🌪18¦─4・B─国防総省報道官「日本の尖閣諸島主権支持」撤回。~No.87 

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   ・   ・   {東山道美濃国・百姓の次男・栗山正博}・    
 2021年2月27日11:40 産経新聞国防総省報道官「日本の尖閣諸島主権支持」撤回
 尖閣諸島を含む東シナ海上空=沖縄・尖閣諸島鈴木健児撮影)
 【ワシントン=黒瀬悦成】米国防総省のカービー報道官は26日の記者会見で、「尖閣諸島沖縄県石垣市)の主権に関する日本の立場を支持する」とした23日の記者会見での自身の発言について「訂正したい。尖閣諸島の主権をめぐる米政府の方針に変わりはない」と述べた。
 カービー氏は「日米首脳による電話会談などで確認された通り、日米安全保障条約第5条に基づく、尖閣諸島を含む日本の防衛に対する米国の関与は揺るぎない」と強調。また、「一方的な現状変更を図ろうとする全ての行動に反対する」とも述べ、尖閣諸島周辺の日本の領海への侵入を繰り返す中国を牽制(けんせい)した。
 同氏はその上で「誤りを遺憾に思う。混乱を招いたことを謝罪する」とした。
 米政府は尖閣諸島について、日本の施政権を認めているものの日本領とは明言せず、主権に関しても特定の立場を取っていない。
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 2月28日10:44 MicrosoftNews 読売新聞「米国防総省報道官、沖縄県尖閣諸島の「主権を巡る政策に変更はない」
 【ワシントン=田島大志】米国防総省のジョン・カービー報道官は26日の記者会見で、沖縄県尖閣諸島について「主権を巡る米国の政策に変更はない」と述べた。カービー氏は23日に「日本の主権を支持している」と発言していたが、「私の間違いで混乱を招いた」として軌道修正した。
 これまで米国は日本の施政権を認めつつ、主権については特定の立場を取らない姿勢を取ってきた。
 カービー氏は、尖閣諸島は対日防衛義務を定めた日米安全保障条約5条の適用対象だと改めて表明し、「現状変更を目指すいかなる一方的な行動にも反対する」とも強調した。」
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 3月2日 産経新聞「「米国は日本側に立つ」 岸防衛相、尖閣主権で火消し
 尖閣諸島。手前から南小島、北小島、魚釣島沖縄県石垣市鈴木健児撮影)
 岸信夫防衛相は2日の記者会見で、中国公船が領海侵入を繰り返す尖閣諸島沖縄県石垣市)の日本の主権に関し「米国は日本の立場を十分に理解し、わが国の立場に立って連携してもらえる」との認識を示した。尖閣に関する日本の主権を支持するとした自らの発言を訂正したカービー米国防総省報道官の対応を受け、火消しを図った形だ。
 尖閣諸島日米安全保障条約第5条の適用対象だと日米間で繰り返し確認しているが、米国は主権について特定の立場を取らないとの考え。カービー氏も訂正後、この原則に戻った。
 安保条約の適用は尖閣が日本の施政権下にある必要があるため、日本側に「中国に施政権を崩されれば、安保条約が適用されない」との懸念がある。会見で岸氏は「尖閣を防衛する米国の関与は揺るぎない」と強調した。
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