明したことは「一歩前進だ」と評価。事実関係の解明と説明が依然重要だと強調した。このほか、邦人拘束への懸念や短期ビザ免除の早期再開に言及。台湾問題も話題に上った。
岡田氏は会談後、人的交流が薄れる中で「われわれが(交流を)担っていかなければならない」と記者団に語った。
立民訪中団は27日に北京入りし、29日には石泰峰・党中央統一戦線工作部長とも会談。この後広東省深セン市を視察し、30日に帰国する。
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8月29日 MicrosoftStartニュース FNNプライムオンライン「二階氏、中国・王毅外相と会談 若い世代の交流「日中間で修学旅行を推進」日本産水産物の輸入停止「進展がないと…」
© FNNプライムオンライン
中国を訪問している超党派の日中友好議員連盟の二階俊博会長らは、北京市で王毅政治局委員兼外相と会談しました。
8月27日から中国を訪れている日中友好議員連盟の二階俊博会長は、北京の釣魚台迎賓館で王毅政治局委員兼外相と会談しました。
会談で王毅氏は、処理水の問題について「良い話し合いができているとの報告を受けている」と語り、日本産水産物の輸入停止については「進展がないと見通しが立たない」と述べました。
また、「台湾有事は日本有事という言葉があるが、台湾は中国の一部で内政問題だ」と改めて中国側の認識を示しました。
一方、日本側は中国軍機による領空侵犯事案や邦人の拘束問題などについて懸念を伝えました。
その上で二階(にかい)会長は、若い世代の交流が重要だとして、日中間で修学旅行を推進していくことを提案し、王毅氏も賛同したということです。
関連するビデオ: 日中議連、中国共産党・序列3位の趙楽際氏と会談 “領空侵犯”再発防止求める (テレ朝news)
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8月27日 YAHOO!JAPANニュース 夕刊フジ「収まらないNHK放送テロ問題、山田宏参院議員「総裁選でも争点にすべきでは」 国と相反する尖閣諸島や慰安婦の主張発信
NHKへの批判が拡大し続けている
NHKのラジオ国際放送の中国語ニュースで、原稿読み上げを担当する中国籍の外部スタッフが、沖縄県石垣市の尖閣諸島を「中国の領土」などと発言した「放送テロ」問題が収まらない。動機や経緯の解明は不可欠で、巨額の国費が投じられたNHKの体制自体も問われる。自民党の山田宏参院議員は、重大な問題点と公共放送のあり方を追及すべきだという。
【画像】尖閣諸島を日本領と記した海外の地図
「(今回の事案は)NHKの体質を如実に反映した」「全貌を一気に発表せず、昔の役所のような対応でコンプライアンス上許せない。旧態依然で透明度の低い企業体質を持っている」
山田氏はこう憤る。
問題の放送は、NHKの短波ラジオと衛星ラジオの国際放送、ラジオ第2放送で19日午後1時過ぎから放送した中国語ニュース番組で起きた。40代の中国籍の男性外部スタッフが、原稿にない独自の主張を約20秒間繰り広げたのだ。
NHKは当初、中国語で「釣魚島(尖閣諸島の中国名)と付属の島は古来から中国の領土です」と発言したと公表していた。稲葉延雄会長が22日、自民党情報通信戦略調査会に呼ばれて、英語で「南京大虐殺を忘れるな。慰安婦を忘れるな。彼女(慰安婦)らが戦時の性奴隷だった。731部隊を忘れるな」などと発信していたことも明らかにした。
日本政府は慰安婦について、「性奴隷」という表現は事実に反しており、使用すべきではないとの公式見解を示している。
山田氏は23日午後のXで、《NHK国際ラジオ放送では、「慰安婦」をずっと「SEX SLAVE(性奴隷)」と報道し続けていることは、杉田水脈議員も私も国会で追及してきた》と投稿して注目を集めた。夕刊フジの取材に次のように語った。
「(NHKが)中国大陸や朝鮮半島に関わる問題などについて、わが国の立場と相反する主張を色濃く出す部分があることを指摘してきた。慰安婦が問題になっているときも、NHKの英語のラジオ放送はずっと、慰安婦を『SEX SLAVE』と言っている。『反日』の岩盤があるのだろう」
問われるのは、多額の税金が投じられている公共放送としてのあり方だ。NHKの2024年度の「収支予算と事業計画の説明資料」によると、同年度の国際放送交付金のうち、ラジオは約9億6000万円となっている。
山田氏は「世界に発信しており、日本の姿勢を正しく報道しなければならないが、巨大なNHKで国際放送はチェックが効きにくい。民間に委託すれば、さまざまな思想や国籍の人が入る危険性もある。国際放送は現在のNHKから切り離して国直轄にすべきだ。自民党総裁選でも、今回の事案を踏まえて争点にすべきではないか。来年度の予算を決める今後の国会でも課題にする」と語った。
【放送法第4条】
放送事業者は、国内放送及び内外放送(以下「国内放送等」という)の放送番組の編集に当たつては、次の各号の定めるところによらなければならない。
①公安及び善良な風俗を害しないこと。
②政治的に公平であること。
③報道は事実をまげないですること。
④意見が対立している問題については、できるだけ多くの角度から論点を明らかにすること。
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8月28日 YAHOO!JAPANニュース プレジデントオンライン「 落書きするだけで簡単に「英雄」になれる…中国人が靖国神社で「愛国チャレンジ」という犯罪に手を染める理由
中国SNSより
東京・九段下の靖国神社で、入り口にある石柱と台座に落書きされているのが見つかった。「トイレ」を意味する中国語に似た字やアルファベットが書かれていたという。ノンフィクションライターの西谷格さんは「訪日中国人による落書き事件はこれまでも繰り返し起きてきた。何の努力や才能も必要なく、成功すれば中国で『英雄』として迎え入れられる。中国人にとって最小のコストで巨大なリターンが得られる極めて『お得なチャレンジ』になってしまった」という――。
【写真】中国には入口に「靖国神社」と書かれたトイレがある
■中国SNS上では賞賛の嵐
靖国神社が、再び落書きされてしまった。19日午前3時50分頃、境内の石柱に落書きがあるのを神社職員が見つけ、110番した。落書きには黒いフェルトペンが使われ、画像を見ると
「厠所(トイレ)」
「狗屎(犬のクソ)」
「軍国主義 去死(軍国主義は死ね)」
と中国の簡体字で書いてあるように読める。靖国神社では5月にも同じ石柱に赤い塗料で中国人の男2人に「toilet」と落書きされたばかり。5月の事件同様、今回も落書きをしたと見られる人物はすでに中国に向けて出国したという。
「愛国チャレンジ」とでも呼ぶべき犯罪行為だが、中国のSNS「微博(ウェイボー)」を見ると前回同様、落書き犯への賞賛の声で埋め尽くされている。
「勇気があって尊敬する!」
「素晴らしいと言わざるを得ない」
「まさに英雄」
といったストレートな誉め言葉がまず目に止まる。
「素晴らしい! またやろう」
「落書きは簡単に消せるから、今度はノミで彫刻してやろう」
「毎日1回、あるいは毎週1回落書きをして、常に清掃中の状態にしてやろう」
といったさらなる犯行を期待するものや、
「便所に便所って書いただけじゃねえか」
「落書きではなく、正しい名称に『訂正』しただけです」
「小日本よ、そんなにカリカリすんな。作品のオリジリティーを尊重していただきたい」
など、落書きなんて大した問題ではないとあざ笑うようなコメントも目立つ。
■「自作自演では?」「過ぎたことは根に持つな」
このほか、日本が戦後70年談話などで語ったことを、逆手に取るようなものもあった。
「日本人には未来志向の関係を目指してほしい。落書きはもう過ぎたことなんだから、過去のことを根に持たないでくれ」
「民族間の恨みつらみを根に持たないでいただきたい。昨日の出来事によって今日の中国人を責め立ててはいけない」
戦後70年談話で安倍晋三首相(当時)は「あの戦争には何ら関わりのない、私たちの子や孫、そしてその先の世代の子どもたちに、謝罪を続ける宿命を背負わせてはなりません」と語っている。起こった事象も時間的スケールもまったく異なるが、すでに時効が成立していると言いたいようだ。
このほか、
「これ、日本人が自作自演で落書きして、善良な中国人にその罪を着せようとしているんじゃないのか?」
という中国人は無関係との説を唱えるものもあった。
「なぜ靖国神社が落書きの対象となるのか、日本はよく考えなくてはいけない」
という意見も根強い。
■中国政府は犯罪行為には知らぬふり
5月に落書き事件が起きたあと、中国外務省は記者会見で次のように語った。
「報道については承知している。靖国神社は対外的に侵略戦争を発動した日本軍国主義の精神的な象徴である。侵略の歴史について日本は直視と反省を行い、正しい態度と認識を忠実に守らなくてはならない。実際の行動によってアジアの隣国や国際社会の信頼を得ていかなくてはいけない」
靖国神社や日本政府への批判を長々と語ったあと、落書きについては付け足し程度にこう指摘した。
「外国にいる中国人においては現地の法律を守りながら、要求を理性的に表現するよう促していきたい」
落書きに関与したとみられる中国人については特定され警視庁公安部が指名手配している。実行犯の男については中国当局が中国国内で起きた別件で拘束したが、日本側に身柄を引き渡す可能性は低いだろう。
■「靖国トイレ」という中傷は前からあった
中国語で「社(シャア)」と「厠(ツァア)」は韻を踏んでいるため、中国国内では以前から靖国神社を「靖国神厠(靖国トイレ)」と文字って批判する言説が広まっていた。
少なくとも、筆者が2014年に取材した時点では、中国各地の飲食店やショッピングセンターのトイレ入り口に「靖国神厠」と書かれた看板を掲げたものが確認できた。
中国政府はこれまで一貫して靖国神社への批判を続けており、中国国内では「靖国神社=悪の組織」といった図式が出来上がっている。これまで靖国神社をさんざん批判してきた以上、落書き犯を罰することは中国にはできないだろう。言い換えれば、靖国神社への落書きは中国政府としても黙認せざるを得ないし、中国世論では圧倒的な賞賛で迎えられる。
なぜこうした現象が起きるのか。近代以降、中国国内で連綿と続いてきた反日感情や90年代以降のいわゆる反日教育が背景にあるのは間違いないが、筆者にはそれだけが原因とも思えない。以下、思いつくままに列挙する。
■低迷する中国経済への不満のはけ口に
来日中国人のレベルの低下
落書きをした中国人と見られる男がどのようなビザで来日したのかは不明だが、中国人による「爆買い」がブームとなった2014年頃から現在に至るまで、中国人に対する観光ビザの要件は、所得条件などの面で緩和の傾向が続いている。
日本が「観光立国」を掲げている以上やむを得ないのかもしれないが、入国しやすくなれば、それだけレベルの低い人間も入りやすくなる。日本への中国人留学生の質についても、基本的には低下傾向にあると言われている。日本の国力が低下していることとも、相関関係にあるのかもしれない。
中国経済の低迷
2021年に不動産開発大手の恒大集団の経営危機が表面化して以降、中国経済は低迷が続いている。今年の大卒内定率は5割を下回っており、就職難が常態化している。将来に対して絶望感を抱く若者が水面化で増えていると考えられ、そうした者たちがやぶれかぶれの行動を取ってもおかしくない。反社会的な行動はさまざまな選択肢があるが、そのなかで靖国神社への落書きはもっとも安全で満足度の高い行為と言える。
■何の努力もせずとも「英雄」になれる
迷惑系ユーチューバーによる再生数稼ぎ
5月の事件はこの要素が大きかったようだが、靖国神社に落書きをして帰国すれば、中国では一夜にして“英雄”になれる。何の努力も才能も必要とせず、わずかばかりの蛮勇を奮いさえすれば英雄となって莫大な再生数を稼げるのなら、やらない手はないだろう。
こうして考えると、靖国神社への落書きは最小のコストで巨大なリターンが得られる(かもしれない)極めてお得なチャレンジということになる。万が一日本国内で逮捕されても、器物損壊なら最高でも懲役3年。人生に絶望して自殺を考えていたような人間にとっては、どうということもないだろう。
かたや日本人は製薬会社の駐在員がよくわからない理由で1年以上拘束され続けているというのに、中国人による犯罪行為は結果的に無罪放免となっている。
■「政治家の靖国参拝は軍国主義を想起」
8月15日には岸田文雄首相が靖国神社に玉串料を奉納したほか、3人の閣僚が参拝した。中国外務省は会見で、以下のように発言したばかりだった。
「79年前の今日、日本は『ポツダム宣言』を受諾し無条件降伏した。中国人は世界の人々とともに日本軍国主義の侵略者とファシズムを打ち負かした。正義が悪に勝利し、光は闇に勝利した。進歩主義が反動主義に打ち勝つという偉大な勝利だった。この歴史は国際社会において永遠に記憶される価値のあるものだ」
続いて、お決まりのフレーズで靖国神社を強く批判した。
「靖国神社は日本軍国主義が対外的に侵略戦争を発動した際の精神的な手段であり象徴であり、A級戦犯もまつられている。日本の一部の政治家が靖国神社について取っている行為は、日本が歴史問題について間違った態度を取っていることを改めて示している。中国は日本に対して厳粛に申し出を行い、厳正な立場を表明している」
■中国人による落書きは今後も続くだろう
靖国神社のA級戦犯合祀(ごうし)については、かつて昭和天皇も不快感を示しており、安倍晋三元首相も分祀できないか模索していたという。こうした背景を踏まえて考えると、中国側の主張にも一定の理があると筆者には感じられる。落書きは言語道断だが、「A級戦犯を合祀しないでくれ」という訴えは、それなりに理解できる。
とはいえ、ここまでこじれてしまった靖国問題は、そう簡単に解決できるとも思えない。仮にA級戦犯を分祀したとしても問題が完全解決するかどうかは定かではなく、靖国神社をめぐる日中間の応酬は今後も半永久的に続くことになりそうだ。
なお、靖国神社は「分祀は不可能」と主張しているが、宗教学的な知見を整理すれば、分祀の方法を模索することは可能なのではなかろうか。神道において「供養先の移転」や「墓じまい」ができるなら、分祀もできそうに思える。
ともあれ前提状況が変わらない以上、中国人による靖国神社への落書きは、今後も続く可能性が高いだろう。対策としては、監視カメラを増やしたり警備員を24時間体制で常駐させたりするぐらいしかないのかもしれない。
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西谷 格(にしたに・ただす)
フリーライター
1981年、神奈川県生まれ。早稲田大学社会科学部卒。地方新聞の記者を経て、フリーランスとして活動。2009年に上海に移住、2015年まで現地から中国の現状をレポートした。主な著書に『この手紙、とどけ! 106歳の日本人教師が88歳の台湾人生徒と再会するまで』『中国人は雑巾と布巾の区別ができない』『上海裏の歩き方』、訳書に『台湾レトロ建築案内』など。
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8月28日 YAHOO!JAPANニュース 文化放送「中国の軍用機が初の領空侵犯 日本への強気な姿勢に要警戒
8月27日の「おはよう寺ちゃん」(文化放送)では、火曜コメンテーターで上武大学教授の田中秀臣氏と番組パーソナリティーの寺島尚正アナウンサーが、中国の軍用機による初の領空侵犯について意見を交わした。
NHKの国際放送の問題で日本が中国に警戒モードのなか……
防衛省は8月26日、中国軍の情報収集機「Y9」1機が同日午前11時29分から約2分間、長崎県・男女群島沖の領空を侵犯したため、航空自衛隊の戦闘機が緊急発進(スクランブル)したと発表した。防衛省が中国の軍用機による領空侵犯を確認し、公表するのは初めて。
Y9が領空侵犯する前に、空自の戦闘機が緊急発進して、Y9に対し領空に接近しすぎていると通告した。だが、そのまま領空に侵入したため、退去するように警告した。
(寺島アナ)「中国の軍用機による領空の侵犯が初確認されたということですが、田中さん、これは由々しき事態ですね」
(田中氏)「前代未聞といいますか、中国側のこういった動きというのは、一説には“中国軍のなかに日本に対して強気に出なければいけない”と言われている風潮があると言われていますから。こういったことが常態化するとは考えにくいですが、何が起こるか分かりませんからね。不思議なことにNHKの国際放送の問題とか、それに対して日本国内の世論が中国に対して警戒モードになっている中でこのような動きがあるということも無縁には思えない気がしますよね」
(寺島アナ)「そうですよね」
(田中氏)「あまりこういうことを言いすぎると“陰謀だ!”と言う人もいますけど、実際に“諜報活動みたいなものを民間が協力するように”っていう中国の『国家情報法』とかありますからね。そういった存在も考えれば、こういった軍の行動も、ただの跳ねあがりがやったとは思えない節もあるので要警戒ですよね」
(寺島アナ)「日本国全体を慌てさせるような、揺さぶりをかけているんじゃないか? といかね」
(田中氏)「ちょうど今は自民党が総裁選やっていますから、政治的な空白っぽい状況になっているじゃないですか。そういったことを考えると、非常に嫌ですよね。林官房長官も“遺憾砲”ばっかりやってないで、今後何度かこれを繰り返すような、中国のサラミ戦術ってあるじゃないですか?」
(寺島アナ)「ありますね。薄く薄く近づいてくる、っていうね」
(田中氏)「結局、尖閣諸島の領海だって何回も何回も侵犯して、常態化はしてないけどそれに近い状況になってしまっているわけですよね? それが今度は領空でこういったことが続くことになれば、これは本当にまずいと思いますよ」
〈出典〉
中国軍機が初の領空侵犯、長崎・男女群島沖で約2分間…空自の戦闘機がスクランブルし警告 |読売新聞 (https://www.yomiuri.co.jp/politics/20240826-OYT1T50163/)
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8月29日 YAHOO!JAPANニュース 夕刊フジ「日中議連が訪中、二階元幹事長が領空侵犯の中国に〝遺憾砲〟も効果なし 台湾問題では逆ギレされ、完全になめられている感
二階元幹事長
超党派でつくる日中友好議員連盟の二階俊博会長(自民党元幹事長)らは28日、中国・北京で、中国共産党序列3位の趙楽際・全国人民代表大会(全人代)常務委員長(国会議長に相当)や、王毅共産党政治局員兼外相らと会談した。二階氏が中国軍機による領空侵犯に遺憾の意を表明して再発防止を強く求めたのに対し、趙氏は意図的ではなかったと説明した。議連は習近平国家主席との会談を模索していたが実現せず、台湾問題では王氏に中国の主張を突きつけられた。議連の「遺憾砲」外交に識者は厳しい見方を示す。
【写真】小泉進次郎氏「中国は5倍濃度の処理水を流している」
「〝日中友好の功労者〟ともいえる二階氏が訪中したにもかかわらず、趙氏や王氏らとの面会しかできなかったのは、格下扱いされており、軽くあしらわれている印象がある。『遺憾』『厳重抗議』などと伝えたところで、中国は『あっ、そう』程度にしか思っていないだろう」
中国事情に詳しい評論家の宮崎正弘氏はこう指摘した。
日中間には、懸案事項が多々ある。東京電力福島第1原発の処理水放出を受けた日本産水産物の輸入停止や、中国で拘束されたアステラス製薬社員の起訴などの〝反日暴挙〟に対し、議連には懸案解決に向けた人脈・手腕が注目されていた。
趙氏との会談では、日本産水産物の輸入停止措置も話題となったが、趙氏は従来の中国の立場を述べるにとどまった。新型コロナウイルスの流行で停止している日本人への短期滞在査証(ビザ)免除の早期再開についても、趙氏は「日本の各界の要望については尊重し、重視している」と応じるだけだった。
議連の訪中前日に発生した中国軍機による領空侵犯という重大事案にも、中国外務省の林剣副報道局長は28日、「中国軍機はいかなる国の領空にも侵入するつもりはない」と前日の説明を繰り返した。
逆に、王氏は会談で、日本や台湾で「台湾有事は日本有事」との主張があることに触れ、「台湾は中国の一部で、内政問題だ。中国の国民感情を傷つける言葉だ」などと批判をぶつけてきた。
完全になめられている感が強いが、どうすべきか。
前出の宮崎氏は「一連の不埒(ふらち)な行為に対し、『報復措置をとる』などと明確な抗議の姿勢をみせなければ、今後も中国になめられ続けるだろう。今回の領空侵犯を機に、日本に駐在する中国大使館の関係者などを『ペルソナ・ノン・グラータ(好ましからざる人物)』に指定して、複数人規模で国外退去を通告することも考えるべきではないか」と話した。
【日中間の主な懸案事項】
・原発処理水海洋放出を受けた日本産水産物の輸入停止
・スパイ容疑などでの相次ぐ日本人拘束
・日本のEEZ(排他的経済水域)内での海上ブイ設置
・日本周辺での中国の軍事活動活発化
・沖縄県・尖閣諸島周辺海域への中国海警局船侵入
・日本人短期渡航のビザ措置
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